二次創作小説(紙ほか)
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- デュエル・マスターズ Another Mythology
- 日時: 2016/11/05 01:36
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: U7ARsfaj)
初めましての方は初めまして。モノクロと申す者です。
今作品はモノクロが執筆しているもう一つの作品『デュエル・マスターズ Mythology』の外伝、いわゆるスピンオフ作品と銘打ってはいますが、ほぼ別物と化しています。
一応今作は、本編とは違った独自のストーリーを展開しつつ、『デュエル・マスターズ Mythology』の謎を別のアプローチで解き明かしていく、というスタンスで執筆する予定です。さらに言えば、こちらはあちらの作品よりもライトで軽い作風に仕上げたいと思っています。
カード解説は『デュエル・マスターズ Mythology』と同じ。また、オリジナルカードも登場する予定です。
珍しく前置きがコンパクトになったところで、モノクロの新しい物語を、始めたいと思います——
目次
プロローグ「とある思考」
>>1
1話「始動」
>>4
2話「超獣世界」
>>7
3話「太陽の語り手」
>>8 >>9
4話「遊戯部」
>>12
5話「適正」
>>15
6話「賢愚の語り手」
>>16 >>17
7話「ピースタウン」
>>18 >>24
8話「月魔館」
>>27 >>28
9話「月影の語り手」
>>29 >>30
10話「北部要塞」
>>31 >>35
11話「バニラビート」
>>36 >>37
12話「幻想妖精」
>>38 >>39
13話「萌芽の語り手」
>>40 >>43
14話「デッキ構築の基本講座」
>>60
15話「従兄」
>>63
16話〜58話『ラヴァーの世界編』
>>213
59話〜119話『継承する語り手編』
>>369
『侵革新話編』
120話「侵略開始」
>>367
121話「十二新話」
>>368 >>370
122話「離散」
>>371 >>372
123話「略奪」
>>373 >>374
124話「復讐者」
>>375 >>378
125話「time reverse」
>>379 >>380 >>381
126話「賭け」
>>382 >>383 >>384 >>385
127話「砂漠の下の研究所」
>>386 >>387 >>389 >>390 >>391
128話「円筒の龍」
>>392 >>393 >>394 >>395
129話「奇襲」
>>396 >>397 >>398 >>399 >>400
130話「死の意志」
>>401 >>402 >>403 >>404
131話「殺戮の資格」
>>405 >>406
132話「煩悩欲界」
>>407 >>408 >>409 >>410 >>412
133話「革命類目」
>>413 >>414
134話「一難去って」
>>415
■
Another Mythology 〜烏ヶ森編〜
1話〜25話『ラヴァーの世界編』
>>213
Another Mythology —烏ヶ森新編—
26話「日向愛」
>>215
27話「■■■■」
>>221 >>225 >>229 >>337 >>338
28話「暴龍事変」
>>339 >>340 >>341 >>344 >>345 >>346 >>347 >>348 >>349 >>350 >>351 >>352 >>353
29話「焦土神剣」
>>354
30話「事変終結」
>>355
■
番外編
東鷲宮・烏ヶ森二校合同合宿
>>528
■
東鷲宮中学校放送部
第一回「空城 暁」
>>83
第二回「霧島 浬」
>>93
第三回「卯月 沙弓」
>>95
第四回「霞 柚」
>>132
第五回「日向 恋」
>>299
■
登場人物目録
>>57
- 53話/烏ヶ森編 20話 「ユースティティア」 ( No.199 )
- 日時: 2015/07/12 19:30
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)
暁とチャリオットのデュエル。
暁の場には《コッコ・ルピア》が一体。対するチャリオットの場には《青銅の鎧》が一体。
「《進軍する巨砲 クロムウェル》を召喚。ターン終了だ」
「私のターン! 《爆竜 GENJI・XX》召喚! シールドをWブレイク!」
《コッコ・ルピア》でコストを下げ、《GENJI・XX》で殴りかかる暁。
早速、チャリオットのシールドを二枚、削り取った。
だがチャリオットは怯まない。どころか、不敵な笑みを浮かべるばかりだ。
