二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.426 )
- 日時: 2011/05/04 12:03
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
〜過去〜
「痛っ・・・。相変わらず乱暴だな」
いちごは呟きました。
「本当だね。いちご、大丈夫?」
ハリーは優しく手を差し伸べました。
「あ、ありがとう」
いちごは立ち上がって言いました。すると向こうから2人の男子生徒がやってきました。
「おーい!シリウス!リーマス!!」
いちごは呼びました。
「誰かと思ったらいちごか」
シリウスは言いました。
「何?来ちゃ悪い?」
いちごは拗ねたふりをして言いました。
「ごめんよ。冗談だって」
リーマスは言いました。
「ところでいちごの後ろに居るのは?」
シリウスは聞きました。
「あぁ紹介してなかったね。ハリー、挨拶して」
いちごはそう言うとハリーを前に押し出しました。
「えっと・・・僕はハリー・ジェームズ・ポッターです」
ハリーは言いました。
「「えっ!!」」
当然ですけど2人は驚いてしまいました。
「驚くのも無理無いよね。ハリーはね私と同じ未来から来たの。それでジェームズとリリーの子供なのよ」
いちごは説明しました。
「「えーーーーーー!!」」
2人は余計に驚いてしまいました。
「ハリー、ごめんね。ちょっとビックリしてるみたい」
いちごは言いました。
「大丈夫だよ。ところでこの2人は?」
ハリーは聞きました。
「そうか自己紹介を忘れてたな。俺はシリウス・ブラックだ」
シリウスは言いました。
「僕はリーマス・ルーピンだよ。よろしくね、ハリー」
リーマスは言いました。
「は、はい!」
ハリーはカチコチになってしまっていました。
「ハリー。そんなに硬くならなくても良いんだよ。この2人はハリーの両親の親友なんだから」
いちごは言いました。
「そ、そうなんだ・・・」
ハリーは言いました。
「そうそう言い忘れてたけどシリウスはハリーの名付け親でリーマスはハリーにとってお兄さんのような存在なのよ。未来ではね」
いちごは言いました。
「ってことは俺はハリーから見れば叔父さんってことなのか?」
シリウスは聞きました。
「まぁ考え方によればそうでしょうね」
いちごは言いました。
「意外にずさっと来たぞ・・・。おい・・・」
シリウスは言いました。
「そうなると何で僕はお兄さんなのかな?」
リーマスは聞きました。
「理由は簡単だよ。未来ではリーマスがホグワーツの先生になって学校で教授として教える事になるの。それで色々と相談なんかに乗るからねハリーにとってはお兄さんみたいな存在なんだ」
いちごは説明しました。
「それでなんだね。なら分かったよ。それにしてもハリーってジェームズにそっくりだね」
リーマスは言いました。
「あぁ。でも目の色だけはリリーだな。つまり2人の子供っていうのは本当ってことなんだな」
シリウスは言いました。
「ところでジェームズ、リリー、ピーターは何処?」
いちごは聞きました。
「ジェームズとリリーは談話室。ピーターは図書室だよ。それより外に居るんじゃ寒いし中に入りなよ。ハリー、これからは僕の事リーマスって呼んでくれて構わないからね」
リーマスは言いました。
「うん!」
ハリーは言いました。
「なんかハリーって可愛いな。よしじゃあ俺が談話室まで案内してやるよ。未来とはきっと場所が違うだろうからな」
シリウスはハリーの手を握って校舎の中に入っていきました。リーマスはいちごの手を握るとシリウスの後を追い駆けて行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.427 )
- 日時: 2011/05/04 13:45
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「リリー!ジェームズ!久しぶり」
いちごは談話室に入ると言いました。
「いちご!もう今まで何処に行ってたのよ」
リリーはいちごに抱きついて来ました。
「ごめんね」
いちごは言いました。
「本当に久しぶりだね。いちご」
ジェームズは言いました。
「うん。そういえば2人に紹介したい人が居るんだ」
いちごは言いました。
「誰?」
リリーは聞きました。
「2人だって見たら驚くよ」
リーマスは微笑みながら言いました。
「えっと・・・僕はハリー・ジェームズ・ポッターです」
ハリーは2人に挨拶をしました。
「えーーーーー!」
ジェームズはビックリしていました。
「うるさいわよ。驚いているじゃない。ごめんね」
リリーはハリーに言いました。
「気にしなくていいですよ。僕は会えて嬉しいです」
ハリーは言いました。
