二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時： 2011/02/12 10:55
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「父さんなんて大嫌い！」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ？もしかして転入生？」
１人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして２人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.601 )
- 日時： 2011/06/18 16:31
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「分かったよ。フォーマルハウトはいちごの過去を知っているからこそ思い出させようとしているんだ」
アーサーは言いました。
「うん。だけどフォーマルハウトって偽名だと思うの。本名は思い出せないけどちゃんとした名家なはずよ」
いちごは言いました。
「となると２人には守ってもらわないとね」
リーマスは言いました。
「そういえば思ったんだけどシリウスとアーサーおじ様は何でホグワーツに来たの？」
いちごは今更ながら聞きました。
「魔法省からの命令でホグワーツの警備を任されたんだ。それで会いに来たんだよ」
アーサーは言いました。
「そうなんだ・・・。大変だけど頑張ってね。それじゃあ私は自室に戻るわ。もし来るならきてもいいけど気をつけて来てよ」
いちごはそう言うと自室に帰って行きました。しかしこの会話を近くから聞いていた人がいました。フォーマルハウトです。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.602 )
- 日時： 2011/06/19 08:29
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「（こんな早くに僕を思い出すなんて想定外です。しかもそれを魔法省の役人に話されるとは・・・。しばらくは様子を伺いますか）」
フォーマルハウトはそう思うと静かにスリザリンの寮へと戻りました。一方でリーマスの部屋では話し合いが続けられていました。
「それにしてもフォーマルハウトはいちごに何があって近付いているのだろう？」
リーマスは言いました。
「もしかしたら消えた５年間の記憶に関係してくる事なんじゃないか？いちごは忘れていても何人かは覚えているからな」
シリウスは言いました。
「そうなると護衛をしないといけないな。まぁダンブルドアが居るから安全だとは思うけど・・・」
アーサーは言いました。
「とにかくいちごを守らないとね。フォーマルハウトの狙いがいちごだとするなら危険が及ぶのはいちごだからね」
リーマスは言いました。
「とりあえず気付かれないようにやろう」
３人は話し合いで意見が一致したようでした。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.603 )
- 日時： 2011/06/19 08:51
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
次の日。この日は１日かけて闇の魔術に対する防衛術の授業になりました。
「今日は校長に頼んで１日中ずっとこの授業にしてもらいました。何故なら今年から初の試みなのですが防衛術の授業を週３時間は選択授業にすることになったからです。そこで皆さんには簡単な復習のテストをしてもらいます。その結果によってクラスを分けますから真剣に取り組んでください。ではテスト開始」
リーマスの合図で全寮生が問題を解き始めました。選択授業という事でかなり厳しく選抜をしていきます。そして各寮ごとに授業を行うという事になっているのです。
「それではテストを止めてください。選択授業ではクラスを３つに分けます。初級、中級、上級です。初級はまだまだ自信が無かったり上手く出来ない人に詳しく基礎から教えて行きます。中級は基礎は分かっているけど時々失敗してしまう人に教えていきます。上級は選ばれしエリートということで応用的な学習や発展的な学習をしていきます。それから選択授業は各寮ごとに授業をするので自分の実力に合っているクラスを選んでください」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.604 )
- 日時： 2011/06/19 10:41
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「いちごはどのクラスにする？」
ハリーは聞きました。
「う〜ん。出来るなら上級かな」
いちごは言いました。
「僕も上級を狙っているんだ。一緒になれたらいいね」
ハリーは言いました。
「本当だね」
２人はワクワクしながら結果を待っていました。
「じゃあ発表するよ。グリフィンドールの上級合格者は２人。中級と初級は１９人ずつだよ。ハッフルパフの上級合格者は２人。中級と初級の人数はグリフィンドールと変わらないよ。レイブンクローの合格者は１人。スリザリンは合格者は無しっていう感じだよ。それじゃあ各クラスの担任を紹介するね。上級は僕、中級はブラック先生、初級はウィーズリー先生だよ。明日から選択授業で初回はグリフィンドールからだから通常通りの荷物を持って此処に来て」
そして生徒たちは解散させられました。ハリーといちごは残るように指示されてしまったので教室に残っていました。ハリーは目の前に居る人が意外過ぎて驚いていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.605 )
- 日時： 2011/06/19 10:51
- 名前： ゆりかストロベリー （ID: nUPupIAw）
「シリウス・・・？」
ハリーは驚きながら言いました。
「そうだよ。ハリー、久しぶりだな」
シリウスがそう言うとハリーは駆け出してシリウスに抱き付きました。
「お久しぶりです。アーサーおじ様」
いちごは言いました。
「あぁ。久しぶりだね」
アーサーは優しく対応しました。
「それにしても驚いたよ。まさかシリウスが先生になるなんて・・・。もし分からない事があったら教えてね」
ハリーは言いました。
「もちろんさ。だけどハリーはリーマスにも聞けよ。俺は双子の兄弟に悪戯を教える約束をしているんだ。後はリーマスに任せたぞ」
シリウスは走って行ってしまいました。
「双子の兄弟ってことはフレッドとジョージよね」
いちごは嫌な予感がしました。
「後で詳しく話を聞かないとね」
リーマスは言いました。
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