「その程度か……ならば、これで終わりだ」
そして、彼は動く。
まずは一枚のカードを切り出した
「呪文《ヒラメキ・プログラム》! 《クロムウェル》を破壊し、シールド・ゴー!」
一部のアウトレイジが持つ能力、シールド・ゴー。
破壊されてもシールドとなり、そして盾となりながら、仲間を援護するのだ。
だが今は《ヒラメキ・プログラム》が起動中だ。その機能が処理される。
「《クロムウェル》のコストは5、よって山札からコスト6のクリーチャーを呼び出すぞ。さあ出てこい、《桜舞う師匠》!」
《ヒラメキ・プログラム》によって《クロムウェル》はヒラメき、《桜舞う師匠》としてバトルゾーンに現れた。
そして、ここからチャリオットの猛攻が始まる。
「《クロムウェル》のシールド・ゴー能力によって、私のクリーチャーはすべてスピードアタッカーだ。《桜舞う師匠》で攻撃! そして、能力発動!」
進軍する巨砲(アイアンキャノン) クロムウェル 火文明 (5)
クリーチャー:アウトレイジ 4000
このクリーチャーが、各ターンはじめて攻撃する時、アンタップする。
シールド・ゴー
このクリーチャーが自分のシールドゾーンに表向きであれば、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
桜舞う師匠(デイリノジカン) 自然文明 (6)
クリーチャー:ビーストフォーク/ハンター 6000
このクリーチャーが攻撃する時、「ガードマン」を持つクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
《桜舞う師匠》の呼びかけに、ガードマンが集う。
彼に鍛えられた守り人がその姿を現す。
現れたのは、一体の龍だった。
「手札から《真実の名 ニドギリ・ラゴン》をバトルゾーンに! そして《桜舞う師匠》でWブレイクだ!」
《桜舞う師匠》の刃が、暁のシールドを二枚、切り裂く。
さらにチャリオットの場には、《クロムウェル》のシールド・ゴーでスピードアタッカーになった《ニドギリ・ラゴン》までいる。
彼のクリーチャーたちが、総攻撃を仕掛けてくる。
「《青銅の鎧》でシールドをブレイク! 《ニドギリ・ラゴン》でWブレイク!」
「うっ、くぅ……!」
チャリオットの凄まじい猛攻で、暁のシールドはあっという間にゼロとなってしまう。
(でも、手札に《ガイゲンスイ》が来た。マナ武装は発動しないけど、スピードアタッカーで攻撃できる)
《GENJI》《コッコ・ルピア》に《ガイゲンスイ》が加われば、残り三枚あるチャリオットのシールドをすべて割り、とどめまで持っていくことができる。
勿論、それは暁に次のターンがあれば、の話だが。
「ふん、貴様の温い考えなどお見通しだ。この時点で、既に貴様の敗北は決している」
「……? なに、どういうこと?」
「焦るな、今からそれを見せてやる」
と、チャリオットが告げた直後。
《ニドギリ・ラゴン》が起き上がった。
「《ニドギリ・ラゴン》の能力発動。各ターン初めてタップしたとき、こいつはアンタップする!」
真実の名(トゥルーネーム) ニドギリ・ラゴン 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アンノウン 7000
ガードマン
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
W・ブレイカー
「なっ……!」
「さぁ、終わりだ、人間!」
つまり、チャリオット二はあと一体、攻撃可能なクリーチャーが存在しているということ。
シールドも、S・トリガーもない暁に、その一撃を防ぐ手立てはない。
「《真実の名 ニドギリ・ラゴン》で、とどめだ——!」
- 53話/烏ヶ森編 20話 「ユースティティア」 ( No.200 )
- 日時: 2015/07/13 02:15
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)
「よくも恋を……!」
「不必要なものを切り捨てるのは、知能的生命体として当然のことだ。貴様とて、邪魔な“塵”は捨てるであろう。それと同じだ」
「ふざけるな!」
一騎は怒りを露わにし、その衝動のまま、叩きつけるようにしてカードを繰り出す。
「《トップギア》でコストを下げて、《龍覇 ストラス・アイラ》を召喚! 《熱血剣 グリージー・ホーン》を装備!」
現在、一騎の場には先ほど呼び出した《ストラス・アイラ》と《グリージー・ホーン》に加え、《一撃奪取 トップギア》がいる。
対するユースティティアの場には、《聖鐘の翼 ティグヌス》《青銅の鎧》。ブロッカーの《ティグヌス》で一騎の攻撃を牽制しつつ、マナを伸ばしている。