「君・・・ハリー・ジェームズ・ポッターって言ったよね」
ジェームズは言いました。
「はい。そうですけど・・・」
ハリーは言いました。
「どうして僕と同じ名前を?」
ジェームズは聞きました。
「あのねハリーは未来でジェームズとリリーの子供なの」
いちごは言いました。
「ってことはハリーは私たちの子供・・・」
リリーは驚いていました。
「はっきり言ってジェームズとリリーを足して2で割ったのがハリーなのよ。勉強だって出来るわ」
いちごは言いました。
「じ、じゃあ僕らのことを未来ではどう呼んでいるのかな?」
ジェームズは聞きました。
「えっとパパとママって呼んでますよ」
ハリーは言いました。
「じゃあ私たちにはこんな可愛い子供が出来るのね。ハリー、私のことはプライベートならママって呼んでも構わないわよ」
リリーは言いました。
「ハリー、僕のこともプライベートでならパパって呼んでくれて構わないよ。むしろその方が嬉しいな」
ジェームズは言いました。
「分かりました。じゃあそうします」
ハリーは言いました。
「ところで何で敬語なんだい?ハリーの両親になる2人だろう。私たちと同じようにため口で良いんじゃないのかな?」
リーマスは言いました。
「そうだね。リーマスお兄ちゃん」
ハリーは言いました。
「えっ・・・。リーマスがお兄ちゃんだって!」
ジェームズは再びビックリしていました。
「そうなの。ハリーから見ればね」
いちごは付け足しました。
「だけどハリーはジェームズと瓜二つね」
リリーは言いました。
「本当だよな。まさか未来からジェームズのそっくりが来るとは思ってなかったからビックリしたぜ。ハリー、これからは俺たちがずっと一緒に居るから安心しろよ」
シリウスは言いました。
「うん」
ハリーは言いました。
「本当にハリーって可愛いわね。あれ?その傷跡って何?」
リリーはハリーの額にあるイナズマ型の傷に目が止まりました。
「あぁその傷のことを話すのは結構難しいのよ」
いちごは言いました。
「でも気になるよね」
リーマスは言いました。
「未来で何かあったのか?」
シリウスは聞きました。
「分かった。話すよ。その代わり此処だと誰に聞かれるか分からないし何処かの空き教室で話そう」
ハリーは言いました。
「そうね。じゃあ私たちの秘密の場所にでも行きましょうか?よく貴方たち4人が悪戯を考えている場所にね」
リリーは言いました。
「なるほど。あそこなら誰にも聞かれないよな」
ジェームズは同意しました。
「そうなれば決まりだな。じゃあ俺がハリーを連れて行くからリーマスはいちごを頼む」
シリウスは言いました。
「分かっているよ。じゃあ行こうか」
そして6人は校内を歩き回ってよく来ている場所にやってきました。そこは本当に必要としていなければ現われないと言われている部屋です。ハリーといちごはパートナーに連れて行ってもらいました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.428 )
- 日時: 2011/05/04 19:26
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「それじゃあ聞くけど未来では何があったからそんな傷を持つことになったの?」
ジェームズは聞きました。
「これにはパパとママが関係してるんだ・・・」
ハリーは言いました。
「私とジェームズが?」
リリーは聞きました。
「うん。未来では例のあの人っていう闇の魔法使いが勢力を振るっていて暗黒の時代がやってくるんだ。その時にあの人は僕らの家にもやってきて・・・。パパはあの人を食い止めるからその間に逃げろってママに言ってママは僕を連れて逃げるんだ」
ハリーは言いました。
「結構ジェームズは優しいのね。それを聞いて見直したわ」
リリーは言いました。
「そんなことないよ」
ジェームズは照れていました。
「だけどパパは例のあの人にやられてしまうんだ。それで例のあの人はママと僕が居る部屋にやって来るんだ。目的は僕だったらしいんだ。でもママは渡す気なんて無いから戦ったんだ。けどママもやられてしまって・・・。最後に僕を倒そうとしたけれど僕にはママが掛けてくれた愛の魔法があったから死の呪いを跳ね返したんだ。だからこの傷は呪いによって出来た傷なんだ」
ハリーは言いました。
「そんなことがあるのね・・・」
リリーは言いました。
「それじゃあ未来でのお父さんは・・・」
ジェームズは聞きました。
「孤児になるのかと思っていたらシリウス叔父さんとリーマスお兄ちゃんが2人で僕を育ててくれたんだ。それで僕は今でも普通にしているんだ。今のパパはリーマスお兄ちゃんなんだよ」
ハリーは言いました。
「そうなると未来では俺たちがハリーを大人になるまで見守っていけるんだな」
シリウスは言いました。
