二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.501 )
日時: 2011/05/15 15:29
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

大広間から走っていたハリーは途中で誰かにぶつかってしまいました。
「ごめ・・・。パパ・・・」
ハリーがぶつかった相手はリーマスだったのでした。
「どうしたんだい?そんなに慌てて」
リーマスは聞きました。
「・・・」
ハリーは何も言いませんでした。
「ちょっと部屋に行こうか」
リーマスはそう言うとハリーの手を握って自分の事務所に向かいました。実は昨日いちごから報告を受けていたリーマスはハリーの行動を全てチェックしていたのでした。ハリーは自分の手を握ってくれる優しさが嬉しくなっていました。
「さぁ飲みなさい」
リーマスはコップを差し出しました。ハリーは飲み始めました。
「どうしてあんなに慌てていたのか教えてくれないかな?」
リーマスは聞きました。
「・・・」
ハリーは頷きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.502 )
日時: 2011/05/16 17:31
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「・・・皆、僕を疑っているんだ」
ハリーは言いました。
「えっ・・・」
リーマスは驚きました。
「僕がスリザリンの後継者で秘密の部屋を開いたのもそうじゃないのかって・・・」
ハリーは言いました。
「ハリー・・・」
リーマスは言いました。
「誰ももう僕の事なんか信用してくれないんだ。もう僕の事なんか・・・」
ハリーは言いました。
「・・・」
リーマスはハリーを見つめました。
「もう僕なんてグリフィンドールにもホグワーツにも必要じゃないんだよね。こんな事件があった後じゃ誰も信じてくれないよ。パパも僕の事を疑っているんでしょ。もう良いよ。僕なんか・・・」
ハリーは俯きながら言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.503 )
日時: 2011/05/19 16:57
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「・・・」
リーマスは何も言えなくなってしまいました。これほどまでに落ち込むハリーを見たことが無かったからです。
「紅茶ご馳走様。じゃあ」
ハリーはそう言うと部屋から出て行ってしまいました。リーマスは心配になりました。幼い頃からハリーは何かあると落ち込んでしまうことが多かったのです。けれども今回ぐらいではありませんでした。
「(いちごと話してみるか)」
そう思ったリーマスはその日の夜にいちごを呼び出しました。
「ハリーの事?」
いちごは聞きました。
「そうなんだ。何か変わった事は無いかい?」
リーマスは言いました。
「そういえば最近になってから私たちと一緒に行動しなくなったの。だけどそれより心配なのは最近ハリーったら部屋に篭り切りなの」
いちごは言いました。
「ありがとう。いちごは何も無いかい?」
リーマスは聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.504 )
日時: 2011/05/19 17:08
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「うん。今のところは大丈夫」
いちごは言いました。
「ハリーは部屋から出て来ないんだね?」
リーマスは聞きました。
「うん。ハリーに関する噂が出た時にお爺様に頼んで新しい校則を施行してもらったの。だけどハリーは自分1人で何とか出来るって言い張っているの。無理しているのがバレバレなのにね」
いちごは言いました。
「分かった。ありがとう、いちご。こんな遅くまで話してくれて」
リーマスは言いました。
「ううん。とにかくハリーを何とかしないとね。でもリーマスならすぐ何とか出来るわ。私も出来る限りは手伝うからさ」
いちごはそう言うと部屋から出て行きました。次の日は休日です。そこでリーマスはハリーを説得しようと王家の部屋の男子部屋に行きました。ちなみに王家の部屋には女子用と男子用がちゃんとあるんですよ。
「クリスタルティアーズ」
リーマスが唱えると部屋のドアが開きました。リーマスは中に入りましたが中は静まり返っていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.505 )
日時: 2011/05/26 15:46
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ハリー・・・」
リーマスは部屋の中で小さくなっているハリーを見つけました。頼れる人が居ないと思っているのか部屋に篭っていたのです。
「パパ・・・」
ハリーは気がつきました。
「最近ずっと篭っているって聞いたんだけどどうしたんだい?」
リーマスは聞きました。
「何でもない」
ハリーはそっぽを向きながら言いました。
「何でもない訳が無いよね。ハリーは昔から何かあると抱え込むような癖があるからね。話してごらん」
リーマスは言いました。
「誰にも言わない?」
ハリーは聞きました。
「それは誓うよ。誰にも言わないから良ければ話してくれないかな?」
リーマスは言いました。
「それなら・・・」
ハリーは言いました。


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