「我がターン。呪文《超次元フェアリー・ホール》。マナを追加し、《勝利のガイアール・カイザー》をバトルゾーンへ。《勝利のガイアール・カイザー》で《ストラス・アイラ》を攻撃」
「く……っ!」
《勝利のガイアール・カイザー》は、場に出たターンのみ、アンタップクリーチャーが攻撃可能になる。
龍解を狙っていた一騎は、攻撃する前に《ストラス・アイラ》を破壊されてしまい、龍解の機会を潰されてしまった。
「まだだ! 《龍覇 スコッチ・フィディック》を召喚! その能力で超次元ゾーンから、《天守閣 龍王武陣 —闘魂モード—》をバトルゾーンへ!」
《スコッチフィディック》の力によって、一騎の場に、龍の天守閣を持つ城がそびえ立つ。
これにより、一騎の火のクリーチャーは、バトル時のみパワーが+2000される。バトルでは簡単には破壊されないだろう。
しかし、ユースティティアも、それに合わせて動き出す。
「《龍覇 セイントローズ》を召喚」
「っ、ドラグナー……!」
「その能力で、超次元ゾーンよりコスト5以下の光のドラグハートをバトルゾーンへ。出でよ、《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》」
光文明の掲げる正義を象徴した、“天獄”の箱船《ヘブンズ・ヘブン》。
そこから発せられる光は、他の文明の力を抑制し、正義のために自軍にさらなる力を与える。
「ターン終了時、《ヘブンズ・ヘブン》の能力を発動させる。手札より光のブロッカー、《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》をバトルゾーンへ」
大型ブロッカーを呼び出し、守りを固めていくユースティティア。早くあのフォートレスをなんとかしなければ、延々とブロッカーを並べられてしまうが、フォートレスを除去することは簡単ではない。《ヘブンズ・ヘブン》の能力で呪文の使用も制限されてしまっているので、なおさらだ。
しかし、そうであろうとなかろうと、今の一騎には関係ない。そのような守りは、火力でぶち抜くだけだ。
今の一騎は、そのことしか頭になかった。
「ターンの初めに、俺の場に火のクリーチャーがニ体以上! 龍解条件成立! 《天守閣 龍王武陣 —闘魂モード—》、龍解! 《熱血龍 ガイシュカク》!」
龍の天守閣は、さらなる熱血の力を得て、龍の姿、《ガイシュカク》へと龍解する。
さらに、
「《龍覇 グレンモルト》召喚! そして、来るんだ——《銀河大剣 ガイハート》!」
一騎は《グレンモルト》を呼び出す。そして、現在、彼の持つ最強の剣——《ガイハート》を、掴み取る。
「《ガイハート》を《グレンモルト》に装備! スピードアタッカーになった《グレンモルト》でシールドをブレイク! 《ガイシュカク》でシールドをWブレイク!」
「《プレミアム・マドンナ》でブロックだ。《プレミアム・マドンナ》は、相手ターン中には場を離れない」
「だけど、《ガイシュカク》の能力も発動だ! ターン中に初めてブロックされたので、《ガイシュカク》をアンタップ! さらに!」
一騎は二本の指を突き立てた。
「ターン中に二回攻撃したので、《ガイハート》の龍解条件成立!」
《グレンモルト》は、熱血の力を受け、激しく、荒ぶるように揺れ動く《ガイハート》を、空高く投げ飛ばす。
「龍解!」
遙か天空で、《ガイハート》は内に秘めた熱血の力を、そして大剣に眠っている龍の姿を、解放する——
「——《熱血星龍 ガイギンガ》!」
その翼で風を切り裂き、その両足で大地を鳴り響かせ、《ガイギンガ》は戦場へと降り立った。その雄叫びは、仲間たちに勝利をもたらす怒号となる。
「《ガイギンガ》が龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを破壊する! 《セイントローズ》を破壊!」
《ガイギンガ》が大剣を振るうと、その切っ先から衝撃波が放たれる。それによって、《セイントローズ》は一刀両断にされてまった。
「そして、《ガイギンガ》で、シールドをWブレイクだ!」
「……《ティグヌス》でブロック」
続けて《ガイギンガ》は飛び、再びその大剣を振り抜く。シールドにこそ届かなかったが、その斬撃で《ティグヌス》が木っ端微塵に吹き飛んだ。
ユースティティアのシールドは二枚、ブロッカーはもういなくなった。そして一騎の場にいるアタッカーは、《トップギア》と《スコッチ・フィディック》、そしてアンタップした《ガイシュカク》。
ひたすらに怒りがこみ上げ、その感情のみで独走している一騎は、余計なことは考えずに、衝動に突き動かされる。
己が為すべきことは、ただただ、目の前の敵を攻め続けることのみ。
「行け! 《ガイシュカク》でシールドをWブレイク!」
《ガイシュカク》の二度目の猛進で、ユースティティアのシールドはすべて粉砕される。
