二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.496 )
日時: 2011/05/15 13:14
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「あと少しで完成なのよ。ねぇいちごの魔法でなんとか出来ない?」
ハーマイオニーは聞きました。
「どうしよう」
いちごは言いました。
「お願い。これが出来れば何でも分かるわ」
ハーマイオニーは言いました。
「分かったわ。やってみるよ」
いちごは言いました。
「ありがとう!これで何とかなるわ」
ハーマイオニーは喜びました。
「ドリームストーンよ、我に力を貸したまえ。ドリームスイートストロベリー家後継者の我に汝の力を。ドリームストーンに宿りし魔力をこの杖に移し我に力を!フォレスト・オブ・ザ・レインボー、彼の薬の製造を早め完成へと導け!スイート・ローズ・メモリーズ!」
いちごが唱えると1ヶ月かかるポリジュース薬が完成したのでした。
「じゃあ計画を実行しましょう。私たち3人で調査してくるからいちごは秘密の部屋の事を調べておいて」
ハーマイオニーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.497 )
日時: 2011/05/15 14:42
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それからしばらくして。生徒たちは大広間に集められました。事件発生から何日も経過しましたが何時何が起こるか分からないということなので防衛術の先生を中心に防衛の特訓をすることになったのです。
「それでは皆さん特訓を始めましょう。まずはお手本を見せたほうが良さそうですね。ではルーピン先生お手合わせしましょう」
大広間の中心に用意されているステージの上にはリーマスとロックハート先生が立っていました。決闘のやり方を見せるのです。少しだけではあったのですがリーマスの方が確実に早くロックハート先生の杖を吹き飛ばしました。
「さすがですね。では私と生徒でやってみましょう。そうですね…。それではミス・ドリームスイートストロベリーお願いします」
呼ばれていちごはステージに上がりました。皆から応援の歓声が上がります。リーマスは小声で励ましました。
「3,2,1で行きましょう」
ロックハート先生は言いました。
「ドリームストーンよ、我に力を貸したまえ。ドリームスイートストロベリー家後継者の我に汝の力を。ドリームストーンに宿りし魔力をこの杖に移し我に力を!フォレスト・オブ・ザ・レインボー、彼の者を包み込めストーム・オブ・シャドー!」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.498 )
日時: 2011/05/15 14:51
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごが唱えるとロックハート先生は何かに包まれてしまいました。皆は目を丸くしていました。
「いちご。今唱えたのって・・・」
リーマスは小声で聞きました。
「あはは。間違えて封印呪文かけちゃった。でも平気よ。あれは数分で壊れるから」
いちごがそう言った次の瞬間でした。
「サーペン・ソーティア!」
マルフォイがいちごの足元に蛇を召還したのです。いちごは蛇にトラウマがあるのでリーマスにしがみつきました。するとハリーがステージに上ると蛇に話しかけていました。
「あれって・・・」
生徒にざわめきが走りました。ハリーには蛇語を使いこなせる力が備わっていたのです。その蛇はハッフルパフの男子生徒を襲いそうになっていました。そこをハリーが蛇語で落ち着かせたのです。慌ててリーマスが消しましたがざわめきは消えませんでした。ハッフルパフのその生徒はハリーを睨み付けると大広間から友達を連れて出て行ってしまいました。ハリーはピンチになってしまいました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.499 )
日時: 2011/05/15 15:12
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

その日の宿題を片付けるために自習室へ行った4人でしたがハリーに対する視線は冷たいものでした。スリザリンはともかくとしてもレイブンクロー、ハッフルパフさらには所属寮のグリフィンドールの仲間までもハリーを睨み付けていました。こんな状況で宿題なんか出来ません。
「先に談話室に戻ってるよ」
ハリーはそう言い残して自習室から出て行きました。寮に向かって歩いているとさっき助けたはずのハッフルパフの生徒が倒れていました。上にはグリフィンドールのゴーストのほとんど首なしニックも固まっていました。ハリーは慌てて様子を見ていました。
「今度こそ現行犯だ」
管理人に見つかったハリーはそのまま校長室に連れて行かれました。しかし校長先生はハリーを疑ってはいませんでした。その日はそれで許してくれたのですがハリーは気分が乗らないでいました。
「ハリー。元気ないね」
王家の部屋でいちごは話しかけました。
「あんなことがあった後だから落ち込むよ」
ハリーは言いました。
「皆には信じないでって言ったんだけど・・・。ごめんね」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.500 )
日時: 2011/05/15 15:21
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

次の日からはクリスマス休暇になりました。ハリーと一緒に居ると危険と考えた生徒が多く、ほとんどの生徒が家庭に帰っていました。しかしいちごはずっと一緒に居ました。ロンとハーマイオニーは手紙で呼ばれ帰宅していたのです。
「おい、ドリームスイートストロベリー!そんな奴と一緒に居るな!」
「そいつは危ないぞ!」
「何があるか分からない。こっちに来いよ」
大広間に居る生徒はまだハリーの無実を信じていませんでした。いちごはついに堪忍袋の緒が切れてしまいました。
「いい加減にしなさい!何でハリーを信じてあげないの!?噂だけで信用しないの!?そんなのハリーが可哀想じゃない!何で分かってくれないの!?私があれだけ・・・言ったのに」
いちごは言いました。
「もう良いよ。ありがとう、いちご。皆の言っていることが正しいんだよ。もういちごは僕に構わない方が良い。それに僕は皆と居ちゃいけないんだから!」
そう言うとハリーは大広間から走って出て行ってしまいました。いちごは心配そうに見つめていました。


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