二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.911 )
日時: 2011/08/09 12:47
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

(気づかれていたのなら仕方ない)
(今夜にでも実行しよう)
実は闇の魔法使いが狙っていたのです。その日の夜。ジェームズは側近のリーマスとシリウスを呼び出しました。ハリーに危険が迫っているのであるのなら離した方がいいと考えたからです。
「・・・という訳だからハリーを連れて逃げてくれ。無事に切り抜けたら連絡をするから」
ジェームズは言いました。
「ハリーを本当は手放したくないわ。でも危険なのならハリーがずっと笑って居られるのが一番だから」
リリーは言いました。
「分かった。じゃあ連絡がくるのを待っているから必ず無事に切り抜けて来るんだよ。とりあえず僕が過ごしている宮殿で預かっているから」
リーマスは言いました。
「あぁ、頼んだよ。リーマスとシリウスの2人ならハリーだって信用していくだろう。もしもがあってもハリーのこれからは任せておくよ。じゃあ後で」
こうしてハリーは預けられたのです。
〜回想終了〜

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.912 )
日時: 2011/08/09 15:10
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そうだったんだ・・・。じゃあパパとママは別に僕を捨てた訳では無いんだね」
ハリーは言いました。
「そうだよ。ごめんね、今まで何も連絡することが出来なくて。でもねホグワーツには何度か行っているのよ」
リリーは言いました。
「うん。ハリーのクィディッチの戦いぶりを見ていたりしたんだ。でもなかなか会えなかった・・・」
ジェームズは言いました。
「分かったよ。だってパパとママは悪くないんだもん。それに一緒に居てくれるのなら最高だから」
ハリーは言いました。
「それくらいで許してくれるの?だって14年間離れていたのよ。それでも一緒に居たいの?」
リリーは聞きました。
「うん。パパとママが悪いわけじゃないから。それにリーマスとシリウスが教えてくれなかったことが分かったもん」
ハリーはあっさり両親を許しました。そしてリーマスの部屋に居ます。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.913 )
日時: 2011/08/09 17:01
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「あれ?いちごは何処に居るの?此処に居ると思って来たんだけどさ・・・」
ハリーは言いました。
「やっぱりいちごには早すぎたみたいだよ。まだ精神的に夏休み前の事を引きずっているみたいだからね」
リーマスは言いました。
「そうだよな・・・。あの日以来いちごは周りとの関わりを避けるようになったから・・・」
シリウスは言いました。
「いちごは隠し事も好きだけど実際には感情を隠しているからね。本当は誰かに頼りたいんだと思うよ」
リーマスは言いました。
「それでも素直になれないのがいちごだからな。ハリーだって俺の前になると感情を隠したもんな」
シリウスは言いました。
「だけどいちごが居ないとなんか寂しいよ。だって一緒に暮らしているんだから」
ハリーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.914 )
日時: 2011/08/09 17:08
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「とりあえずダンブルドアには許可を貰っているからいちごを休ませるよ。精神的に落ち着けばいいんだけどね」
リーマスは言いました。
「ってことは今年1年間はいちごと一緒にイタズラしたり勉強したり出来ないってこと?」
ハリーは聞きました。
「そうなるな。それでリーマスが行かなくてジェームズが代理になったのもそれでなんだよ」
シリウスは言いました。
「まぁリーマスがいちごの為にしてあげられる事に気付けば良いんだけれどもね。いちごは素直じゃないから」
ジェームズは言いました。
「そうね。だけど家で休んでいる間にいちごは気付くんじゃないかな?大切な人が側に居てくれるって事」
リリーは言いました。
「だと良いけどね。あぁそういえば明日にはホグワーツに向かうんだったね。気をつけて」
そして次の日になりました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.915 )
日時: 2011/08/09 17:20
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

ホグワーツへと出かけて行った5人を見送るとリーマスはキッチンに行きました。
「(少しは想いが明るくなるようなスイーツを用意しないと。いちごはきっと元気にならない)」
リーマスはいちごの為に美味しいスイーツを作っているのです。そして完成したスイーツをいちごの部屋に魔法で送りました。
「ご主人様。お嬢様がお倒れになったようでございます。先程部屋の側を通ったメイドが申しておりました」
それを聞いてリーマスは珍しく自分の仕事を放り出していちごの部屋に走って行きました。中に入るといちごが倒れて居ました。
「(何でこんな事に・・・。スイーツは食べたようだけど倒れるなんて何があったんだろう?)」
リーマスは抱き上げたいちごを連れて自分の部屋に行きました。いちごはどんどん白くなっていきます。
「ご主人様。お嬢様は最近になってから全く食事をなさっていません。部屋に篭られてなかなか出て来なかったのです」
執事から話を聞いたリーマスは驚きました。抱えた時には感じませんでしたがだんだんと軽くなっていくのです。


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