しかし、最後に割ったシールドだけが、彼の手中で光の束となった。
「……S・トリガー、発動。《ヘブンズ・ゲート》……手札より《提督の精霊龍 ボンソワール》《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》をバトルゾーンへ」
龍の門が開かれると、二体のブロッカーが降り立つ。
これで、一騎はこのターンにとどめが刺せなくなってしまった。
《ボンソワール》はともかく、《ラ・ローゼ・ブルエ》がブロックすれば、ユースティティアのシールドが増える。残り二体のアタッカーの攻撃は、実質的にすべて受け止められてしまうのだ。
しかも、《ラ・ローゼ・ブルエ》のパワーは7500、《ガイシュカク》の能力でパワーアップした《スコッチ・フィディック》でも勝てないので、ここでは無理に攻撃できない。
「くっ……ターン終了」
なので一騎は、仕方なくターンを終える。
それでもまだ、一騎が有利な盤面だ。
「……さて、裁きの時間だ。不必要な“塵”のために怒り、我に刃向かったこと、その不義を悔いるがいい。我がターン」
告げるようにそう言って、ユースティティアのターンが始まる。
しかし彼は、カードを引かない。それよりも先に、為すべきことがあるかのように。
「我がターンの初めに、我が場にブロッカーが三体……よって、《ヘブンズ・ヘブン》の龍解条件は満たされた」
「っ……!」
ユースティティアの場には、《プレミアム・マドンナ》《ボンソワール》《ラ・ローゼ・ブルエ》……合計で三体のブロッカーが並ぶ。
それにより、《ヘブンズ・ヘブン》の龍解条件は達成された。
三体の光の龍が持つ守りの力を受け、正義の箱舟は真の姿を現す——
「——我が正義、ここに現れよ! 《天命賛歌 ネバーラスト》!」
箱舟は変形し、一体の龍となる。
輝く槍を携え、天命を下し、讃歌を受け、己が正義を執行する、光の龍。
その名も、《天命讃歌 ネバーラスト》。
《天命王 エバーラスト》よりも、なお光り輝く龍だ。
「呪文《超次元ホワイトグリーン・ホール》。《勝利のプリンプリン》をバトルゾーンへ。《ガイシュカク》を選択し、攻撃を封じる。さらに光のサイキック・クリーチャーを呼び出したので、《ホワイトグリーン・ホール》の効果で手札を一枚シールドゾーンへ置き、《勝利のプリンプリン》は自然のサイキック・クリーチャーでもあるため、マナゾーンからカードを一枚手札に。そして《聖鐘の翼 ティグヌス》《制御の翼 オリオティス》を召喚」
ここに来て守りを固めるユースティティアだが、それは単なる保険にすぎない。
彼は、このターンで終わらせるつもりなのだ。
「行け。《プレミアム・マドンナ》でWブレイク!」
「くっ……S・トリガー発動! 《爆流剣術 紅蓮の太刀》! マナ武装5発動で、《勝利のガイアール・カイザー》と《青銅の鎧》を破——」
「それは叶わぬ」
《プレミアム・マドンナ》に砕かれたシールドの一枚目が、光の束となって収束し、一騎はS・トリガーを発動させようとするが、それはできなかった。
見れば、《紅蓮の太刀》のカードが、光る鎖のようなもので縛り付けられている。
「これは……!?」
「《ネバーラスト》がいる限り、光以外のコスト5以下の呪文は封殺される。正義に反する力は抑圧されて然るべし。さあ、もう一枚のシールドもブレイクだ!」
《紅蓮の太刀》が《ネバーラスト》によって封じられてしまい、もう一枚、シールドが砕かれる一騎。
だが、二枚目のシールドも、光が収束していく。
「! S・トリガー発動! 《超爆デュエル・ファイアー》! この呪文はコスト6、《ネバーラスト》の能力は受け付けない!」
《ネバーラスト》が封じられるのは光以外で、コスト5以下の呪文のみ。コスト5を越えた強力な呪文ともなると、封じることができないのだ。
これで二体の《プレミアム・マドンナ》に加え、《ティグヌス》《オリオティス》、さらには《ネバーラスト》自体も破壊できる。
そうなれば、ユースティティアはこのターンにとどめを刺すだけの打点を揃えられず、返しの一騎のターンで攻めきれる。
そう、なるはずだったのだ。
「……! な、なんで……!?」
爆炎に巻き込まれたブロッカーは一掃された。《プレミアム・マドンナ》も、《ティグヌス》も《オリオティス》も燃やし尽くされた。
ブロッカーは全滅したのだ。そう——
——《ネバーラスト》を除いては。
「……その程度で、我が《ネバーラスト》を破れると思うな」
ユースティティアは、一騎を見下すように、告げた。
「《ネバーラスト》の能力、エスケープ。我がシールドを手札に加えることで、《ネバーラスト》は破壊から逃れることができる」
「っ、そんな……!」
