二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.761 )
- 日時: 2011/07/19 15:37
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そしていちごとリーマスが帰って来るとシリウスが待っていました。
「リーマス・・・昨日はごめんな」
シリウスは言いました。
「昨日?・・・あぁやっと分かったんだね。僕が言いたいこと」
リーマスは言いました。
「あぁ。俺が悪かったよ」
シリウスは言いました。
「じゃあ隠し事はしないでよ。今度したら本当に仲良くしないからね」
リーマスは言いました。
「分かってる。これでリーマスは俺がやってしまって事を黙っていてくれるよな?」
シリウスは聞きました。
「それはどうかな?」
〜回想終了〜
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.762 )
- 日時: 2011/07/19 18:44
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「全く。ナレーターさんはイヤな思い出まで流すんだから」
リーマスは言いました。
「良いじゃん。それよりウィーズリー叔父さん戻って来ないね」
ハリーは言いました。
「きっとロンと話しているのよ。ロンって意外にピュアなところがあるから」
いちごは言いました。
「そうかもしれないね」
ハリーは言いました。
「ハリー。もしかして泣いているのかい?」
リーマスは聞きました。
「泣いてなんか無い」
ハリーは言いました。
「だったら目から零れてる雫は何だ?やっぱり大親友と喧嘩したことが悔しかったんだろ?」
シリウスは言いました。
「この際だからシリウスに頼れば?」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.763 )
- 日時: 2011/07/19 18:53
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「いちごの前じゃ泣けないよ。それに僕は泣かないって決めたから誰が何と言おうと泣かないよ」
ハリーは言いました。
「全く。強がるのも大概にするんだぞ。ハリーはいちごが居て泣けないと言うんならおいで」
シリウスはハリーを連れて自室に戻りました。しばらくするとシリウスの部屋から泣き声が聞こえてきました。
「なんかハリーってシリウスが側に居るようになってから感情を表に出すようになったよね」
いちごは言いました。
「そう言ういちごはまだ何か隠し事しているのかい?本当に隠し事をするのが好きだよね。いちご、おいで」
いちごが見るとリーマスの席の隣に向かい合う形で椅子が置いてありました。
「えっ・・・。何で?」
いちごは言いました。
「今度から時々いちごのカウンセリングルームになるからね」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.764 )
- 日時: 2011/07/19 19:02
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「もちろんいちごが隠し事をしていなければいいけどね」
そう言っていちごを見つめるリーマスの視線は何やらものを言いたそうな感じでした。
「分かった。本当にリーマスには敵わないわ。とりあえず私はその椅子に座れば良いの?」
いちごは聞きました。
「そうだよ。さぁ座って」
いちごはとりあえず座りました。しかし目の前にリーマスが居るのですから緊張してしまいます。
「な、なんかこういうのって初めてだからドキドキしちゃう・・・」
いちごは目線を合わせないようにしようと俯きました。しかしリーマスはいちごの頬に片手を添えてそっと自分の方を向かせました。
「恥ずかしいのは分かるけど目線は逸らさないで。これでも少しは隠している事を理解しているんだから」
リーマスは言いました。
「もういう事には従わないといけないのね。しかも拒否権なしならもう諦めるしかないのかな」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.765 )
- 日時: 2011/07/19 19:09
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「じゃあ大人しくしていてね」
そう言うとリーマスはいちごの額と腕に触れました。いちごは小さい頃からこれで本音を暴かれていたので慣れっこなのですが今でも少しだけ苦手なのです。
「(う〜。やっぱりリーマスの顔が側にあるのは無理だよ。リーマスは気付いてないだろうけどイケメンすぎるんだもん・・・)」
いちごは思いました。
「はぁ。いちごは隠し事をかなりしているね。今読み取っただけで結構あったよ」
リーマスは言いました。
「もしかして私が隠している事を全て見抜いちゃったの!?」
いちごは驚きました。
「もちろん。いちごに対してこれを何年間やってきていると思っているんだい?何でもお見通しだよ」
リーマスは言いました。
「もう隠し事出来ないよ〜。ところで読み取った事の中で私の心が苦しくなるような事はあった?」
いちごは聞きました。
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