二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.856 )
日時: 2011/08/03 11:46
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

シリウスとハリーはシリウスの部屋でお互いに黙っていました。それは話すタイミングを掴もうとしているのです。
「ハリー。何故怒っているのか分かっているね?無謀なことや危険の伴う事はしないという約束を破ったからだよ」
シリウスは言いました。
「ごめんなさい・・・。こんなことになるなんて思っても見なかったから・・・」
ハリーは言いました。
「ハリー。ちょっとだけどお説教してもいいかな?今回の事は見て見ぬふりは出来ないよ」
シリウスは言いました。
「うん。僕がやってしまったことは怒られるのに値することだからさ。どんなに厳しくても耐えるよ。もし叩かれたって・・・。だからシリウスは好きなだけ僕を叱って」
ハリーは言いました。
「本当に良いんだね?ハリーが怒られたらもう二度としないのなら少しお説教するよ」
シリウスは長い溜め息を吐いてから言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.857 )
日時: 2011/08/03 11:58
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ハリー、一体何を考えているんだ!クラムと一緒に禁じられた森の側まで行くなんて!誰かとしかも夜出歩くなんて二度としないと約束してくれ。ホグワーツには誰か極めて危険な人物が居る。クラウチがダンブルドアに会うのをそいつが止めようとしていたのは明らかだ。そいつは暗闇の中でハリーのすぐ近くに居たはずだ。場合によっては殺されていたかもしれないんだぞ!ハリーの名前が炎のゴブレットから出てきたのも偶然では無い。誰かが襲おうとしているのなら此処からが最後のチャンスだ。ロン、ハーマイオニー、いちごから離れるな。夜にグリフィンドール塔から出るな。そして第3の課題の為に準備するんだ。基礎的な呪文を練習すること。呪いをいくつか覚えていても損は無い。クラウチの件に関しては私やリーマスが出ることであってハリーが出る幕では無いんだ。大人しくして自分の事だけを考えるんだよ。もう変なところへ行かないと約束してくれ。ハリーは信じているから」
シリウスはそう言うとハリーを抱き締めました。
「シリウス・・・。ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・。もう約束を破ったりなんてしないから。パパとシリウスには迷惑を掛けないようにするから」
ハリーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.858 )
日時: 2011/08/03 12:39
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そしてその日の夕食の時・・・。
「変なところに行くなとかって僕に説教する資格がある?学生時代に自分がやった事を棚上げしてさ!」
ハリーはイライラしながら言いました。
「あなたのことを心配しているんじゃない!ルーピンだってハグリッドだってそうよ!ちゃんと言う事聞きなさい!」
ハーマイオニーは言いました。
「この1年誰も僕を襲おうとしていないよ。誰もなーんにもしやしないんだよ」
ハリーは言いました。
「貴方の名前を炎のゴブレットに入れた以外はね。それにちゃんと理由があってそうしたに違いないのよ、ハリー。シリウスが正しいわ。きっとやつは時を待っているんだわ。たぶん、今度の課題であなたに手を下すつもりよ」
ハーマイオニーは言いました。
「いいかい。シリウスが正しいとするよ。誰かがクラムを失神させてクラウチを殺したとするよ。ならそいつは僕らの近くの木陰に居たはずだ。そうだろう?だけど、僕がいなくなるまで何もしなかった。そうじゃないか?だったら僕が狙いってわけじゃないだろう?」
ハリーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.859 )
日時: 2011/08/03 12:48
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「禁じられた森であなたを殺したら、事故に見せかけることができないじゃない!だけど、もしあなたが課題の最中に死んだら・・・」
ハーマイオニーは言いました。
「クラムのことは平気で襲ったじゃないか。僕のことも一緒に消しちゃえばよかっただろ?クラムと僕が決闘かなんかしたように見せかけることも出来たのに」
ハリーは言いました。
「ハリー、私にも分からないのよ。おかしなことがたくさん起こっていることだけは分かってる。それが気に入らないわ・・・ルーピンは正しい・・・シリウスも正しい・・・あなたはすぐにでも第3の課題のトレーニングを始めるべきだわ。それにすぐにシリウスに会って二度と1人で抜け出したりしないって約束しなくちゃ」
ハーマイオニーは言いました。
「こもっていなきゃならないのはきついよ。まぁ叱られたんだし大人しくしているけどさ」
ハリーは言いました。
「なんかイライラしているみたいね、ハリー。もしかしてシリウスに叱られちゃったの?」
いちごは聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.860 )
日時: 2011/08/03 12:58
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そうみたいなのよ。だけどそれが不服だって怒っているのよ。私じゃ説得出来ないわ」
ハーマイオニーは言いました。
「まぁシリウスからだいたいの話は聞いたんだけどね。確かにシリウスは学生時代とことんリーマスを困らせてたわ」
いちごは言いました。
「それだからあの2人はバランスの取れたコンビなんだね。親友ならあり得る話だし」
ロンは言いました。
「だけどシリウスは意志のはっきりした人なの。曲がった事は大嫌いな訳よ。だから叱ったんだと思う」
いちごは言いました。
「そういえばいちごったら凄く疲れているわね。一体何があったらそこまでなるの?」
ハーマイオニーは聞きました。
「リーマスに第3の課題の為の特訓を受けていたのよ。授業と違ってスパルタだから大変なのよ」
いちごは言いました。


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