だからユースティティアは、《ホワイトグリーン・ホール》でシールドを増やしていたのだ。
このような事態を想定し、《ネバーラスト》を破壊から守るために。
「さて、このような無為な時間は、迅速に終わらせるべきである。《ネバーラスト》でTブレイク!」
「ぐぁ……!」
残る三枚のシールドも、一瞬で砕け散った。S・トリガーはない。あっても、コスト5以下の呪文では、唱えることができない。
シールドがすべてなくなった一騎に、ユースティティアの最後の一撃が繰り出される。
そして、
「これで終わりだ……やれ、《勝利のガイアール・カイザー》」
その正義に、裁かれた——
- 53話/烏ヶ森編 20話 「ユースティティア」 ( No.201 )
- 日時: 2015/07/18 20:55
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)
「ん……」
「あ、あきらちゃん……っ!」
目を開けば、真上には煤けた天井が見える。
首を捻ると、柚が今にも泣き出しそうな、それでいてホッとしたような表情で、こちらを覗き込んでいた。
「よかったです、あきらちゃん。目をさまして……」
「……ここは?」
「ウルカさんの工房です。ぶちょーさんや、かいりくん。それと、烏ヶ森の人たちが、運んでくれたんですよ」
暁は上体を起こす。少々体の節々が痛む気がするが、大した傷はない。
と、そこで、ハッと思い出す。
「っ! そうだ、あいつら……いや、恋は? 恋は、どうしたの!?」
暁は柚の肩をつかんでは揺さぶり、迫るように問いつめる。
だが柚は暁の激しい問い詰めに、戸惑ってしまう。
「お、おちついてください、あきらちゃん……いたいです……」
「あ、ごめん……」
暁は我に返り、申し訳なさそうに柚から手を離した。
「……ひゅうがさんは……その……リュンさんや、つららさんが処置したみたいで、無事、みたいです……」
「そ、そっか……」
それを聞いて、暁は胸をなで下ろす。
聞くところによると、倒れた恋、暁、一騎の中で、最後に目を覚ましたのが暁らしい。
そして、恋はみんなに話したいことがあると、一箇所の部屋に全員を呼び集めており、今は暁待ちだったようだ。
「えっと……じゃあ、いきましょう、暁ちゃん。立てますか?」
「うん、大丈夫。よゆーよゆー」
と言いつつも少しふらついていたが、それでも気丈に振る舞う暁。多少の痛みや疲労でダウンするような彼女ではない。
柚に連れられ、工房内の一部屋に入る暁。そこには既に、浬や沙弓、リュン、そして一騎を筆頭にした烏ヶ森の面々が揃っていた。しかし氷麗だけがいない。
そして部屋の一番奥には、体を起こした状態でベッドに座した少女ーー恋がいた。
無感動な瞳はもう昏い光を灯さず、確かな明かりを持っていた。
しかし襟元から覗く包帯が彼女の痛みを示し、長い髪は失われ、肩の辺りで焦げ付いた髪の焼け跡が揺らめいている。
暁の来訪に、真っ先に反応したのは、恋と、一騎だった。
一騎が暁に声をかける。
「暁さん……もう、大丈夫?」
「平気ですよ、このくらい。一騎さんこそ大丈夫なんですか?」
「俺も平気だよ。一番最初に目が覚めたくらいだし、この中では最年長なんだ。弱音なんて吐けないよ」
そういって、一騎は今度は恋に向き直る。
「……恋、暁さんが来た。これで全員揃ったよ」
「うん……」
「じゃあ、話してもらおうか、日向恋さん」
リュンが、彼女に問い詰めるように語りかける。
「あの二体のクリーチャーについて、君との関係を」
「……わかってる……」
そして、恋は語り始めた。
「……あの二人は、チャリオットとユースティティア——腕がサイボーグみたいなのがチャリオットで、白髪の方がユースティティア——私がこの世界に来て、迷ってるときに出会ったクリーチャー……あの二人の中では、ユースティティアの方が偉くて、チャリオットはユースティティアの部下……みたいな感じ」
「確かに、あいつもユースナントカ様って言ってたよ」
雰囲気からしても、ユースティティアの方が地位が上なのは明らかだ。だが、問題はそこではない。
「恋、迷ってた時に出会ったって……?」
「……この世界に来て、なにもわからず、迷っていた私を導いたのがあの二人……私は、協力者という形で、あの二人の下についた……」
「成程。まあ、いきなりこんな世界に連れて来られたら、混乱もするわよね。それで、協力者、っていうのは、どういうこと?」
「ボクがいるからだね」
そこで、キュプリスが声を上げた。
恋はキュプリスを一瞥すると、そのまま続ける。
「……ユースティティアたちは、統治を失ったこの世界を支配することが目的……でも、過去の体制が完全に崩れた今、一から統治を始めるのは、難しい……」
