二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.816 )
- 日時: 2011/07/29 07:20
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
いちごは何があったのか詳しく説明しました。それを聞いた3人は驚いていると同時にマリーに対する警戒心が生まれていました。
「そうか・・・。やっぱりマリーはハリーを闇に連れ込もうとしているんだな。その為の作戦にしか過ぎないはず・・・」
シリウスは言いました。
「じゃあマリーについて魔法省で更に情報を探してこよう。トーナメントは危険なのだから裏で何が行われているか分からない」
アーサーとシリウスは部屋を出て行きました。
「いちご。話は聞いていてよく分かったよ。こっちにおいで。もう怒ってないから」
リーマスは言いました。
「でもリーマスとした約束を破っちゃったんだもん。私なんか怒られるのに値するのよ」
いちごは言いました。
「禁断の最強魔法を唱えたことかい?でもいちごは失敗すれば二度とやらないって信じているから」
リーマスは言いました。その言葉はいちごを想っての言葉でした。それを聞いたいちごは泣きそうになっていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.817 )
- 日時: 2011/07/29 07:28
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「家族に冷たくされるのは辛いよね。ハリーにはシリウスから事情を聞いてもらうから。おいで」
リーマスは手を伸ばしていました。
「もうリーマスは私に対して怒っていないの?もしそうならリーマスの側に行くけど・・・」
いちごはリーマスの手に掴まりました。
「いちごは心配性なところもあるんだよね。でも僕は怒っていないよ。もう怖い事はないからね」
リーマスは手を引いていちごを抱き締めました。
「なんかリーマスの前だと強くなれないな。あれだけ弱いところを見せてきたのに・・・」
いちごは言いました。
「強がらなくて良いんだよ。いちごは我慢するから僕には弱いところも見せて欲しいんだ」
リーマスは言いました。
「今回はもし泣いたら泣き止まないわよ。それでも良いなら弱いところ見せてあげる」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.818 )
- 日時: 2011/07/29 07:36
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「泣き止まなくたって構わないよ。泣いているうちに我慢している事が忘れられるんだから」
リーマスはそう言うといちごの背中をポンポンと叩き始めました。
「知らないから・・・ね」
いちごはそれだけ言うと泣きじゃくり出しました。いちごはリーマスに言えなくて隠している事がいくつもあったのです。それはマリーに言われてしまった事ばかり。
「こんなに泣くんだから我慢していたことも沢山あるはずだよね。まぁ後で聞かせてもらうから今は思いっきり泣きなさい」
リーマスは言いました。
「リーマスに・・・隠してた事があるの。でもあり過ぎてどれから話すべきなのかね・・・分からないの!」
いちごは泣きながら言いました。
「そっか・・・。じゃあ落ち着いたらちょっと探ってみるよ。こんなに泣くんだから辛い事だらけだろうし」
リーマスは言いました。
「話しても・・・怒らないでね」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.819 )
- 日時: 2011/07/29 07:44
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「怒ったりなんかしないよ。そろそろ探ろうかな。天使の雫よ彼女の記憶を探り給え」
リーマスは唱えるといちごをきつく抱き締めました。そして額に手を当てて探ったのです。
「これで分かったでしょ・・・。我慢していたことが。もう私は此処に居ちゃいけないのよ」
いちごはそう言うとリーマスの腕の中から抜け出してドアの近くまで行きました。
「逃げると思っていたからドアには封印呪文をかけておいたんだ。いちごでも開けられないよ」
そう言うとリーマスはドアの側に居るいちごに近付いて行きました。いちごは必死に逃れようとしていたのです。
「今日だけは話したくない内容なの。だから話すのは止めておくわ。もう良いでしょ」
いちごは言いました。そして出ようとドアのノブを回していますがなかなか開きません。
「今日は此処だと話せないから寝室に行こうか。其処ならいちごだって話せるだろう?」
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.820 )
- 日時: 2011/07/29 07:52
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
寝室に行くとリーマスはいちごをベッドに寝かせました。いちごは起きようとしていましたがリーマスに遮られてしまっていたので起きるのは出来ませんでした。
「何で寝てないとならないの?」
いちごは聞きました。
「あぁ催眠術でもしようかなって思ってね」
リーマスは言いました。
「あれ?リーマスって白衣なんか持っていたの?」
いちごは聞きました。
「つい最近からだよ。いちごの隠している事を探る為にね」
リーマスは言いました。
「それじゃあ私だけみたいじゃん」
いちごは言いました。
「そうだね。さてとおしゃべりはこれくらいにしておこう。さぁ目を閉じて」
いちごは小さい頃からやられていたので暗示にかかりやすいタイプでした。リーマスはいちごに色々と聞きましたが答えは辛いものだったので慌てていちごを起こしました。
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