二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.406 )
日時: 2011/05/01 10:52
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そ、そんなことある訳ないじゃん」
いちごは言いました。
「じゃあどうして顔を逸らすの?やっぱり何かあるんでしょ」
リーマスは聞きました。
「・・・」
いちごは何も言えませんでした。
「いちご。僕は心配なんだ。何でも抱え込む君がね。何も無いのならばもう聞かないけどもし何かあるなら話して」
リーマスは言いました。
「だけど・・・」
いちごは言いました。
「前にも聞いたけど僕はまだ信じられてないのかな?」
リーマスは聞きました。
「そ・・・そんなんじゃ・・・ないけど・・・」
いちごは言いました。
「じゃあどうしてなのかな?」
リーマスは聞きました。
「それは・・・」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.407 )
日時: 2011/05/01 12:58
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「いちごは何もかも1人で抱え込み過ぎてる・・・。もっと僕を頼って良いんだよ」
リーマスは言いました。
「でも・・・」
いちごは言いました。
「僕はいちごが傷ついて何でも抱え込むのは見ていられないんだ」
リーマスは言いました。
「リーマス・・・」
いちごは言いました。
「少しは話してよ。ちゃんと受け止めてあげるから。1人でばかり抱え込む必要なんて無いんだからさ」
リーマスは言いました。
「・・・」
いちごは振り向きました。その瞳には涙が溢れていました。リーマスはいちごに近付きました。今度は拒絶されませんでした。それよりも腕の中に自らやってきてくれたのです。
「いちご・・・」
リーマスは泣きじゃくるいちごをきつく抱き締めました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.408 )
日時: 2011/05/01 14:53
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それからいちごは落ち着いてからリーマスに何で悩んでいたのかを話しました。リーマスはいちごが泣きそうになると抱き締めていてくれました。
「そうだったんだ・・・」
リーマスは言いました。
「うん。それで・・・」
いちごの言葉は途中で途切れてしまいました。何故ならリーマスが普段よりも強い力で抱き締めてくれたからです。
「リーマス・・・」
いちごは驚いていました。
「ごめんよ。そんな事で悩んでいる時に側に居てあげられなくて。1人で悩んでいたんだから辛かったよね」
リーマスはいちごの背中をポンポンと叩きながら言いました。いちごはしばらくは泣きませんでしたがしばらくすると涙が堰を切って溢れてきました。
「よしよし。もう1人で悩ませたりなんかしないから。ごめんね」
リーマスは優しく話しかけて落ち着かせていました。いちごはこれ以上泣いた事が無いというくらい泣き続けました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.409 )
日時: 2011/05/01 15:22
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それからスイーツ王子の4人と合流したいちごはリーマスと一緒にキッチンへ行きました。そこにはたくさんの材料が用意されています。5人が首を傾げているとリーマスは微笑みながら言いました。
「今日からはスイーツ作りを教えていこうと思うんだ。スターフォレストでの研修でスイーツ王子には作ってもらったものなんだ。5人で作って1人28種類のスイーツを作って。残りの4種類は協力してやると良いよ。じゃあ作業開始!」
リーマスの言葉を合図に5人は作り始めました。いちごは天使の微笑み(イチゴタルト)、ハリーはブルーベリーチーズケーキ、真はオペラ、五月はカフェロール、千乃介は抹茶ロールケーキを作り始めました。
「「「「「出来ました!」」」」」
5人は一斉に完成させました。そして次にいちごは天使と悪魔のフルーツロール、ハリーはコーヒーゼリー、真はザッハトルテ、五月はタルトタタン、千乃介は抹茶ガトーショコラを作り始めました。
「「「「「出来た!」」」」」
完成させると次にいちごはフルーツゼリー、ハリーはフランボワーズムース、真はガトーショコラ、五月はブッシュ・ド・ノエル、千乃介はシュークリームを作り始めました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.410 )
日時: 2011/05/01 15:39
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

次にいちごはショートケーキ、ハリーはアイスクリーム、真はチョコタルト、五月はレアチーズケーキ、千乃介はミルクレープを作り始めました。
「へぇ。スイーツってこうしているんだ」
キッチンの外で覗いているアーサーは言っていました。
出来るといちごはアップルパイ、ハリーはマンゴープリン、真はボンボンショコラ、五月はピーチムースケーキ、千乃介はカステラを作り始めました。
しばらくしていちごはイチゴパフェ、ハリーはオレンジミルフィーユ、真はクロカンブッシュ、五月はシフォンケーキ、千乃介はマドレーヌを作り始めました。
「にしても凄い集中力だね」
アーサーは言いました。
「そうだね。此処に居る5人は皆パティシエやパティシエールを目指しているから」
リーマスは言いました。
「じゃあ指導にも熱が入っているって訳なんだね」
アーサーは言いました。


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