二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.626 )
- 日時: 2011/06/23 16:34
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「それじゃあ今日は・・・行き成りだけど呪文の定着度判定テストでもやろうかな。上級ならこれくらいは簡単に解けないとね」
リーマスはいちごとハリーに分厚い冊子を渡しました。冊子には問題がたくさん載っていて5年生から学ぶような呪文だってあります。ですが2人はリーマスとシリウスに幼い頃から難しい呪文も教えてもらっていました。ですから心配は無いのです。
「終わったら言ってね。そうしたら今日は特別だけど3人だけでティーパーティーでもしようか」
リーマスはそう言いました。
「「終わった」」
2人はパーティーが楽しみで急いで問題を解きました。
「楽しみがあると本当に早く解くね。それじゃあ秘密でパーティーにしよう」
そして3人はこっそり教室でパーティーを開いていました。まぁ簡単な座談会みたいなものです。
「それにしても2人が生徒というのはとても嬉しいよ。だから毎回3人でこうやろうかって思っているんだ」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.627 )
- 日時: 2011/06/24 15:28
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「それならケーキでも焼いてこようかな?リーマスは好きでしょ。私が作ったケーキ」
いちごは言いました。
「そうだね。それじゃあ選択授業の前日に言うから作ってくれないかな?」
リーマスは言いました。
「良いよ」
いちごは言いました。
「ねぇ。パパ」
ハリーは言いました。
「どうしたんだい?」
リーマスは聞きました。
「せっかく3人だけなんだし僕が前から知りたかった事とか教えてくれない?」
ハリーは聞きました。
「良いよ。ハリーには小さい頃の話をしたことがなかったからね。じゃあ話そうかな」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.628 )
- 日時: 2011/06/24 15:40
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「あのさ僕の本当のお父さんとお母さんは誰なの?シリウスに聞いたけどなかなか教えてくれなかったんだ」
ハリーは言いました。
「そうだね。お父さんの名前はジェームズと言ってとにかく悪戯が大好きだったんだ。お陰で何人の先生が泣かされていたか・・・。けれども勉強は得意で学年トップを死守するくらいの天才だったんだ。シリウスも同じだったんだよ。そしてクィディッチの選手でシーカーを務めていたんだ」
リーマスは言いました。
「じゃあ僕のお父さんはクィディッチで僕と同じポジションだったんだね。だから色んな先生たちに褒められたんだ」
ハリーは言いました。
「詳しい話をするのは長くなりそうだからナレーターさんに頼んでみたほうがいいかもしれないね。それじゃあナレーターさん。頼んでおいた映像を解説付きで流してください」
分かりました。リーマス。ハリーが知らない学生時代の両親やリーマスが出てくる映像を上映しましょう。きっとハリーは大喜びでしょうね。それではどうぞ!
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.629 )
- 日時: 2011/06/24 16:58
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「おはよう。シリウス」
男子寮の朝は元気の良いジェームズの声から始まります。
「うるせー・・・」
ベッドの中でイライラしているのがシリウス。実は低血圧で朝はなかなか起きないのです。
「相変わらず元気良いね」
にっこり微笑みながら言ったのがリーマスです。
「もちろんさ。僕は早起きするのが大好きだからね」
ジェームズは言いました。
「ピーター。起きなよ」
リーマスは言いました。
「・・・だってまだ明け方でしょう」
寝惚けた声なのがピーター。この4人は大親友なのです。
「明け方と言ったらやっぱり散歩だ!」
ジェームズは大張り切りです。
「なんで散歩になんか行かなくちゃならねーんだ?」
シリウスは不機嫌そうに聞きました。
「それは君が黒い犬に変身出来るからだよ。犬は散歩が大好きなはずなんだけどな。それとも僕の言う事を聞かないんだったら他の寮生にも君の秘密を暴露して来ようかな?」
ジェームズは脅しをかけるように言いました。
「分かったよ・・・。行けばいいんだろ」
シリウスは急いで着替えると一瞬で黒い犬に変身しました。
「それじゃあ3人と1匹で散歩に行くよ。リーマスはピーターを連れて来て」
ジェームズは慣れた手付きでシリウスにリードをつけました。暴走したら困るからです。まだ寝惚けていたピーターでしたがリーマスから感じる漆黒のオーラを感じて慌てて起きました。
「やっぱり外の空気の方が新鮮でいいね」
リーマスは言いました。
