二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.706 )
日時: 2011/07/11 14:23
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そしてその日の夜。リーマスたちは歩いてスタジアムに向かっていました。シリウスとロン一家も一緒です。
「楽しみだな〜。クィディッチのワールドカップってことはかなり強いチームが居るんだよね」
ハリーは言いました。
「そうだよ。今回の試合は決勝戦だからね。本当の頂点を決めるのには面白いんだ」
ロンは言いました。
「今日の試合はアイルランド対ブルガリアだよ。どちらのチームにも最強のシーカーが居るからね。ハリーには良い勉強になるかもしれない」
リーマスは言いました。
「大臣。貴賓席へご案内致します」
13人は案内されて貴賓席まで行きました。
「いちごには試合開始前にバイオリンを演奏してもらう事になっているんだ。明るい曲を頼むよ」
リーマスは言いました。
「分かったわ。頑張ってみる」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.707 )
日時: 2011/07/11 14:31
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そして試合はアイルランドの勝利で幕を閉じました。貴賓席に居たいちご達はテントに戻ってゆっくりしていました。
「なんかクィディッチについてもっと知れたような気がするよ。もっと腕を磨いて有名な選手になるぞ!」
ハリーは言いました。
「随分やる気が出たみたいね。それじゃあ夕食にしましょう。今日のは私が作った特製ハンバーグよ」
そして4人で夕食にしました。周囲にあるテントからも美味しそうな香りが漂っていました。
「それにしてもアイルランドを応援していた方はすごい盛り上がっているわね。こうなるとリーマスでも止められないでしょ」
いちごは言いました。
「そうだね。まぁ勝った方が盛り上がるのは毎年のことだからね。お祭り騒ぎになるんだけど・・・。騒いでいるのを止めに行くのは無理さ」
リーマスは言いました。
「確か此処から少し離れたところにアーサーが居るんだったな。後で行ってみるか」
シリウスがそう言った時でした。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.708 )
日時: 2011/07/11 14:38
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

近くで悲鳴が聞こえたのです。反応したシリウスは外を覗きました。
「大変だ!スタジアムに近い方のテントの方で火事が起きてる!これだと何があるか・・・」
そこにアーサーが飛び込んできました。
「死喰い人の襲来だ!私たちのテントの方は危険だから今は避難を最優先させている。リーマス。魔法省として迎え撃つかい?」
アーサーは聞きました。
「そうだね。危険なら仕方ない。じゃあアーサーのところに居る子供たちは此処で安全が確認されるまで待機させているよ」
リーマスは言いました。
「リーマス・・・」
「パパ・・・」
いちごとハリーはリーマスを見上げました。
「大丈夫だよ。ちょっと騒ぎを収めてくるから此処で待っているんだよ。シリウスに居てもらうから何かあったら直ぐに言いなさい。2人は分かったね?」
リーマスはそう言うと2人を優しく抱き締めました。そして杖を取り出すと走って外に行ってしまったのです。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.709 )
日時: 2011/07/11 15:27
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

走っていったリーマスを見送ったいちごは決心をします。
「じっとなんかしてられない!私も行くわ!」
いちごは言いました。
「それは無茶だぞ。それに相手はかなり大人数なんだ。それなのに対決するなんてリーマスがどうなるか分かっているのか?」
シリウスは聞きました。
「そうだとしてもリーマスの守られているだけじゃ納得出来ないの!私だって何か出来るもの!アクア、ウィンディー、サンダー、ファイア、ウッド、レインおいで」
いちごは妖精を呼び寄せました。
「いちご・・・」
ハリーは言いました。
「ちょっと行って来るね。こうなったのも私が此処に居るせいなんだから。ボンバーダ!」
いちごは魔法で窓を割ると外に出て行きました。
「ったく。とりあえずリーマスに伝えないとマズイな。エクスペクト・パトローナム!」
シリウスが唱えると守護霊が急いで行きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.710 )
日時: 2011/07/11 15:33
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごは森の中を走っていました。妖精たちは不思議そうな顔をして後から付いていっていました。
「リーマス。ごめんね」
いちごは言いました。
「これはいちご姫ではないですか。お久しぶりです。僕の事を覚えていらっしゃいますか?」
1人の男の子は聞きました。
「・・・フォーマルハウト・・・」
いちごは言いました。
「ご名答。まさかお1人で此処にいらっしゃるとは思いませんでした。では僕と一緒に来てもらいましょうか?」
フォーマルハウトは言いました。
「ファイア、サンダー。彼を倒して」
いちごは命令しました。
「分かりました」
「役に立てるのであれば」
妖精の2人はフォーマルハウトに向かって行きました。しかしフォーマルハウトは既にいちごの背後に居たのです。


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