二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.276 )
- 日時: 2011/04/09 09:10
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「それじゃあ談話室にお戻り。3人が心配して待っているだろうから」
リーマスは言いました。
「だけど戻りたくない。樫野と喧嘩しちゃったから」
いちごは言いました。
「そうか・・・。じゃあ僕が真君と話してみるよ。だから談話室に戻ったら真君に伝えてくれないかな?」
リーマスは聞きました。
「わかった。やってみる・・・」
いちごはそう言うと3人が待っている談話室に向かいました。談話室に着くと3人は待っていてくれました。いちごは真の側に行きました。
「えっと・・・。ルーピン先生が呼んでるから事務所に行けば?樫野と話がしたいんだって」
いちごがそう言うと真は仕方なく立ち上がって談話室から出て行きました。いちごは千乃介と五月の側に行きました。そしてソファーに座ったのです。
「あのさ・・・2人には聞いて欲しい事があるの。良い?」
いちごが聞くと2人は頷いてくれました。そこでいちごは談話室に居ると誰かに聞かれるという事で庭園に出て行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.277 )
- 日時: 2011/04/09 11:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「どうしたの?突然」
五月は言いました。
「あのね・・・今日の事は反省してる。皆に迷惑かけたのは本当のことだったのに・・・。ごめんなさい!」
いちごはそう言うと2人に頭を下げました。2人はそんないちごをしばらく見つめていました。それから沈黙を破ったのは千乃介でした。
「気にしてないよ。ああでもしなきゃ辛かったんでしょ」
千乃介は言いました。
「そうそう。今日の事は樫野が悪いんだから」
五月も言いました。
「それとね・・・2人にだけは聞いておいて欲しい話があるの。2人を信じているから話すの」
いちごは言いました。
「どんなこと?」
五月は聞きました。
「えっと・・・さっきルーピン先生には聞いてもらった話なんだけどさ2人なら分かってくれるよね?」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.278 )
- 日時: 2011/04/09 12:08
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そしていちごは2人にさっきリーマスにした話を同じ内容を話しました。2人は話を聞いている間にだんだん顔が真剣になってきました。春の風を浴びているのに3人の周りには冷たい風が吹いていました。
「・・・ということなの。今まで黙っててごめん」
いちごは言いました。2人はしばらく真剣な顔をしていましたがいちごの顔を見つめてそっと微笑みました。
「話を聞いていれば話したくない理由だって分かるよ。だけど1人きりで抱え込んでいたっていうのはちょっと不思議だな。周りには僕らとか居たんだから。抱え込んだら余計に辛くなるでしょ」
千乃介は言いました。
「なるほどね。辛い事だから話したくなかったんだね。そうなると僕らでもなかなか解決してあげられなかったよ。それに1人で抱え込んでいたんだろう?心が壊れそうなくらいに辛かったのなら思い切って誰かに相談とかしてみればよかったのに・・・。僕と安堂ならいつでも相談に乗ったよ」
五月は言いました。いちごは2人の言葉が嬉しくて泣きたくなってきました。すると2人はいちごを優しく抱き締めました。いちごは2人に頼ってしばらく泣き続けました。では真はどうなのでしょうか?
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.279 )
- 日時: 2011/04/09 12:32
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
一方の真はリーマスの部屋に居ました。ソファーに座ってリーマスと向き合っています。真は最近になってから自分の感情を抑えることが出来なくなってきていました。
「それじゃあ1つ聞いてもいいかな?真君はどうしてパティシエを目指そうと思ったのかな?」
リーマスは聞きました。
「・・・。叔父さんに憧れたからです。僕の叔父さんは天才ショコラティエって呼ばれている人なんです。それで小さい頃から通い詰めていて何度もショップで売る商品の試食をさせてもらっていました。それから目指そうと思ったんです」
真は言いました。
「なるほどね。けれど君の実家は大病院なんだろう?反対されたんじゃないのかい?」
リーマスは聞きました。
「はい。家族会議にまでなったんです。けれど僕が家族の反対を押し切ったんで期待が僕の姉に行ったんです。それで学園に入れて・・・」
真は言いました。けれど真は思いました。スムーズにパティシエへの道へ進めたリーマスになんか自分の気持ちは分からないと・・・。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.280 )
- 日時: 2011/04/09 12:38
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「あの・・・先生はスムーズにパティシエになれたんですよね?」
真は聞きました。
「ううん。真君と同じような運命だったんだ」
リーマスは言いました。
「えっ!」
真は驚きました。
「君は僕とハリーが魔法使いだって事を知っているよね?」
リーマスは聞きました。
「は、はい」
真は言いました。
「その魔法界で一番偉いとされているのが魔法省大臣という役職でね」
リーマスは言いました。
「魔法省大臣?」
真は聞きました。
「簡単に言えば総理や首相が同じなのかな」
リーマスは言いました。
「なるほど・・・。でも先生とは・・・」
真は言いました。
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