二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.316 )
- 日時: 2011/04/16 13:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
その事を思い出したいちごはエメラルドグリーン色の表紙の本を見て思いました。
「(あの日からずっと大切にしていてくれたんだ・・・。あの日は私にとっても忘れられない日だった。なのにリーマスには私と知り合う前から私のポジションを持っている女の子が居たのよね・・・)」
そしていちごは暗くなってしまいました。
「(もしかして私まだリーマスの事を好きなのかもしれない。それなら花房君に相談してみようかな)」
いちごは談話室に行きました。談話室には五月が1人で居ました。
「花房君」
いちごは言いました。
「いちごちゃん。どうしたの?」
五月は聞きました。
「あのね話があるの。ちょっと聞いてもらってもいいかな?」
いちごは聞きました。
「構わないよ。僕で良いのなら」
五月は言いました。そして2人はいちごの部屋に行きました。談話室には誰もが集まりますからね。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.317 )
- 日時: 2011/04/16 14:04
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「・・・って事なの。どう思う?」
いちごは聞きました。
「成る程ね。いちごちゃんはあの子に嫉妬しているんだよ」
五月は言いました。
「嫉妬?」
いちごは聞きました。
「そうだよ。自分だけだと思っていたらそうじゃなかったってことが嫌だったんだよ。ルーピン先生が好きなら本当の気持ちを伝えれば良いじゃないか。安堂の時と同じようにさ」
五月は言いました。
「そうだよね」
いちごは言いました。
「これで少しは納得した?」
五月は聞きました。
「うん。ありがと」
いちごは言いました。
「じゃあ談話室に戻るよ」
五月は談話室に戻っていってしまいました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.318 )
- 日時: 2011/04/17 08:24
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
その後いちごは部屋から出て宮殿の中にある図書館に行きました。本を読んでいる方が気が紛れるのだそうです。図書館に行くと担当の執事が中に入れてくれました。
「お嬢様は何冊でもお借りになられて結構です。ご主人様からの命令で特別に許可しているのでございます」
担当の執事に言われたのでいちごは読みたいだけ本を借りました。冊数が多いので真紀と明宏と桜林がいちごの部屋に運んでくれました。そしていちごは図書館を出ると自室へ向かって歩き始めました。いちごが歩いているとリーマスに会いました。
「うわっ・・・」
いちごは言いました。
「えっ・・・?」
リーマスは不思議そうな顔をしていました。
「えっと何でも無いの。気にしないでね」
そう言うといちごは自室へ向かってリーマスの脇を抜け、走り出そうとしました。しかしリーマスはそれが分かっていたのか慌てていちごの腕を掴みました。
「ちょっと待った!」
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.319 )
- 日時: 2011/04/17 08:39
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
腕を掴まれたいちごはその場に止まってしまいました。
「な、何?」
いちごはそっぽを向きながら言いました。
「ちょっと話があるんだ。部屋に行こう」
リーマスはそう言うと自分の部屋へいちごを連れて歩いて行きました。その間いちごは必死に逃げようと抵抗していましたがリーマスに対する想いには嘘を吐けないのでじっとしていました。
「さぁ座っていて。紅茶を淹れて来るからね」
リーマスに言われていちごはソファーに座りました。しかし目を合わせることは出来ませんでした。目を合わせてしまっては自分が抑えられなくなってしまうからです。リーマスは様子が変なことくらいは気がついていました。
「さぁお飲み」
リーマスから差し出された紅茶はいちごが大好きなフルーティーな香りがしていました。
「・・・」
いちごは少し優しい気持ちになりました。リーマスは自分の好きな紅茶を覚えていてくれたからです。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.320 )
- 日時: 2011/04/17 08:48
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「何で私を連れて来たんですか?」
いちごは聞きました。
「・・・」
リーマスは俯いているいちごをじっと見ていました。
「今日は用事があるんです。出来るんなら要件だけ言って下さい。もう時間が無いんです」
いちごは俯きながら言いました。
「用があるのは君の方じゃないのかい?」
リーマスは紅茶の入っているカップをソーサーに置くと言いました。
「ど、どうして・・・」
いちごは言いました。
「そりゃ気付くよ。最近ずっと様子が変だったからね」
リーマスは言いました。
「・・・」
いちごは困ってしまいました。
「話してご覧。何でも聞いてあげるから」
リーマスは言いました。
「あの子と仲良いよね」
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