「でもシリウス叔父さんとはしばらくして別れがあるんだ。僕が学校で叔父さんのピンチを察知して魔法省に乗り込んだけどそれは闇の軍団の罠で見事に僕と僕の親友は引っかかるんだ。そこにリーマスお兄ちゃんとシリウス叔父さんを先頭に不死鳥の騎士団っていう光の軍団が救助に来てくれるんだ。けれどシリウス叔父さんは僕の目の前で闇の魔女に倒されてしまうんだ。だから未来で僕を今まで育てているのはリーマスお兄ちゃんなんだ」
ハリーは言いました。
「そうなると僕がハリーの親なんだね。なんか不思議だな」
リーマスは言いました。
「今の俺たちより未来の方が強くなっているんだから今ハリーが話したような未来には絶対にしねーよ」
シリウスは言いました。
「そうだよ。こんなに可愛くて優しいハリーが生まれるんだから未来なんて変えてみせるさ。平和な未来にね」
ジェームズは言いました。
「ハリーは安心して良いわよ。私たちが未来を変えて貴女との明るい生活をするんだから。もちろん6人でね」
リリーは言いました。
「そうだね。ハリーといちごは僕らに未来のことを教えてくれたんだし今日からは仲間ということで一緒に居よう」
リーマスは言いました。
「だけどジェームズのそっくりが居たら先生だって困るんじゃない?」
いちごは聞きました。
「じゃあ2人は部屋に居ろよ。俺たちが授業終わり次第2人に少しずつ勉強を教えていくよ」
シリウスは言いました。
「わーい!じゃあ教えてね」
ハリーは言いました。
「だけど気をつけてね。ジェームズ、シリウス、リーマスは男子の中でトップからベスト3までに入っているの。だから勉強に関してはスパルタになるわよ」
リリーは言いました。
「それは言えてるかもしれないわね。3人に私も教えてもらったことがあるけど超が付くほどのスパルタなのよ」
いちごは言いました。
「何かいちごは他人事みたいに言うね」
ジェームズは言いました。
「そりゃそうでしょ。だって今回のスパルタ勉強会はハリーだけが参加すれば良いだけの話で・・・」
いちごは言いました。
「とは言ってるけどいちごにも参加してもらうぜ」
シリウスは言いました。
「何で?そんなに成績悪くないのに・・・」
いちごは言いました。
「初めて会ってから君に勉強を教えたのは誰だっけ?」
リーマスは聞きました。
「えっと3人だよね」
いちごは言いました。
「じゃあ君にも拒否権は無いよね。教えてたあの時はエスケープしたりさぼったりしてたじゃないか。だからそのツケなんだよ。そうなったら逃げられないよね(黒笑)」
リーマスは爽やかな微笑みの後ろに漆黒のオーラを漂わせていました。これを見れば誰だって拒否は出来ませんよね。
「分かったわよ。私もやるわ」
いちごは言いました。
「何か嫌々言ってるね。まだ分かってないのかな?」
リーマスは言いました。
「はい!しっかり受けさせて頂きます」
いちごは驚いて言いました。
「うん。それなら良いよ」
リーマスは言いました。ハリーは一瞬ではありましたがリーマスを怖いと思ってしまっていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.429 )
- 日時: 2011/05/05 08:30
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「勉強とか言ったけど今日は楽しいことしようぜ」
シリウスは言いました。
「何をするの?」
ハリーは聞きました。
「もし本当に僕の息子なら箒に乗れるはずなんだ。だからそれを確かめてみたくてね」
ジェームズは言いました。
「良いよ。僕は未来でクィディッチの選手なんだ。だから負ける気なんか無いよ」
ハリーは言いました。
「よし。それなら中央広場で実力を見てやるよ」
シリウスはそう言うとハリーを連れて中央広場に行きました。いちごはリーマスと一緒に居ましたがハリーばかりを見ていたのでリーマスにかなり嫉妬させていたようです。まぁ気がついてませんけどね。
「それじゃあどれくらいの高さまで飛び上がれるか挑戦だよ。勝ったらいちごと仲良くしていて良いけどもし負けたら僕たちの王女様とさせてもらうからね」
ジェームズは言いました。
「いちごは絶対に渡さない!」
ハリーは此処で堂々とライバル宣言です。
「じゃあ俺が審判をする。ちなみにズルは無しだぜ」
シリウスは言いました。
「分かってるよ。じゃあ始めよう。まずはハリーからだよ」
ジェームズは言いました。
「うん」
そう言うとハリーは地面を蹴って校舎にある時計のところまで飛び上がりました。
「へぇー。ハリーやるなー」
シリウスは言いました。
「そりゃそうよ。ハリーはクィディッチの選手に1年生で選ばれたんだから。しかもポジションはシーカーよ」
いちごは言いました。