「そこで、語り手の、その所有者の協力を煽ったのか。仮にもかつての十二神話の配下だし、なにかと役には立つだろうしね。彼らとしても、恋さんとの接触は非常に大きな意味を持っていたということか」
リュンは一つずつ納得したように相槌を打つ。
「それで、恋さんはこの世界で活動するために、あの二人に協力していた、と」
「そう……」
二人と出会った当時の恋としては、二人の目的には微塵の興味もなかっただろう。
ただ、人間でない存在に縋っていた。人間を忌み嫌っていたあの頃は、ただただ機械的に、確固たる己の意志を持たずに、二人に従属していた。
それが、ラヴァーとなることが、あの時の日向恋が求めたことだから。
「……そう、だったのか……恋……」
「……ごめん、つきにぃ……」
「いや、いいんだ。俺はお前のことを、分かったつもりになって、なにも分かってなかった。お前がどれだけ辛かったのかも、どれだけ苦しかったのかも、その痛みをちゃんと考えられなかった。俺の方こそ、悪かった……ごめん」
恋と一騎。二人とも俯き、頭を垂れる。
恋は自分の今までの行いを顧みて、自責の念が少なからずあるだろう。そしてそれは、恋とちゃんと向き合えていなかった一騎も同じこと。
互いに申し訳なさが先立ち、思い沈黙が訪れる。
そんな気まずい空気の中、それを払拭するように、沙弓が声を上げた。
「……ともかく、日向さんはあの二人と協力関係にあったわけだけど、それは当時の彼女が望んだことというのは、変わらないわ」
二人は目的のために恋の力を借り、恋は自分の衝動のままに二人に従った。ギブ&テイク、とは言い難いが、向こうからすれば利用関係、恋からすれば協力関係、というような形だったのだろう。
あの二人の目的も、統治を失ったこの世界に新たな秩序を生み出そうとしているとすれば、それは完全に悪だと断じて、否定することはできない。
だが、しかし、
「そんなこと関係ないよ」
暁は立ち上がり、そして言った。
「あいつらは、恋を——私の友達を傷つけた。許せるわけがない」
「それは俺も同じだ」
一騎も、暁の言葉に乗じて、立ち上がる。
「妹分に手を出されて、黙っていられるわけがない。やられたらやり返すなんて、そんなことはしたくないけど……」
一騎は恋を見遣る。今にも崩れてしまいそうなほど、儚く、華奢な身体。その服の下には、痛々しい傷跡がある。
色の薄い、しかしながら美しかった髪も、今はほとんどが焼け落ちて、焦げ後だけが残っている。
そんな彼女の姿を見ると、一騎はなにもせずにはいられなかった。
「……あの二人にはなにか言わないと、俺の気が済まない」
今にも工房を飛び出しそうなほどに猛々しい気迫を発している暁と一騎。
もうこうなってしまえば、止めても無駄だろう。どころか、二人を煽るように、リュンが言葉を繋ぐ。
「……そう言うと思って、あの二人の場所は押さえてあるよ」
一同の視線が、リュンに集まる。
「恋さんを処置した後、氷麗さんに二人の追跡をお願いしたんだ。そして、いましがた連絡があった。二人の根城はつかんだそうだよ」
「……早いな、もう分かったのか」
「あの人は有能だから」
どこか自慢げに言うリュン。この場に氷麗がいないのは、そういう理由だったようだ。
「僕としても、あの二人に好き勝手されるのは具合がよくない。僕が目指すのは、かつての十二神話が残した語り手たちによる秩序だ。勝手に新しい秩序とか言って、世界を乱すのはやめてもらいたいんだよね」
この世界に二つ秩序はいらない、と言うリュン。
彼の意志も固く、そしてユースティティアたちに対しては否定的なようだ。
この世界に秩序と安定をもたらす。目的は同じだが、手段は違う。その違いが、両者を分けていた。
リュンの協力もあり、全体の士気も向上を見せていた。
だが、そこに、柚の声がおずおずと入る。
「でも、その、あのお二人って……あきらちゃんたちを、たおしたんですよね……だいじょうぶでしょうか……」
「だいじょーぶだいじょーぶ! 今度は負けないって!」
「そうね、確かに暁たちだけじゃ心配ね」
「部長!?」
楽観的に強気なアピールをするも、沙弓に一蹴されてしまう。
「日向さんの時は、あなたの強い要望があったし、ただ勝てばいいって問題でもなかっらから、私たちもそうした方がいいって思ったけど、今回は違うわ」
「ブチギレていたとはいえ、まがいなりにも一騎を倒した奴だからな。一筋縄じゃいかないのは、確実だ」
「ミシェルまで……」
どれだけ暁たちが気丈に振舞おうが、二人がユースティティアとチャリオットに負けた事実は揺るがない。
しかも、相手の根城が分かったということは、そこに殴り込むということは、アウェーで戦うということだ。
アウェーでの戦いはホームでの戦いの三倍の戦力が必要、というのは誰の言葉だったか。しかしそれほどに、敵陣への強襲にはリスクが付きまとう。
そんなリスキーなことを、暁と一騎だけに任せられようか。
