二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.906 )
日時: 2011/08/08 17:38
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

しかし平和に見える毎日もある日の出来事によって運命は変わってしまうのです。
「どうやら闇の帝王が攻めてきたようです。狙いは姫様の様子」
ドリーム城に闇の世界ではトップである闇の帝王がやって来てしまったのです。
「いちごを守らないと」
「そうだな」
リーマスとシリウスはいちごを連れて外に出ました。
「なんで逃げないといけないの?」
いちごは聞きましたが2人には話している余裕がありません。闇の帝王は先に襲いに来たのです。ジェームズとリリーを襲ったのはそのあとだったのですが・・・。
「とりあえず僕の宮殿に行こう。そこなら安全だよ」
そしていちごは親から離されてリーマスが住んでいる宮殿に行きました。その後にどうなったのかはいちごは知りません。
「(話せないよ。あの子を引き離したのは僕たちなんだから話したら怒るよ)」
それで話されてこなかったのでした。
〜回想終了〜

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.907 )
日時: 2011/08/08 17:43
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「・・・ということなんだ。今まで隠していて済まなかったね。だけどいちごが理解出来る年齢まで待っていたんだ」
リーマスは言いました。
「・・・。そうなんだ・・・。リーマスとシリウスは私にとって大切な人だけど今の話を聞いて変わったわ」
いちごは言いました。
「おいおい、俺たちのせいじゃないんだぜ。元々いちごの親から頼まれていたんだから」
シリウスは言いました。
「・・・フォローしたって私の気持ちは変わらないわ。もう二度と2人のこと許さない」
いちごはそう言って部屋から出て行きました。
「まずいね・・・。やっぱりもう少し待った方がよかったのかもしれないね。いちごは部屋に篭りやすいから」
リーマスは言いました。
「だけどいちごなりに理解したんじゃねーのか?まぁその内落ち着けば理解するさ」
リーマスとシリウスは顔を見合わせていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.908 )
日時: 2011/08/08 17:51
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

一方のハリーはというと・・・。
「ハリーが知りたいのは何で今まで側に居れなかったのかということなんだよね」
ジェームズは言いました。
「そうだよ。リーマスとシリウスは話してくれなかったんだ。どんなに大きくなっても話してくれなかった」
ハリーは言いました。
「そうね。ハリーも理解出来る年齢になったんだし話してもいいのかしらね。ただし怒ったり泣いたりは禁止よ」
リリーは言いました。
「うん、分かった。パパとママには今年ホグワーツで闇の魔術に対する防衛術を教えてもらうんだから僕の秘密は全て教えて。それからもう1つお願いしてもいい?」
ハリーは聞きました。
「あぁ、もちろんだとも。さぁハリー、何が良いのか言ってごらん。叶えてあげるよ。まぁ無理難題さえ言わなければだけれどもね。それで何が良いのかな?」
ジェームズは聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.909 )
日時: 2011/08/09 10:02
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「話してくれてからで良いからずっと一緒に居て」
ハリーは言いました。
「もちろんだよ。ハリーはリーマスとシリウスに任せていたけれどもう側に居れるからね」
ジェームズは言いました。
「分かった。じゃあさ教えてくれない?僕に隠されている秘密とか知らない事とか」
ハリーは言いました。
「いいわよ。リーマスとシリウスはいちごに話しているんだろうし少しなら教えてもいいわ」
リリーは言いました。
「まぁ少しじゃなくてもいいんじゃない?ハリーはもう15歳なんだし理解出来るさ」
ジェームズは言いました。
「そうね。じゃあ分かっていることなんかは全部話しましょう。ハリーの為にもね」
リリーは言いました。
それではハリーの過去を見てみましょう。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.910 )
日時: 2011/08/09 10:30
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

〜回想〜
「相変わらず仕事が減らないよ。魔法を使って良いのに何で使わせてくれないんだろうな。リーマスとシリウスは」
ジェームズは言いました。
「何か言ったかい?僕たちが魔法を使わせない理由は君ならズルをして抜け出す危険性があるからね」
リーマスは言いました。
「何かそれって僕がズルして逃げるのが得意とかって言っているようなものじゃないか!酷いよ・・・」
ジェームズは言いました。
「でもリーマスとシリウスの言っている事は本当なんだから仕方ないんじゃないの?ジェームズはズルするのが大好きだもの。側近がリーマスとシリウスじゃない頃はしょっちゅう脱走してたものね」
リリーは言いました。
「じゃあ余計に杖を仕事中は返せないな。それにハリーが居るんだろ。将来は後継者になるんだから良いところを見せないと。ハリーまでもがグータラ国王になってしまうよ」
リーマスは言いました。
「こっちでも相変わらずの厳しさなんだな。まぁジェームズなら少しは耐えれるしいいんじゃねーのか?」
クリストファーは言いました。
「クリストファー。此処に来ているということは遊びなのかな?つまり仕事は終わらせたっていうことなんだよね?」
リーマスは言いました。
「あ、あぁ。それに今日は天気良いからな。せっかくだしピクニックに行こうかと思うんだ。もちろん身分では無くて学生時代の友人としてだけどな。それでいちごも連れて来た」
クリストファーは言いました。
「そうね。最近は篭りきりだし気晴らしに外へ行くのも良いかもしれないわね。じゃあハリーも連れて出かけましょう。ジェームズも今日はそれくらいにしたら?」
リリーは言いました。
「せっかくなんだから遊ぶか!じゃあ虹の見える丘公園にでも行こう。其処ならハリーといちごも楽しめる」
そして7人は馬車で公園まで行きました。しかしこの姿を後ろから見ている怪しげな影がありました・・・。
「あー!篭りきりだったから自然の空気が気持ちいいな。いちごは喜んでるな」
クリストファーは言いました。
「えっ!クリストファーもお城に篭りきりだったの?行動力のある君なのに珍しいこともあるんだね。何かあったの?」
ジェームズは聞きました。
「実は最近になって仕事をしていなかったらリーマスがキレてな、まぁそれからは監視されて昼夜仕事だったんだよ」
クリストファーは言いました。
「それは僕のせいじゃなくて君のせいだよね。仕事をしなかったんだからさ。まぁ今日は特別だよ」
リーマスは言いました。
「だけどクリスティーンが居ないのは残念だわ。会えるのなら話したかったんだけどね」
リリーは言いました。
「あぁ、クリスティーンは俺と同じようにパーティーの誘いを断っていたから今日はアーサー先輩の家のパーティーに行っているんだ。だから今度遊びに来ればいいさ」
クリストファーは言いました。
「ありがとう、クリストファー。じゃあ楽しみにしているわね」
リリーは言いました。
「此処で少しならバイオリンでも演奏しようかな。久しぶりだから弾けるか分からないけど」
それからは公園に優しいバイオリンの音色が響いていました。リーマスはクリストファーとジェームズに仕えながら宮廷音楽隊の指揮や指導をしているのです。ですからかなりの腕前なのです。
「リーマスの演奏する音楽は最高だよな。学生時代から変わってないけどよ」
シリウスは言いました。
「ごめん、シリウス。あそこの草むらに誰かが潜んでいるような気がするんだ」
リーマスは演奏しながら草むらを監視していたのです。そして危険が迫っている事を悟りました。
「どうしたんだい?行き成り怖い顔なんかしてさ」
ジェームズは言いました。
「此処は危ないみたいなんだ。それぞれの城に戻った方が良さそうだし戻るよ」
7人は急いで帰りました。しかしそれからが悲劇の始まりだったのでした・・・。


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