二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.341 )
- 日時: 2011/04/23 11:25
- 名前: 菜津香 (ID: 31lZGh9F)
夢色パティシエールは、りぼんで!!(りぼん=雑誌)
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.342 )
- 日時: 2011/04/23 15:20
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
一方のホグワーツでは先生方が校内を巡回していてなかなか生徒たちは廊下に出ることが出来ませんでした。フレッドとジョージは後から話を聞いたので驚いていました。リーマスは時々2人を自室に呼び出して話を聞いていました。外出している4人はグリフィンドールの中でも有名であの4人の誰かと友達になれたら最高だとまで言われているのです。
「・・・。じゃあ君たちは本当に関係していないんだね?」
リーマスは聞きました。
「本当です」
「あの4人がやっていることに関しては一切関係していません。元々はロンが言い出したことなんです」
フレッドとジョージは言いました。
「分かった。校長にはそのように伝えておこう。それから校長から聞いたんだけど君たちは現代の悪戯仕掛け人なんだってね」
リーマスは言いました。
「はい。そうですけど・・・」
フレッドは言いました。
「知らないかもしれないけど昔は私も悪戯仕掛け人の1人だったんだ」
リーマスの言葉に2人は開いた口が塞がらないようでした。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.343 )
- 日時: 2011/04/23 15:34
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
一方のいちごたちはホグズミードで今日も思いっきり遊んでいました。しかし怪しんだ村の人々はホグワーツに連絡をしてしまうのでした。4人はその噂を聞いて村から出ようと決意します。連絡を受けたホグワーツから先生が2人やって来ました。そして村から出ようとしていたところを見つかって捕まってしまうのでした。4人を迎えに来たのはマクゴナガル先生とリーマスでした。4人はバラバラにされて馬車に乗せられました。1台目にはマクゴナガル先生と3人が2台目にはリーマスといちごが乗っていました。いちごはリーマスに何と言っていいのか分からなくて静かにしていました。
「・・・。ごめんなさい・・・」
いちごは沈黙に耐えられなくなってぽつりと呟きました。4人が学校に戻るのは1ヶ月ぶりでした。そして馬車は時間差でホグワーツに着きました。3人はマクゴナガル先生の部屋に連れて行かれていました。一方のいちごはリーマスの部屋に連れて行かれました。
「・・・」
いちごはリーマスの顔を見つめることは出来ませんでした。もし見つめてしまったら何が起こるのかはっきりしていたからです。そしていちごは俯いていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.344 )
- 日時: 2011/04/24 08:40
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「・・・」
しばらく沈黙が続いた後パシンッ!という乾いた何かを叩く音が響きました。普段のリーマスとは考えられない行動をしたのでした。いちごはビックリしながらリーマスを見つめました。
「リ、リーマス・・・」
いちごは叩かれた頬を押さえながら言いました。
「いい加減にしなさい!君たち4人が居なくなったことによってどれだけの人に迷惑を掛けたのか分かっているのかい!こんなことをするなんて思ってなかった!ホグワーツに来てからは遊び過ぎだぞ!僕がどれだけ心配したと思っているんだ!」
リーマスは普段と違う態度でいちごに接しました。これにはリーマスを好いているいちごにとってもビックリしてしまうことなのでした。いちごは視界が涙で覆われて見えなくなっていました。ここまでリーマスを怒らせたことはなかったのです。いちごは普段とは違うリーマスを見て自分のしてしまったことの重大さに気がつきました。
「ご・・・ごめんなさい・・・」
いちごは俯きながらも必死に謝りました。許してくれないことは承知の上だったのでした。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.345 )
- 日時: 2011/04/24 12:12
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「・・・」
リーマスはしばらく腕組みをしていちごを見つめていました。いちごはリーマスの言ったことが全て当たっているのが悔しくて顔を上げられなくなって俯いてしまいました。リーマスが見ると俯いたいちごの瞳から涙が流れていました。
「いちご」
リーマスはいちごを呼びましたが反応してくれません。泣いているからなのでしょう。
「きゃ・・・!」
いちごは気がつくとリーマスに抱き締められていました。リーマスには何回も落ち着かせてもらっているいちごですが此処まで本気できつく抱き締められたのは初めてだったのです。いちごはリーマスの胸に自分の顔を押し付けていました。
「本当に心配だったんだ。僕と約束してくれないかな?もう二度と夜中から出掛けないって。そうするなら今日のことも忘れてあげるし今日はずっとこうしていてあげるよ」
リーマスがそう言うといちごは小さな声でリーマスに返事を囁きました。
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