「だから、今回は私たちもついて行くことにするわ。人手は多いに越したことはないでしょうし。ねぇ、リュン?」
「そうだね……氷麗さんからの情報から推察するに、今回は人数がいたほうがいいかもしれないね」
リュンも沙弓の意見に賛同し、周囲を見渡してもそのような空気になってしまっている。
「あなたたちは、自分たちの手でケリをつけたいって思ってるかもしれないけど、これ以上無茶はさせられないわ。相手も人間じゃないし……だから今回は部員一同で出る。部長命令よ、分かった?」
「うぅ、部長がそう言うなら……分かりました……」
「なら、あたしは副部長命令だ。拒否権はない」
「部長は俺なんだけどなぁ……」
最初は渋っていた暁や一騎だったが、しかしやがてはそれを受け入れた。
なんだかんだ言って、二人とも、仲間がいれば心強い。だからそれを拒むことはできない。
「……私も……」
そして、その流れに乗じて、恋も身を乗り出すが、
「それはダメだ。お前は寝てるんだ、恋」
「そうだね。僕も処置の手伝いをしたけど、君の傷は結構酷い。まだ安静にしておいた方がいいよ」
すぐさま、ベッドに寝かされてしまった。
それも仕方ないことだろう。見るも耐えないほどに、恋の傷は惨憺たるものだ。
それに、怪我人を戦場に駆り出すわけにも行かない。それについては恋以外の全員、考えは同じだ。
「今、氷麗さんを呼び戻したから、見てもらうようにしておくよ」
「お願いします、リュンさん」
「…………」
恋は不服そうな目をしていたが、しかしなにも言わなかった。
口をつぐんで、小さな拳を、握りしめている。
「……それじゃあ、善は急げかな。連中が行動を起こす前に、こちらから動こうか」
そうして、恋を残して一同は向かう。
ユースティティアの待つ、居城へ。
- 54話/烏ヶ森編 21話 「けじめ」 ( No.202 )
- 日時: 2015/07/19 00:15
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)
「——ここが、氷麗さんに教えてもらった座標だね」
暗雲が空を覆う、荒野のど真ん中。
塔のような高い城が、天を突くようにして、ただ一つ、そこにそびえ立っていた。
それは、まるでこの場所が聖域であるとでも言わんばかりの存在感だ。
だが聖域だろうとなんであろうと関係ない。この城が、チャリオット、そしてユースティティアの根城。
ここに、恋を傷つけた、あの二人がいるのだ。
「……でも、案の定というかなんというか、やっぱりいるわよね、クリーチャー」
「あぁ」
塔の周りは、護衛だろうクリーチャーが配置されている。ご丁寧に、空にもジャスティス・ウイングと思われるクリーチャーが徘徊していた。
「入口は多いですけど、中にはいるには、あの護衛の守備範囲のどこかに穴を空けないとですねー」
「これだけデカい建物なら、中にも巡回してるクリーチャーはいるだろうし、できるだけ人数を減らさず中に入りたいな」
最終目標は、チャリオットとユースティティアのいる場所への到達。そこまでに、二人は残しておかなければならない。
そもそもあの二人と接触するのは誰にするのかという話でもあるのだが、
「それは俺にやらせてほしい。さっきは負けたけど、次は同じ徹は踏まないよ」
「私も! このまま負けっぱなしなんて嫌だし、恋を撃ったのはあいつなんだ……絶対にとっちてめてやるんだから」
と、本人たちの強い意志により、すぐさま決まった。遊戯部としても、恋を圧倒した暁が実力的にも適任と判断し、烏ヶ森も部長の一存ということでやや強引に押し切った。
「……恐らく、外観に配置されている護衛より、中の方が護衛としての強さは上よね」
「外部よりも内部の方が重要度は高いはず。それなら、そう考えるのが自然だな」
「だったら、こうしましょう」
門番相手に何人も寄ってたかって叩く必要はないため、この場は遊戯部と烏ヶ森の部員からそれぞれ一名ずつ選んで、残りを先に行かせるということにする。
「剣崎先輩たちをあの二人のところまでつれていくために、要所要所で集団内の人数を削っていくってわけね」
「遊戯部からは私が出るわ。この場を一年生に任せるのは、ちょっと酷だろうし」
「もしもの時には退路の確保も必要になりますし、最初の関門だからって、適当な人選はできませんねー、実力のある人じゃないと」
「なら、烏ヶ森(うち)からはあたしが行こう」
そう言って、名乗りを上げたのはミシェルだった。
「ミシェル……大丈夫なの?」
「その言葉はそっくりそのままお前に投げ返してやりたいが、まあ大丈夫だ。お前は自分の心配をしてろ」
ミシェルは門番へと突っ込む準備をしつつ、一騎に忠告するように言う。
「お前が最年長だ。他校の連中もいるが、下級生どもをしっかり見てろよ」
