二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.296 )
- 日時: 2011/04/10 15:08
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「いちご。大丈夫?」
ハリーは近付いて聞きました。
「ううん。足を捻っちゃったみたいで立てないの・・・」
いちごは言いました。
「えっ!ケガ見せて。暗いと分からないな・・・。ルーモス!」
ハリーが唱えると橋の下のスペースが明るくなりました。3人はいちごのケガを見て言葉を失いました。両足が真っ赤に腫れ上がっているのです。
「ハリー、どうするの?」
五月は聞きました。
「とにかく宮殿に連れ帰るしかないよ。宮殿に戻ればパパがある程度は治してくれると思うんだ」
ハリーは言いました。
「でもこのケガじゃ動けないんじゃない?」
千乃介は言いました。
「大丈夫だよ。フェルーラ!」
ハリーが唱えるといちごの両足に包帯が巻きつきました。そして千乃介と五月が支えて宮殿までハリー先頭で戻って行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.297 )
- 日時: 2011/04/10 15:18
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「お帰りなさいませ。ハリー様、ご主人様がお3方も連れて来て欲しいとのことでございます」
執事に言われて4人はリーマスの部屋に行きました。リーマスは心配そうな表情をしながら窓の外を見つめていました。
「王子とお3方がいらっしゃいました」
メイドに言われてリーマスは自室から執務室に移動しました。いちごをはさむような形でソファーに座っていました。
「お帰り。いちごちゃんには何もなかったかい?」
リーマスは聞きました。
「ううん。よく分からないけど足を捻ったみたいなんだ。しかも両足なんだよね。パパならなんとか出来るよね」
ハリーは言いました。
「分かった。ケガを診察してみるよ。3人は談話室に行ってご覧。多分ビックリするような人が来てるよ」
リーマスは言いました。3人はリーマスに言われた通りに談話室へ行ってしまいました。いちごはリーマスと2人きりにされてしまったので目を合わせないようにしようと必死になっていました。リーマスはしばらくしてからいちごの隣に座りました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.298 )
- 日時: 2011/04/10 15:27
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「さぁケガしたところを見せてご覧」
リーマスに言われていちごはさっき捻ったところをリーマスに見せました。リーマスはケガの具合を見た途端に顔色がさっと変わりました。
「リーマス?」
いちごは聞きました。
「ん?あぁ大丈夫だよ。ちょっと冷やした方が良さそうだね。ちょっと待ってて」
リーマスはそう言うといちごを残して道具の準備を始めました。さらに電話をしてシリウスを呼び出したのです。
「何だよ・・・。行き成り呼び出しやがって」
シリウスは言いました。
「いちごちゃんがケガをしたんだ。その治療をするから助手兼押さえ役で手伝って欲しいんだ」
リーマスは言いました。
「ま、まぁいちごの為なら仕方ねーなー。けど後で何かくれよな」
シリウスは言いました。
「分かっているよ。とりあえず手伝ってくれれば良いから」
リーマスはシリウスといちごの元へ戻りました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.299 )
- 日時: 2011/04/10 17:06
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「それじゃあ治していくよ。もし痛かったら言って」
リーマスはそう言うとシリウスに手伝ってもらいながらケガの治療をしていきました。いちごはリーマスのことを考えて抵抗はしないでいました。そしてやっと治療は終わりました。シリウスはリーマスからお礼のお土産をもらうと帰って行きました。いちごはリーマスの部屋に残っていました。
「今日は安静にしてないと明日からもっと痛くなるよ。だから明日の朝までは此処に居てね。何かあったら遠慮なく言って」
リーマスは言いました。
「じゃあ・・・」
いちごはリーマスに小声でお願いをしました。そしていちごは真っ赤になると俯いてしまいました。
「・・・おいで」
リーマスはそう言うといちごの腕を引っ張って自分の腕の中に収めました。いちごはリーマスの温もりにふれているだけで落ち着いているのです。リーマスの腕の中に居るときにいちごは色々な身の回りで起こった出来事を思い返していました。どれも辛い事ばかりだったのでいちごは震えていましたがリーマスはそのまま抱き締めていてくれたのでした。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.300 )
- 日時: 2011/04/10 17:28
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
いちごはリーマスの部屋で明日まで明かさなければならなくなってしまったので何を話せば良いのか悩んでいました。しかも今いちごが居るのはリーマスの腕の中。さすがのいちごでも緊張してしまいますよね。
「そういえば聖夢から聞いたよ。談話室で『すてきな友達』を演奏していたんだってね。団結するには最高の選択だったね」
リーマスは言いました。
「うん。なんかねあの曲を聴くと懐かしい気持ちになるんだ。あの曲のお陰で学生時代を過ごせたような気がするの」
いちごは言いました。
「そうだね。あの曲は僕らが喧嘩をしてしまったときにジェームズたちが気を利かせて演奏してくれたんだ。あの曲が無かったら仲直りなんてしなかっただろうね」
リーマスはそう言うといちごの頭を撫でました。
「ね、ねぇリーマス。明日って研修は無いのよね?」
いちごは聞きました。
「そうだね。基本的には無いよ。というよりこの前で終わってしまったからね」
リーマスは言いました。
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