二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.56 )
- 日時: 2011/02/18 20:17
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「連絡をもらっているから大丈夫だよ。あっでももうすぐ授業終了のチャイムがなっちゃうね。じゃあ補習をしてあげるから少しの間だけ前で手伝ってくれるかな?」
ルーピン先生の言葉にいちごは頷いて手伝い始めました。それを見ていたスイーツ王子は嫉妬してしまうし女子たちはいちごに対抗心を抱くようになってしまいました。そして授業は終わりました。クラスメートが教室に戻って行く中でAグループだけは調理室に残っていました。
「それじゃあ今日はサバランを作ってもらおうかな。制限時間は無いからどんな作品になるか楽しみにしているよ。じゃあ作業開始」
その言葉を合図に5人は作り始めました。スイーツ王子は授業の時に作ったものを再び作っていました。一方でいちごはオリジナルのものを作ろうと試行錯誤していました。それからしばらくして甘くて良い香りが調理室に充満しました。いちごは自分の大好きなフルーツのシロップをサバランにしみこませていたのです。
「うん。美味しいね。これはイチゴのシロップだね。じゃあ点数は減点しないで20点プラスしておくよ」
その言葉にスイーツ王子はほっと胸を撫で下ろすのでした。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.57 )
- 日時: 2011/02/18 20:33
- 名前: ☆*+*あゆ*+*☆ ◆AUKKRecP3g (ID: LqogUCyT)
ゆりかストロベリーさん、無視はやめたほうがいいですよ。
あ、ああさんの。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.58 )
- 日時: 2011/02/18 20:34
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
その後いちごは談話室に来ていました。大親友のルミと待ち合わせをしているのです。そして2人は話し始めました。
「いちごちゃん。これから聞く事には本当の事を教えてな。うちは秘密にするから」
ルミの言葉にいちごは頷きました。
「いちごちゃんはこの学園に来てからもうすぐ2カ月が経とうとしとるやんか。そろそろ4人の中で好きな人くらいできたんとちゃう?」
その言葉にいちごは驚いて言いました。
「え・・・ええ!」
「そんなに驚かんでもええやろ。で?本当のところどうなんや?うちなら喜んで誰か1人選ぶで。成績優秀王子の樫野。バラ王子の花房君。唯一の冷静沈着王子の安堂君。クールでカッコいい王子のハリー。絶対に選び放題やで。確実にあの4人には女の子との話を聞いた事が無いんや。1年の頃からずっとやで。いちごちゃんが決心すればすぐにOKしてくれはるわ。うちは応援するで。どうなんや?」
その言葉にいちごは言いました。
「そうだね。私はねもし出来るならだけど・・・安堂君の事が好きなの」
それを聞いてルミは言いました。
「せやったらちょうどバレンタインがあるやんか。そのときに言ったらいいやん。なら少しはいいやろ」
2人の会話は深夜にまで及びました。いちごが共同寮に慌てて戻ると4人が爽やかな笑顔の裏に漆黒のオーラを漂わせていたのでした。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.59 )
- 日時: 2011/02/18 20:37
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
ああさんへ。
返信が遅くなってすみません。私の作品を読んでくれてありがとうございます。何か要望がありましたら何でも書いて下さいね。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.60 )
- 日時: 2011/02/18 20:51
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
次の日。いちごはスイーツ王子の4人を引き連れて調理室に向かっていました。調理室に着くとすでにクラスメートは集まっていました。しばらくするとルーピン先生がやって来ました。そして今日に実習のメニューが発表されました。
「今日はパリブレストを作ろう。2層にするクリームはオリジナルで作ってみて。それじゃあ作業開始」
そしてほとんどの生徒は作業を始めました。しかし1人だけ作業を始めていない生徒が居ました。それはいちごです。何か思い詰めているような顔をしていて下を向いたままなのです。
「早く作業を始めろよ、天野!」
樫野の言葉でいちごはようやく作業を始めました。しかし粉をこぼしてむせてしまったり卵を間違えて握り潰してしまったり砂糖と塩を間違えて生地を焦がしてしまったり真っ黒の炭に生地を焦がしてしまったりしていました。それを見ていたルーピン先生は心配になっていました。
「作業やめて」
その声で調理室は静まり返りました。これから審査の時なのです。有名なパティシエであるルーピン先生の審査は厳しいことで有名です。当然なのですがいちごのスイーツは見た目が最悪ですし完成していないので点数は最悪になってしまいました。
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