二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.16 )
日時: 2011/02/12 13:02
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「アンリ先生!」
いちごは言いました。
「もうすぐで寮の門限時間になってしまいますよ」
アンリ先生は言いました。
「本当だ!門限時間まであと10分しか無い」
真は自分の腕時計を見て言いました。
「残念・・・。ハリーともっと話したいのに」
いちごは言いました。
「大丈夫だよ、いちごちゃん。僕らはグループ寮に居るんだから」
五月は言いました。
「それじゃあ行こうか?ハリーは遅れないように着いて来て」
千乃介が言いました。
そして5人で歩き出そうとするとアンリ先生に止められました。
「ちょっと待って。ハリーにメッセージがあるんだ」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.17 )
日時: 2011/02/12 13:08
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「何?」
ハリーは聞きました。
「君のお父さんからだよ。明日サプライズがあるから楽しみにしてなさいって」
アンリ先生は言いました。
ハリーは訳が分からずキョトンとしていました。
「ハリー!急がないと迷子になっちゃうよ」
いちごの声にハリーは慌てて走って行きました。
5人はグループ寮に行きました。そして部屋に入ると再び話し始めたのです。
「ハリー。今度は質問してもいい?」
五月が聞きました。
「良いよ。さっきは僕の質問に答えてもらっていたからね」
ハリーは言いました。
「それじゃあ・・・」
いちごの言葉を遮って真が聞きました。
「どうしてスイーツ作りに苦手な分野が出来てしまったんだ?」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.18 )
日時: 2011/02/12 13:19
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「実は父さんが持っている10冊のレシピ帳を元に特訓していたんだ。レシピ帳には飴細工とかチョコレート細工については書かれていなくてさ。練習出来なかったんだ」
ハリーは言いました。
「今度さ私が特訓する時ハリー手伝ってくれない?今まで安堂君と花房君には手伝ってもらったの。実は私ね暗い所に1人で居るのが苦手で」
いちごは言いました。
「僕で良ければ良いよ」
ハリーは言いました。
「それじゃあ次の質問。ハリーのお父さんってどんな人なの?」
五月は聞きました。
「基本的には優しいよ。僕が5歳の時にパリに3つ星のケーキ屋を開いたんだ。その時僕は寂しがり屋でね。僕が泣くとよくブルーベリーチーズケーキを作ってくれたよ。父さんはイケメンだからケーキ屋は女性客で満員だったよ。僕は名付け親の叔父さんと遊んでいたんだけど8歳のときに厨房に入れてもらえたんだ。接客だったけど新しいお客さんを沢山ゲット出来たんだ。それからスイーツ作りの盛んな学校で先生をやるって言ってたよ」
ハリーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.19 )
日時: 2011/02/12 13:30
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「スイーツ作りの盛んな学校ってここだよ」
いちごは言いました。
「僕は幼い時は簡単に慰められてたけど皆はどうだった?」
ハリーは聞きました。
「俺が泣くとショコラティエの叔父さんがショコラショーを作ってくれたな」
真は言いました。
「僕は泣くと父さんと母さんの作ってくれたパウンドケーキを食べたなあ」
五月は言いました。
「僕は泣かなかったけれど弟や妹たちが泣くと抹茶ロールケーキを作って慰めたよ」
千乃介は言いました。
「・・・」
いちごは何やら考えている様子で何も言いませんでした。
「いちごちゃんが小さい頃はどうだったの?」
五月は聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.20 )
日時: 2011/02/12 13:36
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「私が泣くとお婆ちゃんがイチゴタルトを作ってくれたの」
いちごは言いました。
「でもブルーベリーチーズケーキはレシピ帳から綺麗に消えているんだよね」
ハリーは言いました。
「ハリーのレシピ帳も!実は私がお婆ちゃんから貰ったレシピ帳のイチゴタルトのページが消えているの」
いちごは言いました。
「もう寝ないか?天野は明日から材料当番だろ」
真は言いました。
「そうだね。おやすみ」
いちごは言いました。
5人はそれぞれの部屋で寝ていました。ハリーは1人である写真を見つめていました。
「母さん。絶対にパティシエになるからね」
ハリーは言いました。


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