二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.376 )
日時: 2011/04/29 11:07
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

するとリーマスは急いでいちごのところに来てくれました。
「いちご。大丈夫かい?」
リーマスは聞きました。
「だ、大丈夫・・・」
いちごは言いました。今は授業中ですし抜け出す訳には行きません。今まで授業に出ていなかったのでお返しがしたいのです。
「皆!私はいちごを休ませてくるからしばらく自習していてくれ」
リーマスはそう言うといちごを支えて教室から出て行きました。
「(あーあ。授業を抜け出しちゃった・・・。しかもリーマスに心配させちゃっているし嫌だな〜)」
いちごはそんな事を思いながら歩いていました。しばらくするといちごは歩調が遅くなってきて呼吸をするのが辛くなってきていました。隣でいちごを支えながら歩いているリーマスはいちごの様子に気がつきました。
「大丈夫かい?いちご」
リーマスは聞きました。
「うん。平気だから・・・」
いちごは嘘を言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.377 )
日時: 2011/04/29 12:56
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

しかしリーマスはそれが嘘だと直ぐに見破ってしまいました。いちごの作戦は失敗してしまったのです。
「そう言ってるけど辛そうだよね」
リーマスはそう言うといちごをお姫様抱っこで抱え上げました。
「リ、リーマス・・・」
いちごは近くなったリーマスの顔を見つめながら言いました。
「やっぱりね」
リーマスはどこか怒っているようでした。
「・・・?」
いちごは首を傾げました。
「最近もしかして何も食べてないのかい?」
リーマスは聞きました。
「・・・」
いちごは答えませんでした。
「答えて。何も食べてない?」
リーマスは聞きました。
「うん。あの冒険の後からずっとだよ」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.378 )
日時: 2011/04/29 13:06
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「それも関係しているのかもね。とりあえず休まないと」
リーマスは廊下を歩いていました。
「・・・」
いちごはリーマスの顔が見れなくなってきていました。
「どうしてこんなになるまで黙っていたんだい?早めに言ってくれれば直ぐに対応したのに・・・」
リーマスは言いました。
「ごめん・・・」
いちごは言いました。
「頑張りたい気持ちは分かるけど無理をして倒れるのは本末転倒だよ。今日はゆっくり休みなさい。それから頑張るんだよ」
リーマスはそう言うといちごを優しく抱き締めました。
「うぇ・・・リーマス・・・」
いちごは言いました。
「とりあえず今日は医務室が開いてないし悪いけど僕の事務所で我慢してね」
リーマスは言いました。
「じゃあ一緒に居てくれる?」
いちごは聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.379 )
日時: 2011/04/29 19:42
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そうだね。じゃあ授業が終わったら一緒に居てあげるよ」
リーマスは言いました。
「うん。じゃあそれまでリーマスの部屋に居る」
いちごは言いました。
「本当に大人しくしているんだよ。もし熱が上がっていたらお仕置きだから覚悟しておきな」
リーマスは言いました。
「う、うん」
そしていちごはリーマスの部屋に入れてもらうと扉を閉めました。それを見てからリーマスは慌てて授業の教室に行きました。しかし大人しくするほどいちごだってお姫様じゃありません。外に出たいんです。でもドアは鍵をかけられているので出られません。そこでいちごは窓から身を乗り出して外に出ることにしました。自分の箒を魔法で呼び寄せると箒に乗って空を自由に飛び回り始めました。
「やっぱり気持ちいい!」
いちごは思いっきり楽しんでいました。すると禁じられた森の側にある小屋から誰かが呼んでいます。
「ハグリッドだ!行ってみよう」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.380 )
日時: 2011/04/29 19:49
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

しかしいちごが外に出たことを見ていた人が居ました。それはハリーだってのです。ハリーが授業中に上の空になるのは珍しいのですが窓から見ていていちごが箒に乗って空を飛び回っているのを見た時はビックリしていました。しかし授業中ですしリーマスだってハリーの様子を見ていたのです。そしてその日の授業後に残されてしまいました。
「今日はほとんど上の空だったけどどうした?」
リーマスは聞きました。
「いちごが気になって・・・」
ハリーは言いました。
「休ませているんだから平気だよ」
リーマスは言いました。
「だけど僕見たんだ。パパの部屋からいちごが箒に乗って外に出たところ。本当ならパパの部屋で休んでいたはずなんだよね?」
ハリーは聞きました。
「本当かい?いちごが外に出ていたのかい?」
リーマスは聞きました。
「そうだよ。ちょっとは息子の言う事を信じてよ」
ハリーは言いました。


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