二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.206 )
日時: 2011/03/21 10:33
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「どうしたの?パパ」
ハリーはやって来ると聞きました。
「ハリー。正直に答えるんだよ。いちごちゃんに透明マントを渡したのかい?」
リーマスは言いました。
「うん。2枚あったから。それに誕生日プレゼントを忘れていたからいちごも透明マントを欲しがっていたし渡したんだけど・・・。いちごに何かあったの?」
ハリーは聞きました。
「どうやらそれが原因みたいだね。ハニー、フランボワーズ。位置探知は出来たかい?」
リーマスはスピリッツに聞きました。
「えぇ。いちごは・・・スイーツ王国に居るわ。バニラと一緒ね・・・ううん。ショコラ、キャラメル、カフェも一緒よ。しかもカッシー、アンディー、ナルシーと一緒に生活しているわ」
フランボワーズは言いました。
「そうなると戻ってくるのを待つしか無いね。3人とも。少し話があるんだけど来てくれるかな?」
リーマスに言われて3人は応接間に行きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.207 )
日時: 2011/03/21 16:11
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「話って何ですか?」
五月は聞きました。
「いちごちゃんが戻って来た時の罰を考えていてね。もちろん私だって叱るつもりではいるけど君たち3人はどんな事をしようと思っているんだい?」
リーマスは言いました。
「そうですね・・・。俺は体力作りとチョコレートを使うスイーツの作り方を教えようと思っています」
真は言いました。
「僕は日本文化とデコレーションを全般に飴細工なども教えていこうと思ってます」
五月は言いました。
「僕は料理の実験とムースやゼリー、和菓子について教えていこうと思っています」
千乃介は言いました。
「なるほど。つまり特訓をしようって訳だね?」
リーマスは聞きました。
「そうなりますね」
真は言いました。
「じゃあ3人はスイーツ作りを中心に教えてあげて。私はいちごちゃんに沢山の知識を入れるために勉強を中心に見るから。時々だけど楽器も教える事にするよ。ただし思いっきりスパルタでやる事。いいね?」
リーマスは言いました。こうしてそれぞれいちごが戻って来た時の特訓メニューが出来ました。スケジュールはみっちり決まっています。さて帰って来たらいちごはどんな反応をするんでしょうね?それではいちご達の様子を見に行きますか。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.208 )
日時: 2011/03/21 16:24
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ところで最初は何処に行くの?」
バニラは聞きました。
「まずは一番近いガナッシュの滝だな。遅れるなよ」
カッシーの合図で8人は歩き始めました。いちごはワクワクしながら歩いていきました。
「いちご。楽しそうね」
バニラは言いました。
「もちろんよ。だって普段なら来れないんだもの。楽しくて仕方ないわ」
いちごは言いました。
「だけどスイーツ王子達もしかしたら怒っているかもよ」
バニラは言いました。
「平気だよ。ルーピン先生にさえ怒られなければ怖くないもん」
いちごは言いました。
「まぁ戻って見なきゃ分からないけどね」
バニラは言いました。
「おーい!遅れちゃうよ!急いで」
アンディーが呼んでいます。2人は慌てて走って行きました。
「まったく。カッシーが遅れないでって言っているんだから迷子にならないでよね。とりあえず・・・」
そう言うとアンディーはいちごの手を握りました。
「えっ・・・」
いちごは言いました。
「僕に捕まっていれば迷わないから」
アンディーはそう言うと手を握る力を強めて歩いていきます。いちごはアンディーのその姿が千乃介に似ていると思っていたのでした。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.209 )
日時: 2011/03/23 13:52
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「着いたぞ!此処がガナッシュの滝だ!」
カッシーは言いました。そこには本当にチョコレートが流れています。そして周りには美味しそうなチョコレートのコスモスが咲いているのです。
「バニラ。此処に樫野を連れてきたら喜んだかな?」
いちごは囁きました。
「きっと喜んだよ。チョコレートのスイーツ王子だもん」
バニラも囁きました。そして2人で笑い合っているとそこにカフェがやって来ました。
「此処にあるコスモスは摘んでも良いそうですよ。この後はジェラート山に行くらしいですし何本か摘んでおいたらどうですか?」
カフェは言いました。
「そうだね。いちご、好きなだけ摘んで良いよ」
バニラはそう言うと魔法でバスケットを出してそこに入れていきました。いちごも手伝っています。あっという間にバスケットの中はいっぱいになってしまいました。
「よーし。次はジェラート山だ。行くぞ」
カッシーに付いて次の目的地へと向かいました。いちごは何故か夢を見ているような感覚になっていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.210 )
日時: 2011/03/23 14:02
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごはフラフラしながら後を追い駆けていました。バニラは心配で仕方ありませんでした。そしてついにいちごは倒れてしまうのです。
「いちご!しっかりして!」
バニラはいちごを揺すりながら言いました。それに気付いて6人も来てくれました。
「バニラ、落ち着いて。これは寝てるだけだよ」
カフェは言いました。
「寝てる・・・?」
バニラは言いました。カッシーは側に来ました。
「さっきのところにはネムリラッパ草があったんだ。多分それのせいじゃないかと思うんだ」
カッシーは言いました。しかしいちごが寝てしまっては先に進めません。そこでバニラは苦いものを用意していちごに飲ませました。
「苦い・・・」
これでいちごは目覚めました。しかしこれを見ていた6人は・・・。
(怖いです〜)
(バニラの本性が現れましたわね)
(怖過ぎだと思う)
(逆らえないな・・・)
(とりあえずはほっとこうか)
(自分の事が最優先だからな)


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