二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.26 )
- 日時: 2011/06/27 13:12
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「出来た!」
いちごは言いました。すでにAグループの調理台の上はスイーツでいっぱいになっていました。いちごの声を聞いてルーピン先生がやって来ました。
「1番乗りだね。それじゃあ試食させてもらおうかな?」
そして5人で作ったスイーツを一つずつ試食して行きました。
「これなら今すぐお店に出しても文句無いね。じゃあAグループには1番乗りのボーナスも加算して450点を1人ずつあげることにしよう」
その言葉には調理室中を驚かせました。それからじばらくして授業は終わりました。終業のチャイムを聞いた途端にいちごは片付けをスイーツ王子に任せてルーピン先生のところに走って行きました。
「ルーピン先生ってとてもかっこいいですね」
生徒の1人が言いました。
「ありがとう」
ルーピン先生が微笑んで返すと再び黄色い悲鳴が上がりました。
「ルーピン先生は私たちにとっての白馬に乗った王子様だわ」
するとさらにルーピン先生は微笑みました。
「そう言ってもらえると嬉しいよ」
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.27 )
- 日時: 2011/02/13 09:41
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
その微笑みを見たいちごは言いました。
「ルーピン先生はアンリ先生よりかっこいい!」
その言葉を聞いていちごの側にルーピン先生はやって来ました。いちごは少し驚いていましたが慌てて聞きました。
「あの・・・。どうしたんですか?」
するとルーピン先生は微笑みながら言いました。
「放課後に私の事務所に来てほしいんだ。いちごちゃんはAグループのリーダーなんだろう?出来れば4人も連れて来て欲しいな」
いちごは頷きました。そのあとは友達と一緒にバレンタインに作れるようなスイーツを教えてもらっていました。その様子を見ていたスイーツ王子は話しあっていました。
「いちごちゃんまでそんな事を言うんだ・・・」
五月は思いっきり落ち込んでいました。
「珍しく花房が落ち込んでる」
真は呟きました。
「僕らのチームで女子って天野さんだけだろ?だから余計にショックなのさ」
千乃介は説明しました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.28 )
- 日時: 2011/02/13 09:53
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「なるほど」
真は納得していました。
「ハリー。ルーピン先生って何歳?」
千乃介は聞きました。
「えっと僕より11歳年上だから25歳だよ」
ハリーは言いました。
そこにいちごが走って来ました。
「今日の放課後ルーピン先生の部屋に呼ばれているから5人で行きましょう」
そして1日の授業はすべて終わり、5人はよく授業の課題のアイデアをよく考えているバラの咲いている温室に集まりました。
「いちご、遅いね」
ハリーは言いました。
すると3人は心配そうな顔になりました。かなりのおっちょこちょいないちごは今までに3人の前でも階段から転げ落ちたりしていました。しばらく待っているとそこにいちごの大親友のルミが走って来ました。
「大変や!いちごちゃんが・・・いちごちゃんが・・・」
それを聞いて3人は走り出しました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.29 )
- 日時: 2011/02/13 10:05
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
ルミの言葉を聞いた途端に走り出した3人。慌てて校舎の中に入ると階段の下でぐったりしているいちごを見つけました。
「天野!」
「天野さん!」
「いちごちゃん!」
慌てた3人はいちごを抱えて保健室に走って行きました。保健室は先生が居なくて対処出来ないかと思いきやベッドに寝かせておくことにしたのです。しばらくしていちごは気がつきました。
「・・・ん?私どうして・・・」
すると何故か手が暖かいのです。いちごがベッドの脇を見ると・・・。
「あ、安堂君!?」
なんと千乃介がずっと手を握っていてくれたのです。いちごはちょっとだけ千乃介の顔を覗き込んでみました。スイーツ王子と呼ばれているだけあってとてもかっこいいのです。いちごは普段なら見れないところを見ちゃったと思いました。優しい千乃介が居てくれるお陰でいちごは何があっても耐えていけるんだなと思いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.30 )
- 日時: 2011/02/13 10:18
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
しばらくすると千乃介が目覚めました。
「天野さん。よかった、どこも痛くない?」
千乃介に聞かれていちごは頷きました。そこに五月と真とハリーが居ました。あまりの事にいちごは驚いてしまいました。
「大丈夫?」
ハリーに聞かれたのでいちごは頷きました。それからしばらくして5人はルーピン先生の事務所に向かって歩き始めました。
「なんで私たちだけを部屋に呼んだのかな?」
ハリーは言いました。
「分からないわ。ところでハリーの家はお父さんだけがパティシエなの?」
いちごは言いました。
「ううん。僕の母さんもパティシエールだよ。いちごと桃とオレンジを使ったスイーツの天才だったんだ。でも10年前に病気で亡くなってしまって・・・。父さんがぼくを今回この日本校に行かせたのもきっと僕が寂しがらないようにするためなんだと思うんだ」
ハリーは言いました。
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