二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.396 )
- 日時: 2011/05/01 08:53
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「帰って来てくれて助かったよ」
五月は言いました。
「千乃介が手紙で状況を教えてくれたから戻って来たんだ。あそこまでパパを怒らせるなんてよっぽどの事をしてたんだね」
ハリーは言いました。
「そうなんだ。普通とは思えない事ばかりしてたぜ。しかも全部が悪戯なんだぜ」
真は言いました。
「それは困ったね。でもパパが帰って来たしもう平和になるよ。あれ?そういえばいちごは何処?」
ハリーは聞きました。
「安堂と一緒だよ」
五月は言いました。
「そっか。じゃあ僕らはスイーツを作ろうよ」
ハリーの提案で3人はキッチンへ行ってスイーツを作っていました。ところでいちごは何処に?というと千乃介と一緒に宮殿の屋上に居るのでした。
「どうしたの?」
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.397 )
- 日時: 2011/05/01 09:01
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
屋上の一箇所でいちごと千乃介は話し合っていました。しかしいちごは何があったのかが分からなかったのです。
「いちごが居なくて寂しかったよ」
千乃介は言いました。
「私も千乃介と離れてて寂しかった」
いちごは言いました。
「でも手紙を書いたのは正解だったね。こんなに早く帰ってきてくれるなんてさ」
千乃介は言いました。
「うん。そうだ。千乃介にプレゼントがあるんだ」
いちごはそう言って1つ箱を差し出しました。
「開けて良い?」
千乃介に聞かれたのでいちごは頷きました。
「それを持っていてくれると嬉しいな」
いちごは言いました。
「うわぁ。ネックレスだね」
千乃介は言いました。
「うん。私のとお揃いなのよ」
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.398 )
- 日時: 2011/05/01 09:09
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
いちごはそう言うと自分が付けているネックレスを見せました。それはリーマスにプレゼントした四つ葉のクローバーとは違っていてチャームが流れ星になっているのです。
「流れ星のネックレス・・・」
千乃介は見つめていました。
「気に入ってもらえた?もし良かったらずっと付けていてほしいの」
いちごは言いました。
「もちろんだよ。ずっと付けているさ」
千乃介は言いました。
「ねぇ千乃介。あのさ私の事ってどう思ってる?」
いちごは聞きました。
「え?大好きだよ。何年、何十年経ってもその気持ちは変わらない」
千乃介は言いました。
「千乃介・・・」
いちごは抱き着いていました。それを見ている3人が居ました。
(良いな〜。安堂だけ・・・)
(天野があんなに乙女だったとはな)
(なんかああいういちごも可愛いかも)
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.399 )
- 日時: 2011/05/01 09:19
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
それからいちごは自室に戻りました。するとホグワーツでペットとして飼っているカーバングルのローズが手紙を咥えて近付いてきました。
「手紙?ありがとう」
いちごはそう言うと手紙をローズから受け取りました。
(ミュー・・・)
ローズは1つ鳴くと自分の小屋に戻りました。
「えっと・・・。・・・嘘・・・でしょ・・・」
いちごは手紙を取り落としてしまいました。そして部屋のドアに鍵をかけるとベッドに座り込んでしまいました。その様子を見ていたローズは小屋から出て来ていちごの膝の上にちょこんと座りました。
(ミュー・・・ミュー・・・)
ローズは心配そうに鳴きました。飼い主の変化にはすぐに気がつくのでした。
「心配してくれているんだね。ありがとう」
いちごはそう言うとローズを抱き締めて俯いていました。ローズは飼い主の腕の中で必死に慰めようとしていました。しかしいちごは暗くなってしまいその日の夕食には現われなかったのでした。スイーツ王子たちは心配になりました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.400 )
- 日時: 2011/05/01 09:29
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そんなある日。シリウスとリーマスは不死鳥の騎士団の会合のために2ヶ月くらい宮殿を空けることになってしまいました。ハリーは出発の前日にリーマスを説得しました。しかしリーダーになっているからには大事な会合を抜ける訳には行きません。リーマスはハリーを諭しました。なんとかハリーが納得したのでリーマスは出掛けることにしたのでしたがいちごのことは誰よりも心配していました。
「じゃあ5人を頼んだよ」
リーマスは執事とメイドに頼んでシリウスと会合が行われるところまで出掛けて行きました。いちごはローズと一緒に部屋に篭りながら食事をしていました。しかしいちごは全く食べていません。
(ミューミューミュー)
ローズは鳴きました。これは食べないの?ということです。いちごはそれに気がついて自分のお皿をローズの前に持って行きました。
「良かったら食べて。今日は食べる気にならないんだ。もう少し勉強をするから食べてていいよ」
いちごはローズに言うと自分の机に向かいました。それを見ているローズは心配そうでした。しかしローズの言葉が分かるのはいちごだけなので部屋からは出られないのです。
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