二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.156 )
- 日時: 2011/03/10 15:06
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
シリウスからの報告を受けてリーマスはロンの家に連絡を取りました。そしていちごがいるという確認が取れたのでロンの家である隠れ穴へと5人は向かっていきました。
「迎えが来るみたいだよ」
ロンはいちごに教えました。すると居場所がばれたという顔をしてからロンとジニーと向き合いました。
「短い間だったけどありがとう。私ロンの家族と出会わなかったらどうなっていたんだろう?すごく嬉しかったわ。ジニー。泣かないで。私は近くの丘の上にある豪邸で暮らしているから会いたくなったら会いに来て頂戴。私も豪邸を抜け出して来るようにするからさ」
いちごは言いました。
「それじゃあパパとママには僕が伝えておくよ。そうすれば少しは違うと思うからさ。気をつけてね」
ロンが言い終わると外から馬車の音が近づいてきました。豪邸からの迎えでしょう。いちごは2人に手を振ると外に出ました。
「いちごちゃん!」
馬車の中から出てきてくれたのはなんとリーマス!心配になって自ら迎えに来てくれたのです。
「ルーピン先生!」
いちごはリーマスの腕の中に飛び込みました。そんないちごを受け止めてリーマスは馬車に乗り込みました。そして豪邸へ向けて発車し出したのです。
「あの・・・ごめんなさい。勝手に豪邸を抜け出したりなんかして」
いちごは言いました。
「本当は叱りたいよ。でもグランプリの決勝戦があるから後回しにしておくよ。とりあえず明日からは豪邸の敷地内だけだよ。活動していいのはね」
リーマスは言いました。
「分かりました」
いちごは言いました。
「そうだ。メイドに言っておこう。明日から書庫にある本を読んでいいよ。読書が好きだって聞いているからね」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.157 )
- 日時: 2011/03/10 15:22
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そして次の日。メイドたちは書庫からたくさんの本を持ってきてくれました。いちごは部屋にこもると本を片っ端から読んでいきました。その本の中にルビーのように輝く赤い表紙の本を見つけました。どうやら日記のようです。いちごはとりあえず書いてみることにしました。
『初めまして。私の名前は天野いちごです』
すると書いた文字が消えて新たなメッセージが現れました。
『初めまして。いちご。僕らは悪戯仕掛け人です』
いちごは再び書きました。
『私には秘密があるんです。その秘密を知っていますか?』
すると文字が現れました。
『いいえ。それにはお答できません。けれどもお見せする事は出来ますよ。それでは20年前の過去にお連れいたしましょう』
そのメッセージが現れたかと思うといちごは日記の中に吸い込まれてしまいました。これが自分に隠された秘密を明かすことになるのだという事を知らずに・・・。
〜過去〜
「痛っ!行き成り飛ばされちゃったけど此処って何所?」
いちごは困ってウロウロし出しました。すると其処に4人の男子生徒がやってきました。
「あれ?どうしたの?」
声を掛けてくれたのはハリーにそっくりな人物です。
「えっと・・・。迷っちゃって」
いちごは言いました。
「そっか。大変だね。それじゃあ何処かの空き教室で話そうよ。此処だと寒いよ」
1人の男子生徒の呼びかけでいちごは空き教室に連れていかれました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.158 )
- 日時: 2011/03/10 15:44
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「えっと・・・。名前は?」
ハリー似の生徒が聞きました。
「私?いちご・ドリームスイートストロベリーだよ」
いちごは言いました。
「どっかで聞いた事あるな・・・」
少し目つきの怖い生徒が言いました。
「ところで貴方たちの名前は?」
いちごは言いました。
「あぁ。レディに名前を聞いておいて答えないのは失礼だね。えっと僕はジェームズ・ポッター。ジェームズで良いぜ。いちご姫」
ジェームズは言いました。
「俺はシリウス・ブラックだ。家名は嫌っているからシリウスって呼べよな。いちご姫」
シリウスは言いました。
「僕はリーマス・ルーピン。リーマスって呼んで欲しいな。これから宜しくね、いちご姫」
リーマスは言いました。
「ぼ、僕はピーター・ペティグリュー。僕のことも名前で呼んでよ。ピーターってさ。宜しく、いちご姫」
ピーターは言いました。
「宜しくね。私の事は名前で良いわ。いちごで良いのよ。でも何で姫って呼ぶの?」
いちごは聞きました。
「それは服装がお姫様だからだよ。僕らと出会ったからにはもう大丈夫だよ。今日からいちご姫を守る騎士団だからさ」
ジェームズは言いました。
「ありがとう。なんか心強いわ」
いちごは言いました。
「とりあえず校長室に行こう。いちご姫の事を紹介しておかなくちゃ。大丈夫だよ。校長先生は優しいお方だから。すぐに入学させてもらえるんじゃないかな?」
リーマスは言いました。
「此処って学校なの?」
いちごは言いました。
「何言ってるんだよ。此処はホグワーツ。魔法使いや魔女の卵が勉強をする場所だよ。全寮制だから僕らが側に居てあげるよ」
