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- 秘密
- 日時: 2020/07/02 17:37
- 名前: 雪 (ID: Id9gihKa)
ここは皆の秘密基地。
そこに響く彼女の歌声。
これは彼女と彼女を取り巻く皆の物語———————
〜・目次・〜
序章
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137章
>>648->>651
138章
>>652->>655
作者の言葉
>>401
作者の言葉 2020.7.2
>>656
*参照10000 有難うございます*
これは自分の案を組み合わせて作ったオリジナルストーリーです。
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- Re: 秘密 ( No.125 )
- 日時: 2013/11/24 14:11
- 名前: 雪 (ID: 44GDRR0m)
案の定コンサートは上手く行った。
交渉の結果コンサートが終わったら睦月先生のおごりで打ち上げを催すことになった。
そんなことを直前に話しながら2日目のコンサートは始まった。
- Re: 秘密 ( No.126 )
- 日時: 2014/11/15 15:47
- 名前: 雪 (ID: Id9gihKa)
前日のコンサートより勿論人は増えていた。
だが思っていた数よりはるかに上回っていた。
体育館が埋まるほどに…
「緊張していますの?」
「少し、ね…でも…これから先絶対に必要だから。そのためなら…」
「行くよっ!」
垂れ幕があがってから挨拶をし、昨日と同じように歌を歌い始める。
♪-♪-
昨日の何倍もの歓声が聞こえる。
今日も昨日と同じように順調に進むはずだった。
「アリス…?」
大きな歓声の中小さな声。
でもアリスにはその声が届いていた。
「リン…?」
紛れもなくリンの声。
突然止まったアリスの歌声に2人も止まる。
「えっ…?」
2人ともアリスのリンを呼ぶ声が聞こえていた。
涙を抑え込み、ステージから飛び降りる。
「これでコンサートは終わりです。ご静聴、有難うございました!」
そう言い捨てると2人もステージから飛び降りる。
「走っていては間に合いませんわ。」
後ろから追っかけてきたマリーが何処からかタクシーを呼びよせていた。
それに乗ると勢いよくバタンと扉が閉まった。
- Re: 秘密 ( No.127 )
- 日時: 2013/11/24 18:57
- 名前: 雪 (ID: vECQrl8y)
「リンが向かいそうな所…」
考えてもパッと浮かぶものはない。
思えば私は何も知らな過ぎる。
「どちらに向かいますか?」
「涼風公園階段下。」
アリスが即答する。
秘密基地の階段下だ。
「どうしてですか?何か知っていたんですか?」
「いや…ただあそこは人目が付かないから。まさか6年も私達が通っていると思わないだろうし。
他に思い付く場所もないからとりあえずだけど。」
窓の外のどこか一点を見つめながら興味無さそうにそんなことを呟いた。
また昔と同じ少し無表情に戻りかけている。
少しずつ彩り始めていた表情がまた0に戻った。
私達と会う前と同じ…
「着きました。」
「お代はこれで。おつりは結構です。」
5千円札を出すと振り返らず車から飛び出した。
- Re: 秘密 ( No.128 )
- 日時: 2013/11/24 19:14
- 名前: 雪 (ID: vECQrl8y)
〜・12章 甘くない現実・〜
相変わらず辛い階段。
でもリンとの再会を思えばあまり辛くない。
ここは階段からそもそも人が寄りつかない。
とびきり寂れたところにあるし、気が遠くなるほど階段が長いので人は寄らない。
秘密基地も普通は目につかないところにある。
やっと上りきると迷わず小屋に飛び込む。
- Re: 秘密 ( No.129 )
- 日時: 2013/11/24 19:28
- 名前: 雪 (ID: vECQrl8y)
建物の中を物色すると沢山のファイルが棚にずらりと並べられていた。
この字は…
ファイルにはほとんど何も書かれていなかったが古そうなファイルにはケイやリンと書かれている。
圧倒的にケイと言う字が多かった。
それもそうだ。
リンはあまり作曲はしなかったのだから。
何も書かれていないファイルの1つを開くと音符がずらりと書かれていた。
これ…
「ケイ…?」
埃も被っていない…
まさかまだここを使っているとは…
楽譜を棚に戻すと同時に秘密基地のドアがバタンッと開かれた。
「リン!!」
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