二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時： 2011/02/12 10:55
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「父さんなんて大嫌い！」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ？もしかして転入生？」
１人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして２人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.596 )
- 日時： 2011/06/18 10:42
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
リーマスはいちごを自分の事務所に連れて行くとベッドに寝かせてから２人のために紅茶を用意しました。
「ごめん。初回の参観でこんな事になって」
リーマスは２人に言いました。
「平気だよ。まぁちょっと驚いたけどな」
アーサーは言いました。
「ならいいんだけど・・・」
リーマスは言いました。
「それよりもいちごのボガートは何になったんだ？」
シリウスは聞きました。
「うん。どうやら女性だったんだけど・・・」
リーマスは言いました。
「そういえば目が赤い女性だったね。まさか今は勢力を失っているあの人に近い女性なのかな？」
アーサーは言いました。
「分からない。だけど学生時代にはこんな事無かったし・・・。それよりも何か噂は聞いてない？」
リーマスは２人に聞きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.597 )
- 日時： 2011/06/18 10:50
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「噂？」
シリウスは考えました。
「最近になってからハリーがよく言うんだ。夢で見た事のない人とフォーマルハウトが何処かの屋敷に居てご主人様と言っていたって。いちごはもう１人の男は小柄で怯えていたからピーターなんじゃないのかって言っていたんだ。調べてはみたんだけどピーターに関する情報は白紙になっていてさ」
リーマスは言いました。
「ピーターは闇の陣営に行ってから数年後に任務で自ら命を絶ったとは聞いているけど生存説はなかなか聞かないな」
アーサーは言いました。
「けどすばしっこいアイツの事だ。もしかしたら何処かに隠れている事も考えられる」
シリウスは言いました。
「そう考えると気になるのはロンのペットのスキャバーズなんだ。ピーターはアニメーガスで鼠に変身出来たんだ。もしかしたらと思ってはいるんだけどね」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.598 )
- 日時： 2011/06/18 10:58
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
すると其処にいちごがふらつきながらもやってきました。
「いちご！もう平気なのかい？」
リーマスは聞きました。
「うん。あのね私の知っている事を話そうって思ったの。リーマスには話したことがあるかもしれないけど」
いちごは言いました。
「そうなるとシリウスとアーサーにも聞いてもらう必要があるな。でもいちごは平気なのかい？記憶を思い出すとさっきみたいな発作が起こるんじゃないのかい？」
リーマスは聞きました。
「大丈夫よ。さっきは取り乱しちゃったけど今度は大丈夫。もし私が知っていることで誰かを守れるのならそれがいいもの」
いちごは言いました。
「それなら聞くしかなさそうだね」
アーサーは言いました。
「そうだな。まぁいちごが話したいのならそれが良いだろ。何かあっても此処なら何とか出来るしな」
シリウスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.599 )
- 日時： 2011/06/18 15:43
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「ねっ。お願い」
いちごは言いました。
「じゃあ無理しない程度で話すんだよ。いちごは無理をしやすいから」
リーマスはそう言うといちごを自分の側に座らせました。
「何について話していたかは分からないわ。だけど私の知っている事はもしかしたら３人をピンチに巻き込むかこしれないから今まで言わないでいたの。でも分かってくれるのなら話すわ」
いちごは言いました。
「あぁ。いちごが知っている事で少しでも問題が変わってくるのであるのなら良いさ。俺はとにかくいちごに抱え込まないで話してほしい」
シリウスは言いました。
「そうだね。魔法省でも拾える情報は少ないんだ。いちごちゃんが話してくれれば魔法省は総出で動き出すよ。何かがあれば闇祓いだって此処にもやって来てくれる。ちゃんと対策は取るから話してほしいな」
アーサーは言いました。
「皆は分かってくれるのね。それなら話すわ。だけどお爺様以外には話しちゃ駄目だからね」
いちごはそう言うと一息ついてから話し始めました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.600 )
- 日時： 2011/06/18 16:20
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「今までリーマスにも話さなかったんだけど学生時代にピーターから頼まれてアニメーガスのなり方を教えたのは私なの。ピーターがスパイになりたいからスパイに向いている動物のなり方を教えて欲しいって言われたから。だからスキャバーズはもしかしたらピーターかもしれないのよ。それからフォーマルハウトと私の関係だけど昔の婚約者なの。でも何かがあってそれ以来会っていなかったわ。それで夢で見たのは何処かの屋敷にフォーマルハウトとピーターが居て・・・側にルシウスも居たの。それで誰かをご主人様って呼んでいたわ。そしたら命令を出していて私を闇の陣営に連れて行けば良いらしいの」
いちごは言いました。
「ありがとう。話してくれて。ところでその持っている小瓶は何？」
リーマスは聞きました。
「これはね私が５年間の記憶を失った時にお父様がくれたの。記憶が戻ればこの小瓶に虹色の水が溜まる。全部入った時に記憶は全て戻るからって。フォーマルハウトはこの小瓶を知っているのかもしれないわ。だって私に記憶を思い出させようとするんだもの」
いちごは言いました。リーマス、シリウス、アーサーの３人は小瓶を見つめていました。
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