二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.666 )
日時: 2011/07/01 19:15
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「いちごは学生時代の事を覚えているかい?」
リーマスは聞きました。
「うん。なんとなくだけど」
いちごは言いました。
「その時にピーターが裏切ったのは覚えてる?」
リーマスは聞きました。
「うん。私を闇の軍団に連れ込もうとしたのよね。でもリーマスが助けてくれた」
いちごは言いました。
「そうだね。いちごが元の世界に戻ってからピーターは3人に謝って来たんだ。当然だけどシリウスは怒ってね。ジェームズは必死にピーターに話しかけていたんだ」
リーマスは言いました。
「その時リーマスは居なかったの?」
いちごは聞きました。
「居たよ。だけど4人で会っている場所が魔法省の大臣室なんだから僕は仕事をしてたさ」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.667 )
日時: 2011/07/03 18:41
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「その時にピーターは僕ら3人に言ったんだ。もう誰も危険な目には遭わせないから信じて欲しいって。ジェームズがシリウスを説得してやっと3人でピーターを信じることにしたんだ」
リーマスは言いました。
「だけどその約束をしてから数日後に約束を破ったんでしょう?それであんな運命になってしまったのよね?」
いちごは聞きました。
「そうだよ。最初に襲われたジェームズはピーターをとても信頼していたからね。ジェームズとリリーが襲われたと聞いた日はシリウスが2人の所に向かったんだ」
リーマスは言いました。
「それから直ぐに私の両親も襲われてしまったのよね。だけどリーマスが側に居てくれたから今までは忘れていられたの」
いちごは言いました。
「そっか・・・。だけど記憶を少し思い出した事になるんだから虹色の水だって増えているんじゃないのかい?」
リーマスに言われていちごは小瓶を取り出しました。すると虹色の水は確かに増えていたのです。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.668 )
日時: 2011/07/03 18:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それではハリーの様子も見に行きましょう。
「此処がシリウスの部屋なんだね。なんかシリウスの部屋は先祖代々で使っているような感じだよ」
ハリーは言いました。
「まぁな。とりあえず今日からは2人で生活すんだしハリーの部屋は無いけど寝室は一緒で良いな?」
シリウスは言いました。
「構わないよ。だけどシリウスと一緒に生活出来るなんて凄く嬉しいよ。宮殿に居るときは近くの森に潜伏しているんだからさ」
ハリーは言いました。
「潜伏って言うかあれはリーマスからの命令でな。リーマスは仕事的に出張が多いから何かあったら来て欲しいって頼まれてさ」
シリウスは言いました。
「ふ〜ん。そうだったんだ。だけどシリウスと一緒に居られるのなら僕ずっと居るね」
ハリーは言いました。
「ところでハリー。何か隠している事は無いか?」
シリウスは聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.669 )
日時: 2011/07/03 19:00
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「えっ!・・・な、何も無いよ」
ハリーは1歩後ろに下がりながら言いました。
「逃げるなら何かあるんだろ?誰にも言わねーから話してみろよ」
シリウスは1歩前に出ました。
「だから何でも無いんだってば」
「絶対隠してるだろ」
これがしばらく続いてハリーは部屋のドア近くの壁際に追い詰められてしまいました。
「これで逃げられないぞ」
シリウスは言いました。
「まだ僕だって逃げれるよ」
ハリーはドアノブに手を掛けようと手を伸ばしました。するとバンッという音がしてハリーの顔の脇にシリウスは片手を付きました。ハリーはもう片方から逃げようとしますがシリウスに両方を塞がれてハリーには逃げる道が無くなってしまいました。
「これでもまだ逃げるとか何も無いとか言うんじゃないのか?それならこっちだってそれなりの用意はある」
シリウスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.670 )
日時: 2011/07/03 19:07
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そう言うとシリウスはハリーを抱き締めました。
「えっ・・・ちょ・・・シリウス!」
ハリーは暴れました。
「大人しくしてろよ。スター・フェニックス・サファイアよ。彼の思いを探らせ給え」
シリウスはハリーの額に手を当てました。そしてハリーが知ってしまった事を知ったのです。
「離してよ!」
ハリーは必死にもがいてシリウスの力から解放されました。
「やっぱり俺じゃあリーマスとは違うからなかなか信じてくれないか。なんか落ち込むな」
シリウスは言いました。
「シリウスには分からないよ。僕が知った事の全部なんか!」
ハリーは言いました。
「知ってるさ。ハリーが知った事は全て知っている」
シリウスは言いました。
「な、何で?」
ハリーは聞きました。


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