二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.616 )
日時: 2011/06/20 16:33
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

すると相手チームの観客席から悲鳴が聞こえてきました。いちごは急いで空を見上げるとハリーが落ちて来るのです。
「大変!助けなきゃ!」
いちごは急いでフィールドに走って行きました。3人も慌てていちごの後を追いました。
「ドリームストーンよ、我に力を貸したまえ。ドリームスイートストロベリー家後継者の我に汝の力を。ドリームストーンに宿りし魔力をこの杖に移し我に力を!フォレスト・オブ・ザ・レインボー、彼の者の衝撃を防ぎ彼の者を助けよ!フラワー・フロート!」
いちごが唱えるとハリーの下に花の担架が現われました。そしてハリーはその担架に倒れて衝撃を防ぐ事は出来ました。
「ハリー!」
いちごとロンは急いで駆け出して近付きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.617 )
日時: 2011/06/20 16:42
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ハリーは・・・」
ロンは言いました。
「大丈夫。気を失っているだけだよ」
リーマスは言いました。
「そう・・・。よかった」
いちごはホッとしていました。
「とにかく医務室に連れて行かないとな」
シリウスは担架を浮かばせて学校へとそのまま歩いて行きました。
「試合も終わったみたいだね。ハッフルパフがスニッチを取ったみたいだよ」
アーサーは言いました。
「そんな・・・」
いちごは空を見上げました。するとウッドが負けを認めているところが見えたのです。
「それとハリーの箒は・・・暴れ柳にぶつかったみたいだね。しばらくはハリーに試合の事を話さないようにしよう」
そして4人も急いで学校に戻って行きました。4人が医務室に到着するとハリーは気がついていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.618 )
日時: 2011/06/20 16:51
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ハリー。大丈夫?」
いちごは聞きました。
「平気だよ。それより試合はどうなったの?」
ハリーは聞きました。
「えぇっと・・・。ハリーのせいじゃないのよ。吸魂鬼がスタジアムに入ってくるなんて・・・。お爺様は怒っていたわ。直ぐに追い払って下さったのよ」
いちごは言いました。
「そうだったんだ。じゃあ後で校長先生にお礼言いに行かなくちゃ」
ハリーは言いました。
「それと君にとって残念な事があるんだ。君が落ちた時に箒は吹っ飛んで暴れ柳にぶつかったんだ。さっきフリットウィック先生が持って来てくれたんだけどさ見てショック受けないでね」
ロンは足元に置いてあったカバンを持ち上げると中身をベッドの上に広げました。それはハリーの大切な箒・ニンバス2000の残骸でした・・・。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.619 )
日時: 2011/06/20 16:59
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「・・・・・・」
ハリーは唖然としていました。
「ハリー。ごめんなさい。ハリーは守れたのに箒を守れなくて」
いちごは謝りました。
「良いよ。別に責めたりなんかしないから。だけど今は1人にしてくれない?」
ハリーの言葉を聞いた5人は医務室から出て行きました。
「これからハリーは苦しい状況になるね」
リーマスは言いました。
「何とかすることは出来ないの?」
いちごは聞きました。
「それは出来ないよ。ハリーにとっては1人になりたいくらいの事件なんだから誰かが関わっても受け入れないよ」
アーサーは言いました。
「じゃあハリーを僕たちは見守っていくしか無いって言ってるの?でも僕らはハリーの親友だから何かしらはしてあげたいよ」
ロンは言いました。いちごも頷きました。けれど3人はなかなか理解をしてくれないのでした。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.620 )
日時: 2011/06/20 18:40
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それからいちごは毎日のように授業が終わるとハリーに会いに行っていました。しかしハリーは表情を明るくしませんでした。
「ハリー。ちょっと私のやっている事を一緒にやってくれない?」
いちごは聞きました。
「何をやるの?」
ハリーは聞きました。
「あのね。リーマスとの約束で抱え込まないって言ったけど今の私はね山ほど問題を1人で抱えているの。それで自分の気持ちに嘘を吐いているわ。ハリーもそうしてみたらどうかなって思ってさ」
いちごは言いました。
「そうだね。シリウスと同じような約束をしたけれど今回だけは誰かを頼ろうっていう気分にならないしいちごもそうしているのなら」
ハリーは言いました。
「それならなるだけ表情は作らない方が良いわ。それから言葉は棒読みくらいで構わないの。そうすれば周りだって性格が変わったのかなってくらいにしか思わないわ。それじゃあ一緒に頑張って自分の気持ちに嘘を吐きましょうね」
いちごとハリーは誓い合いました。


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