「う、うん……」
と一騎は曖昧に返すが、それをミシェルに窘められてしまう。
「おい、他の奴らに示しがつかないだろ。しゃっきりしろ、部長」
「さっきは副部長命令とか言ってたのは誰だよ……」
と、愚痴っぽく言いうが、なにはともあれ、これでほぼ準備完了。
もう全員、突入可能だ。
「まず、私と四天寺さんで一番近くの護衛を神話空間に引きずり込むから、その隙にささっと城の中に入っちゃって。そういうわけだから、よろしくお願いしますね、四天寺さん」
「あぁ、こっちこそな」
自分たちの守備範囲以外は眼中にないのか、護衛のクリーチャーたちはこちらの存在には微塵も気づいた様子はない。
攻め込むなら、今しかないようだ。
「それじゃあ……出撃!」
その言葉を皮切りに、一同は走り出した。
「…………」
恋はベッドから降りると、寝衣を脱ぐ。
着替え終わると、デッキケースを掴み取り、腰につり下げた。
「……キュプリス」
「……大丈夫なのかい? まだ動かない方がいいんじゃ……」
「大丈夫、問題ない……それに、もう痛みもない……」
ふと焦げた後ろ髪に触れると、恋は部屋の扉を開く。
その時だった。
「——どこに行くつもりですか?」
「……っ」
開いた、そのすぐそこには氷麗が立っていた。
「つらら……」
「少し目を離したらこれですか……一騎さんや、かつての仲間が気になるのは分かりますが、あなたは怪我人です。動けるようになっただけで、激しい活動——神話空間内での対戦も控えた方がいいような状態なんですよ。寝ててください」
ここから先は通さない、とでも言わんばかりに立ちふさがり、恋を部屋に押し返そうとする氷麗。
しかし、恋は、
「……いや」
「いやって……あの二人のことは、皆さんが対応しているんです。あなたは療養に専念してください」
「いや……」
あくまで恋は先へ進もうとする。氷麗の制止も説得も、まるで聞く耳を持たない。
「……私が、行かないと……」
「あなたが行ってどうなると言うんですか? むしろ、怪我をしている分、あなたが足手まといになるかもしれませんよ」
「それでも、行かないと……」
これは彼らに任せてもよいことではない。
自分が行かなければならないことだ。
その一心で、恋は氷麗に食らいつく。
「……これは、私の問題……私が、解決すべきこと……」
それに、と恋は続ける。
それはどこか願望のような言葉だった。
自分が成すべきこと、それ以上に、自分が成し遂げたいこと。
彼女は思うままに、その言葉を、自分の望みを、すべて吐き出す。
「……私は、けじめをつけたい……ユースティティアたちと、決着をつけて……」
それは、過去の自分の清算。
ラヴァーであった頃の自分と決別し、日向恋として生きる決意。
それは誰でもない、他でもない、恋自身が成すべきこと。
それを否定することが、誰にできようか。
そして、
「……仕方ありませんね」
遂に、氷麗が折れた。
「そこまで言われてしまえば、もう私では止められません。それに……」
仮にも自分の所属するあの部活の部長の姿を思い浮かべる。
彼なら、このまっすぐに前を見つめた少女を、果たして止めるだろうか。
それを思うと、氷麗は引き下がらざるを得なかった。
「それでは、私がリュンさんの座標を目印に転送します。でも気をつけてください。分かっているとは思いますが、あそこには護衛のクリーチャーがいます」
「……ううん、それより、もっといいルートがある……私は、ユースティティアたちの城を知ってる……その、抜け道も……」
それを使えば、恋一人ならば、邪魔な護衛を無視して奥部まで行くことができる。
「つららに、そのルートを教える……だから、私を転送して……」
一抹の不安を感じるも、氷麗はもう彼女は止めない。
彼女に言われるままに、彼女に言われた手順を踏み、氷麗は、恋を転送した。
- コメントです ( No.203 )
- 日時: 2015/07/19 00:25
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)
どうも、タクです。
ユースティティアとチャリオットとの因縁に、早くも決着がつきそうな雰囲気で少々びっくりというか、展開早いなー、と思いつつ読んでいました。
が、ぐだぐだとイベントを挟むよりはこれくらいテンポが良い方が好きなので、全然OKです。
さて、ユースティティアとチャリオッツですが、奴らもクリーチャーという以上、カードとしてデュエマに参加するのかが気になるところです。
その辺も楽しみにしています。
とりあえず、後の感想はvaultで話しながらでどうでしょうか? 丁度試したいデッキがあったので。
それでは、また。
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