二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.76 )
日時: 2011/02/19 15:46
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごが出て行ってしまったのでハリーは本気で怒り始めました。そして父さんの見ている前で攻撃呪文を唱えてしまったのです。いちごを心配した五月と千乃介はいちごを探して外に出て行きました。
「私なんか・・・必要じゃないんだ・・・」
いちごはよく4人で話しあっていた場所で泣いていました。そのおかげで見つけるのは簡単でした。
「いちごちゃん」
「天野さん」
2人の声を聞いていちごは顔を上げました。すると余計に涙が出てくるのか2人に抱きつきました。
「私なんか・・・も・・・もう必要なんかじゃないんでしょ?・・・それなのに・・・なんで・・・2人は・・・探して来てくれたの?」
いちごは聞きました。
「心配だからだよ。何でも抱え込むからね。今回も何か隠しているんじゃないかと思ったら不安になって気がついたらここに来ていたってところかな?」
五月の言葉に嬉しくなったいちごは泣きながら「ありがとう」と言い続けたのでした。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.77 )
日時: 2011/02/19 15:53
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

一方で調理室に居るハリーはというと。他のクラスメートが教室へと戻って行く中ハリーだけ残されて居ました。
「事務所で話をしよう。今回はほっておけないからね」
カンカンに怒っているルーピン先生と2人で事務所に向かっている所でした。ハリーもさすがに何も言えません。ここまで父さんを怒らせた事は無かったからです。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.78 )
日時: 2011/02/23 16:21
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

ハリーは父さんの事務所に居ました。魔法は使ってはいけないと言われていたのに使ってしまったからです。
「行き成り連れて来たから怒っているかい?」
それはハリーが考えていたよりも優しい対応でした。
「ただ怖かったよ」
すると父さんは笑いました。
「怯えてたんだね?手を握っていたからすぐにわかったよ」
それからハリーは父さんと話をしました。ハリーは魔法界に住んでいるのでなかなか外の世界には行った事がありませんでした。さらにハリーには隠された秘密がありました。それは父さんであるリーマスしか知らない事です。
「いちご。戻ってきたかな?」
ハリーは心配そうに言いました。そこで2人は調理室に戻る事になりました。もし戻って来ているなら補習を行う事が出来ます。
「ハリー。ごめんね」
いちごはやって来たハリーに言いました。言われた方のハリーはビックリしていました。
「本当は使っちゃ駄目なのに私のために魔法を使ってくれて」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.79 )
日時: 2011/02/23 19:34
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごはハリーに飛びつきました。ハリーはビックリしていましたがしばらくするといちごを優しく抱き締めて居ました。それを見て3人のスイーツ王子は軽く嫉妬してしまうのでした。
「それじゃあ今日は授業の続きでシュークリームを作ろう。クリームは冷蔵庫に冷やしてあるからそれを使ってね」
5人はシュークリームのシュー生地を作りだしました。いちごはハリーのサポートばかりしていて自分の作品は作ろうとしていませんでした。
「ちょっといちご!自分のも作らなきゃ!」
バニラは慌てて言いました。スイーツ王子は爽やかな笑顔の裏に黒いオーラを漂わせていてルーピン先生は微笑んでいるのに漆黒のオーラが出ていたのです。それに気がつかないのですがいちごはバニラの助言に従ってシュークリームを作り始めました。
「それじゃあ試食をしよう。好きなだけ食べていいよ」
ルーピン先生の言葉にいちごは喜んで思いっきり食べ始めました。それを見て4人はほっとしていました。授業での出来事をまだ引きずっているのではないかと心配だったのです。
「どれも美味しい〜」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.80 )
日時: 2011/02/24 16:11
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それから補習が終わるといちごは4人を率いて共同寮に向かって歩いて行きました。通り過ぎる生徒は皆いちごを羨ましがっていました。学園の中でも有名なスイーツ王子を引き入れるのはいちごだけなのです。
「なんか私たち皆に見られているね」
いちごは言いました。それを聞いて4人はやっぱりかという表情になりながら歩いていました。実はいちごについての噂が流れているのです。スイーツ王子の中に好きな人がいるのではないかということです。
「それじゃあバニラたちは王国に一旦帰るね。明日はバレンタインだからいろいろと準備があるのよ」
そしてバニラたちと別れた5人は共同寮に行きました。いちごは4人に秘密でチョコレートを作ろうと決めていたので寮のキッチンを貸し切って作り始めました。一方で部屋に残されたスイーツ王子たちは会議を開いていました。
「ところでハリーはいちごちゃんについてどう思ってる?」
そう聞いたのは五月でした。
「まだ本音を伝えてないけど好きだよ。きっと此処に居る皆には負けないくらいにね」
ハリーは言いました。


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