二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.371 )
日時: 2011/04/28 16:56
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごはそっと目を開けると隣に居るリーマスを見つめました。そして起き上がったいちごは俯きました。
「どうしたの?」
リーマスは聞きました。
「・・・ごめんなさい・・・」
いちごは言いました。
「えっ?」
リーマスは聞きました。
「だってリーマスと約束したことを守れなかったから・・・。夜中には部屋から出ないっていう約束」
いちごは言いました。
「あぁ・・・。そういえばそんな約束したかもね」
リーマスは言いました。
「怒らないの?叱らないの?」
いちごは聞きました。
「怒ったりなんてしないよ」
リーマスは言いました。
「何で?」
いちごは聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.372 )
日時: 2011/04/29 08:32
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「学校のピンチを救ったのに怒ったりなんてしないよ」
リーマスは言いました。
「でも約束を破ったんだよ」
いちごは言いました。
「校長から叱らないように言われているんだ。それにホグワーツ特別功労賞をもらっているのにそれを怒る人が何処にいるんだい?」
リーマスは聞きました。
「・・・」
いちごは首を横に振りました。
「そうでしょ」
リーマスはそう言うといちごを自分の膝の上に乗せてそっと抱き締めました。
「リ、リーマス・・・」
いちごはビックリしていました。
「さっき校長室で再会してからずっと何か無理しているような気がしてね。初めての冒険で怖かったんじゃないのかな?」
リーマスは聞きました。
「そ、そんなこと・・・」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.373 )
日時: 2011/04/29 10:45
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「無理しているのは分かっているよ」
リーマスは言いました。
「だ、大丈夫だから・・・」
いちごは言いました。
「じゃあ何で震えているんだい?」
リーマスは聞きました。
「えっと・・・それは・・・」
いちごは悩んでしまいました。
「やっぱり怖かったんだろう?我慢することは無いんだよ」
リーマスは言いました。
「・・・怖かったよ〜」
いちごはそう言うとリーマスにしがみ付きました。
「よしよし。よく頑張ったね。仲間が居ても怖かったよね。もう怖いことなんて何も無いんだからね」
リーマスはいちごに言いました。
「うん・・・うん・・・」
いちごは頷いていました。そして次の日。4人は寮に戻れました。今日は最後の授業でした。明日は自宅へ帰るのです。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.374 )
日時: 2011/04/29 10:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「いちご。貴女が授業に出るなんて珍しいわね」
ハーマイオニーは言いました。
「まあね。だって明日は帰るんだもの」
いちごは言いました。
「あれ?いちご、顔赤くない?」
ハリーは聞きました。
「そうかな?」
いちごは言いました。
「確かにそうね。ちょっと医務室に行った方が良いんじゃないの?」
ハーマイオニーは聞きました。
「大丈夫だよ。授業が終わったら行くから」
いちごは言いました。
「でも無理はしないでよ」
ロンは言いました。
「分かってるって。3人は私がちょっとのことなら我慢するってことを知ってるでしょ。だからちょっとくらい平気よ」
いちごは言いました。その様子を見ていた人が居ました。それはなんとリーマスだったのです。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.375 )
日時: 2011/04/29 10:58
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そしていちごは授業に参加していました。午前中の授業では具合は悪くなりませんでしたが午後の授業で大変なことになってしまうのでした。
「本当に平気?」
ハーマイオニーは聞きました。
「大丈夫」
今は闇の魔術に対する防衛術の授業中。リーマスの出した課題に取り組んでいるときでした。いちごの顔は真っ赤になっていました。けれども本人が大丈夫と言うのだから平気なのでしょうか。
「(何で上手く行かないの?もうイライラする!)・・・!」
課題が上手く行かないことにイライラしていたいちごは眩暈がして椅子から滑り落ちてしまいました。
「ちょっと・・・。先生!」
ハーマイオニーは言いました。
「どうしたんだい?ハーマイオニー」
リーマスは聞きました。
「あの・・・。いちごが具合悪そうなんです。今さっき椅子から滑り落ちちゃって・・・」
ハーマイオニーは言いました。


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