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- 秘密
- 日時: 2020/07/02 17:37
- 名前: 雪 (ID: Id9gihKa)
ここは皆の秘密基地。
そこに響く彼女の歌声。
これは彼女と彼女を取り巻く皆の物語———————
〜・目次・〜
序章
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137章
>>648->>651
138章
>>652->>655
作者の言葉
>>401
作者の言葉 2020.7.2
>>656
*参照10000 有難うございます*
これは自分の案を組み合わせて作ったオリジナルストーリーです。
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- Re: 秘密 ( No.62 )
- 日時: 2013/11/04 01:24
- 名前: 雪 (ID: vAHEHJN2)
男はいつものように学校が終わると帰路に就いた。
彼は今でも曲作りをしていた。
だがあの時とは理由も目的も変わった。
あの時はただアリスに歌って欲しかった。
それだけが理由であり目的であった。
でも今は…アリスにだけは歌って欲しくはない。
自分の汚れきった心が反映された汚い曲。
だから…会いたくなかった。
だが彼の目の前には当の本人がいた。
家の前で待っていた。
会いたくなかった…
会ったらまた自分の心が揺らいでしまうから。
叶わない夢だと突き付けられるから。
でも目の前にするとやっぱり一緒にいたいと思っていしまう。
彼は彼女からケイと呼ばれていた。
「久しぶりね、ケイ。」
- Re: 秘密 ( No.71 )
- 日時: 2013/11/05 16:59
- 名前: 沙羅 (ID: 0sokIT7I)
米さんは批評してるだけですけど
喧嘩腰なのが良くないんですよ。
そんなん誰でも嫌がりますよ。
別に批評してもらおうと小説書いているわけじゃない人だっているんですからさ。
雪さん!
続き楽しみにしてます!
ドキドキです。こよみとケイ…どうなるのか……
- Re: 秘密 ( No.92 )
- 日時: 2014/11/15 15:07
- 名前: 雪 (ID: Id9gihKa)
>>62
〜・5章 ケイ・〜
「アリス…?」
ケイと呼ばれた男は無意識の内に小さく呟いた。
「覚えててくれて嬉しい。」
彼女は笑った。
あんな消え方をしたのに。
「近々また戻ってくるんだってね。」
となりのおばあちゃんから聞いた、と彼女は続ける。
6年前、ケイはアリスから離れるために祖母の家に移り住むことになった。
今はもう1人暮らしだけど。
だが高校生になり、再びあの町に戻ることになった。
アリスの歌声を再び耳にしたのもそのためだ。
荷物は送り、明日にはここを立つ予定だった。
「また基地で待ってる。それだけを言いに来た。」
彼女は何も問わない。
「またケイの歌を歌わせて。」
「…嫌だ」
口から自然と漏れ出した本音。
「ケイ?」
今の歌だけはアリスに歌って欲しくない。
絶対に。
「アリスには…リンがいるだろ。」
リン…もう1人の作曲をしていた男の子。
「ケイ…?」
彼女の真っすぐな瞳を見つめられない。
「今の…汚い…僕の歌だけは…絶対に…アリスだけは歌っちゃいけないんだ…!」
それはケイの心の叫び。
ケイの言葉だけが辺りに静かに響く。
- Re: 秘密 ( No.93 )
- 日時: 2013/11/06 00:22
- 名前: 雪 (ID: vVNXDLge)
アリスには分かった。
ケイには大きく抱えている物があるという事を。
でも…だからこそ…
あの頃アリスは皆のことが全く見えていなかった。
別れてから思った。
どうして気付いてあげられなかったんだろうって…
あれからたくさん後悔して頭の中ぐちゃぐちゃになった。
ねぇ…ケイ…今からでも…遅くないかな…?
- Re: 秘密 ( No.94 )
- 日時: 2013/11/06 19:23
- 名前: 雪 (ID: rGqN8kgk)
♪-♪-
ケイの歌。
ケイとリンの歌じゃなくてケイだけの歌。
こんなに綺麗な曲が作れるんだ。
ケイの歌は汚くなんかない。
今にも歌いたくてうずうずしてる。
ずっと続きを聞きたいって願ってた。
ケイの歌は汚くなんかない…
♪-♪-
曲が終わる。
ケイ…覚えてるよ…ずっと皆のために楽しそうに歌を作っていたケイのこと。
だから…
「だから私も楽しく歌えていたんだよ…?ケイがいてくれたから…」
とめどなく溢れる涙。
でもこれほど心地いい涙を私は流したことあるだろうか。
ケイ…
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