「シーカーだと僕と同じポジションだ。こうなったら負けていられないな」
そして次はジェームズの番になりました。するとハリーよりも高く飛び上がって天文台の塔まで行きました。そこまではハリーだってなかなか出来ません。
「もう降参。やっぱりパパには敵わないよ」
ハリーはあっさり負けを認めてしまいました。
「随分あっさりと認めたな。だけどその方が良いかもしれねーな。野次馬が集まって来やがった」
シリウスに言われて周りを見渡すとかなりの生徒たちが見ていました。
「こうなるともう止めた方が良さそうだね。じゃあハリーも一緒に部屋まで行くぞ」
ジェームズはそう言うとハリーを連れて学校の中へと走って行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.430 )
- 日時: 2011/05/05 09:01
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そして5人は夕食を食べるために大広間に向かいました。すると生徒はビックリしていました。突如消えたはずのいちご姫が戻って来たのですからね。しかしいちごが戻って来たことを良くなく思っている人たちが居ました。それはリーマスのファンクラブの女子たちなのでした。
「なんか凄い視線がこっちに来るんだけど」
いちごは言いました。
「そりゃ仕方ねーな。俺たちは有名だからよ」
シリウスは言いました。
「なんかシリウスって突っ込めないのがムカツクわ」
いちごは言いました。
「と言うより視線は僕の方が痛いんだけどね。なんか視線だけで倒れられそうだよ」
ハリーは言いました。
「きっとあれはリリーのファンクラブの男子たちだね。リリーはすでに僕のものなのにまだ狙っているんだよね」
ジェームズは言いました。
「もしかして僕が仲良くしているから恨まれてる?」
ハリーは聞きました。
「だけど気にしない方が良いぜ。ハリーだってそのうち慣れるさ」
シリウスは言いました。
「そうそう。気にしなければ平気だよ。いちごなんて僕と仲良くなってからずっとこういう目に遭って来てるからね」
リーマスは言いました。
「だから慣れているんだ」
ハリーは言いました。
「それって私が鈍感とかそういう意味?」
いちごは聞きました。
「そういう事じゃないよ。だけどよくこの緊迫した状況で食べていられるなって思ってさ」
リーマスは言いました。
「もう!」
いちごは拗ねてしまいました。
「拗ねないでよ。後で特製のチョコレートをあげるからさ」
リーマスは言いました。
「そ、それなら良いよ」
いちごは言いました。
「さてと。ハリーはまだ校長に会ってなかったよね」
ジェームズは言いました。
「うん。でも基本的には校長室は避けたいな」
ハリーは言いました。
「大丈夫さ。校長室慣れしているリーマスが居るんだ。ハリーだって普通にしていられるぜ」
シリウスは言いました。
「慣れているっていうか君たちのせいで呼び出されているんだけどね。まぁハリーの為になるのなら構わないけどさ」
リーマスは言いました。
「じゃあ早く此処を出よう。もう視線が刺さって痛いの」
いちごは言いました。
「僕も」
ハリーは言いました。
「よしそれなら行こう」
という訳で7人は校長室に行きました。そして7人が居なくなると生徒はみんなビックリしていたりしていました。
(なんで戻ってくるの?)
(また狙わないとですわね)
(もちろんよ。今回は作戦があるの)
(でしたらその作戦を実行致しましょう)
リーマスのファンクラブの女子たちは恐ろしいことを話し合っていました。
(僕らのリリー様に近付くなんて・・・)
(ジェームズは許したけどアイツは許してない)
(それに凄く仲良いし・・・)
(ムカツクから作戦を考えるぞ)
リリーのファンクラブの男子たちだって女子に負けず劣らず恐ろしい事を話していました。
「やっと解放された・・・」
いちごは言いました。
「本当にいちごは人気があるね」
リーマスは言いました。
「別の意味でね」
いちごは言いました。
「だけど今回だって僕が守るからさ」
リーマスは言いました。
「そうね。じゃあ今回もリーマスに頼るね」
いちごはそう言ってリーマスに微笑みました。
「そういえばパパは何で人気があるの?」
ハリーは聞きました。
「さぁ何でだろうな」
ジェームズは言いました。
「カッコいいからなんだろうな」
シリウスは言いました。
「何かそれは言える。僕も色々と未来では人気なんだ」
ハリーは言いました。
「じゃあこっちに居られる間は人気になる秘訣を教えてあげよう」
ジェームズは言いました。
「うん。じゃあお願い」
ハリーはそう言うとジェームズにしがみ付きました。
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