「僕は授業を受けているより此処で昼寝していたい気分になるよ」
ジェームズは言いました。
「ね、ねぇ。さっきまで其処に居たワンコが居ないんだけど・・・」
ピーターは言いました。
「本当だ。あのワンコは脱走でもしようとしているんだね。どうする?ジェームズ。追い駆ける?」
リーマスは聞きました。
「いつもの事だから。ワンコは側に居る動物なんかと話しているみたいだよ。時々だけどケガしてるのはそのせいなんだ」
ジェームズは言いました。
「僕、可哀想だから捜してくるよ」
ピーターは急いで禁じられた森の方向に走って行きました。
「そういえばワンコにはお気に入りの場所があるんだったね。其処に行けば居るかもしれない」
リーマスとジェームズは湖のある方向に向かいました。黒いワンコは湖のほとりで妖精と話をしていました。
「やっぱり何語でも話せるんだね。あのワンコ」
リーマスは言いました。
「そうだよね。ワンコのくせして生意気なところだってあるし時々なんかイライラするんだ」
ジェームズは言いました。
「しばらくすればきっと戻って来るよ」
2人が木陰で見ていると其処に黒いワンコがやって来ました。それから美味しそうな食事の入ったバスケットも持っていました。
「妖精に貰ったみたいだね」
ジェームズは言いました。
「全く。何回くらい俺を犬にさせれば気が済むんだ?」
シリウスは元の姿に戻って言いました。
「それは分からないよ」
ジェームズは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.630 )
- 日時: 2011/06/24 20:19
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
すると其処に1人の女の子がやってきました。
「もう!こんなところに居ないで寮に行きなさいよ!アーサー先輩が大騒ぎしてるわ」
女の子の名前はリリー。ジェームズが一目惚れした相手です。
「やぁリリー。今日も綺麗だね」
ジェームズは言いました。
「そんな方法じゃ今の女の子は振り向かないわ。それにカッコいいからって調子に乗っているんじゃないわよ」
リリーはジェームズに魔法を掛けると校内に戻って行きました。
「意外にリリーって言うんだな」
シリウスは唖然としていました。
「だろうね。ジェームズがリリーに対してしている事ってある意味ではストーカーだしさ」
リーマスは言いました。
「・・・リリーに何て言われようとも僕は諦めないぞ!絶対にリリーを振り向かせるんだ!」
ジェームズは張り切っていました。
「(まぁ諦めるよ。その内)」
それから何年か経って5人は6年生になっていました。
「それで今はジェームズも大人しいよ」
リーマスは言いました。
「ごめんね。監督生になってからリーマスには迷惑ばかり掛けてて」
リリーは言いました。
「平気だよ。きっとしばらくはジェームズだって近付かないよ。だけど・・・ちょっと話があるからこっち来て」
2人は空き教室に入りました。
「どうしたの?」
リリーは聞きました。
「ジェームズのアプローチはかなり嫌かもしれない。だけどあれは彼のやり方なんだ。少しは分かってあげて欲しいな」
リーマスは言いました。
「これでも分かっているつもりよ。だけどもっと知らない面があるかもしれないわね。それなら理解しようとしてみるわ。だからリーマスの居る仲間に入れて。ジェームズの事を理解したいの」
リリーは言いました。
「もちろんだよ。そうすればあの性格だって変わるよ。全ては君を振り向かせようとしていたんだから」
リーマスは言いました。
「そうだったのね。じゃあジェームズに悪い事しちゃってたわ。ねぇ。もし私が想いを受け止めてあげたら少しは変わるかな?」
リリーは聞きました。
「分からない。だけど君がその気になってくれればきっと喜んで嫌がるような事はしなくなるよ」
リーマスは言いました。
「じゃあ頑張ってみるわ。だけどリーマスには助けてもらうかもしれないからよろしくね」
リリーはそう言うと部屋から出て行きました。
「(明日にでも大芝居を打つかな)」
そして次の日。リリーはジェームズと一緒にホグズミードに来ていました。
「あのね。私、話があるの」
リリーは言いました。
「何?」
ジェームズは聞きました。
「ジェームズが私を想ってくれているのはよく分かったわ。だから今までの事は忘れて。ちょっとずつだけど貴方の想いを受け止めて行こうと思っているの。だから・・・よろしくね」
リリーは言いました。
「じゃあ付き合ってくれるって事?」
ジェームズは聞きました。
「うん。一緒に居れば貴方が良い人だって分かるわ」
リリーは言いました。
「それじゃあよろしく」
2人が約束をしてから数年後・・・。
「「おめでとう。ジェームズ、リリー」」
シリウスとリーマスはハリーの誕生を喜んでいました。まだハリーは小さいのですが大人たちは大喜びです。
「じゃあもしものお願いの事も考えておいてね」
リリーは言いました。
「分かった。俺はハリーの名付け親なんだ。もしもの事があったらハリーを守り通すよ」
シリウスは言いました。
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