ジェームズは言いました。
「ありがとう。皆」
いちごは言いました。
「気にしないで。さあ校長室に行こう。きっと待っているだろうからさ」
シリウスが言うといちごはリーマスに手を握られて校長室へと向かいました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.159 )
- 日時: 2011/03/10 16:01
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
校長室に着くとリーマスは合言葉を唱えました。すると部屋へと続くドアが現れました。いちごはリーマスに連れられて校長室に入りました。
「おやおや。悪戯仕掛け人の4人ではないか。どうした?またフィルチに捕まったのか?」
校長先生は微笑みながら言いました。
「いえ。そうではありません。編入生が居るんです」
リーマスは言いました。
「ふむ。どうやらシビルの予言は当たっていたという事じゃな。わしに編入生の子を紹介してはくれまいか?」
校長先生は校長先生は笑いながらそう言いました。
「いちご姫。自己紹介をして下さい」
ジェームズは言いました。
「えっと。編入生のいちご・ドリームスイートストロベリーです。宜しくお願いします」
いちごは言いました。
「君が唯一の王位後継者のいちご姫じゃな?ほっほう。これは嬉しい事じゃよ。王家が直々に来てくれてしかも編入とはのう」
校長先生は言いました。
「先生。まだ寮とか学年とか決まってないんですけど」
リーマスは言いました。
「そうじゃの。組み分け帽子は新学期の時にしか使わんからの・・・。そうじゃ!いちご姫は入りたい寮とかあるかの?」
校長先生は言いました。
「いくつ寮があるんですか?」
いちごは言いました。
「4つじゃ。グリフィンドール・ハッフルパフ・レイブンクローそしてスリザリンじゃ。わしから言わせてもらうとスリザリンは止めたほうが良いの」
校長先生は言いました。
「でしたらグリフィンドールに入ります」
いちごは言いました。
「グリフィンドールという事は君の親友と同じ寮になるのじゃな。4人共。しっかりサポートするのじゃぞ」
校長先生は言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.160 )
- 日時: 2011/03/10 16:30
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「「「「はい!」」」」
4人は返事をしました。
「さて学年じゃがいちご姫は何年生が良いのかな?君の親友は3年生なんじゃよ。君の場合は何年生でも良いぞ」
校長先生は言いました。
「だったら4人と同じ学年にしてください。親友と同じ学年なら勉強だってはかどります!」
いちごは言いました。
「そうじゃの。君の友人には成績優秀な人物が3人は居るからの。勉強も分からなければ教えてくれるじゃろう。分かった。3年生に編入させよう。君たちは放課後に先生となって教えるのじゃぞ」
校長先生は言いました。
「分かりました」
リーマスは言いました。
「それでは夕食の時に紹介をしよう。じゃが行き成り王家と言えば皆が混乱するじゃろう。そうじゃな・・・。わしの孫という事でどうかね?そうすれば怪しまれずに済むじゃろう。居なかった期間は病で伏せっていたという事にしておこう。いちご姫。どうかの?」
校長先生は言いました。
「それで紹介してください。なるべく誤解の無いようにお願いしますよ。私の真実を知られてしまっては困るので」
いちごは言いました。
「分かった。では夕食の時に会おう。君の寮は何処かの共同親友寮に入らせてもらいなさい。親友のところが一番良いじゃろう。ではリーマス。いちご姫を寮まで案内しなさい。君のところの寮なら1つ部屋が空いていたじゃろう。そこに寝させてあげなさい。教科書やローブはわしが数日の内に届けさせようぞ。では行きなさい」
校長先生は言いました。その言葉を受けて5人は廊下に出ると自分たちが生活している寮に連れて行きました。廊下ではたくさんの生徒に出会います。いちごはお姫様のくせにオドオドしていました。
「そっか。こんな人だかり初めてだよね。心配しないで。僕が付いていてあげるからさ」
リーマスは言いました。
「うん。ありがと、リーマス」
いちごは言いました。その様子は廊下ですれ違う生徒たちが見ていました。女子は「何?あの可愛い子。何て名前なんだろう?」と思い男子は「可愛い子だな。でも悪戯仕掛け人が護衛に付いているんじゃしばらくは近づけないな。リーマスは怒らせると怖いから」と思っていました。いちごは身分を秘密にしていてもその可愛さからたちまち人気者になっていました。
「さあ。此処が僕らの寮だよ。共同寮だからこの部屋には僕ら以外の人は入れないんだ。でも姫は特別。校長先生からの許可だってもらっているし入っていいよ。ただし散らかっているかも・・・。あまりお客さんは来なかったから掃除してないんだ。でも1人で掃除しなくて良いよ。僕は3人に命令しているんだからさ。それじゃあ3人できちんと掃除するんだよ。今度のルームメイトは王女様なんだから綺麗にしておかないと気に入ってもらえないよ。それまでの間。僕はいちご姫に学校を案内しているから。ちゃんと綺麗にするんだよ(黒笑)」
そしていちごはリーマスに案内してもらって学校を探検する事になりました。
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