二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.351 )
日時: 2011/04/25 08:48
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「リーマス」
いちごは声を掛けてみました。
「ん?どうした?」
リーマスは聞いてきました。
「えへへ。ちょっと呼んでみたかっただけ。もうしばらくはこのままで居させてね」
いちごは言いました。
「もちろんだよ。いちごは僕のお姫様だからね」
リーマスはそう言うといちごを抱き上げてソファーに座りました。でもいちごがしがみ付いているので状況は変わっていません。
「一緒にスイーツでもどうかな?」
リーマスは聞きました。
「良いね!それならリーマスが淹れた紅茶も飲みたいな」
いちごはリーマスから離れるとそう言いました。
「良いよ。じゃあ紅茶も用意しようね」
リーマスは立ち上がると紅茶の用意を始めました。
「(やっぱり優しいところは変わってないな。でも叱られたのは初めてだったな。今度からは気をつけよう)」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.352 )
日時: 2011/04/25 10:00
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それから2時間後にいちごはグリフィンドールの談話室に戻ってきました。いちごの親友は暖炉のそばで心配そうに見つめていました。
「いちご。何処に居たの?」
ハーマイオニーは聞きました。
「えっと・・・ルーピン先生の部屋」
いちごは言いました。
「先生の部屋・・・。まさか怒られた?」
ロンは聞きました。
「ちょっとね。厳しく叱られちゃった」
いちごは言いました。
「じゃあ僕らとほとんど変わらないね」
ハリーは呟きました。
「そうなの?」
いちごは聞きました。
「そうよ。マクゴナガル先生の部屋で怒られるのかと思っていたら校長室に連れて行かれたのよ」
ハーマイオニーは言いました。
「それはご苦労様でした」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.353 )
日時: 2011/04/25 10:10
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「貴女ったら人事みたいね。まぁ良いわ。明日からちゃんと授業に出れば忘れてくれるって言ってくれたから」
ハーマイオニーは言いました。
「なら良かったね。それじゃあ私は自分の部屋に戻るね」
いちごはそう言うと談話室から出て行きました。そして次の日。4人は大広間に居ました。今日からはちゃんと授業に出ることにしたのです。しかし1人だけ嫌がっている人がいました。いちごです。ハリーはパパに言うよと脅しましたが効果が無くていちごは自室に篭ってしまいました。そこでハリーは全て話そうということにしたのでした。
「あれ?いちごは居ないのかい?」
今日の最後の授業が2時間続きの闇の魔術に対する防衛術でリーマスが担当でした。リーマスはいちごが居ないことに気がついて心配そうでしたが授業を続けていました。
「じゃあこれで終わりにしよう。ちゃんと復習をしておくこと。それとハリーはちょっと残って」
そして授業は終わりましたがハリーは教室に残されてしまいました。2人の親友は先に戻っていると言って談話室へ行ってしまったのでハリーだけが残されていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.354 )
日時: 2011/04/25 10:51
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「えっと・・・何で残したんですか?」
ハリーは聞きました。
「ハリー。もうこの教室には2人しか居ないんだよ」
リーマスは苦笑しながら言いました。
「・・・パパ?」
ハリーは言いました。
「そうだよ。ハリー、おいで」
リーマスがそっと言うとハリーはリーマスに抱きつきました。
「パパ」
ハリーはリーマスに抱きつきました。リーマスはそんなハリーを連れて自分の事務所に行きました。
「ここに座ってなさい。紅茶を淹れてくるからね」
リーマスはハリーをソファーに座らせて紅茶の用意を始めました。その姿を見ているハリーは宮殿に居る頃と変わらない優しさが嬉しくなっていました。
「さぁ飲みなさい」
リーマスは紅茶を差し出しました。その紅茶はハリーが大好きなフルーツの味の紅茶でした。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.355 )
日時: 2011/04/25 12:13
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「なんかパパと話すのって久しぶりかも」
ハリーは言いました。
「そうだね。それよりもいちごについては何か知っているかい?」
リーマスは聞きました。
「うん。あっだけど話さないでって言われてるんだよな・・・」
ハリーは困ってしまいました。
「話してくれないのかな?」
リーマスの声が一瞬にして低くなりました。
「話すよ!(今日のパパには逆らえない・・・)」
ハリーは言いました。
「じゃあ分かるように話して」
リーマスに言われてハリーは全てを話しました。
「・・・という訳でいちごは居ないんだ」
ハリーは全貌を話しました。
「ありがとう。詳しいことはいちごに聞いてみるよ」
リーマスはそう言うとハリーを抱き締めました。
「パパにこうしてもらうと落ち着くよ」
ハリーはしばらくリーマスに縋っていました。


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