二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.756 )
日時: 2011/07/19 10:51
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ハリー?どうしたの?」
廊下でハリーはいちごと出会いました。
「さっきロンと喧嘩してきたんだ。ところでシリウスは何処にいるか知ってる?」
ハリーは聞きました。
「自室じゃないの?私はリーマスのところに居るからもしシリウスが居なかったら来て良いよ。リーマスは私たちのお父さんなんだから」
いちごは言いました。
「ありがとう。もし居なかったら行くよ」
ハリーは走って行きました。
「どうしたんだい?こんなところで」
アーサーは聞きました。
「ううん。何でもないの。リーマスから頼まれ事されててちょっと廊下に出ただけ。すぐに戻るわ」
いちごは言いました。
「そうか。じゃあ一緒に行こうか。ちょうどリーマスに頼まれていた物が出来たんだ」
2人はリーマスの部屋に行きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.757 )
日時: 2011/07/19 12:15
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「じゃあこれが報告書。魔法省から速達で送られてきたよ。じゃあ校長と話してくるよ」
そしてアーサーは部屋から出て行きいちごは残されてしまいました。
「なんか浮かない顔しているね。ちょっと話でもしようか。其処に座っていてね。紅茶を用意するから」
リーマスは急いで紅茶を用意するといちごに渡しました。いちごは擦れ違ったハリーの様子が変だったことを気にしていたのです。
「どうしたんだい?何かあったのかな?」
リーマスは聞きました。
「あのね。ハリーの様子が変なの。選手に選ばれたからじゃないわ。きっと何かあったのよ」
いちごは言いました。
「う〜ん。いちごが不安ならハリーに何かあったのは本当かもしれないね。ハリーは何処に行ったんだい?」
リーマスは聞きました。
「シリウスの部屋。だけどもしかしたらシリウスを連れて此処に来るかもしれないわ」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.758 )
日時: 2011/07/19 12:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

しばらくするといちごの予想通りにハリーはシリウスを連れてやって来ました。ハリーは何故か顔色が悪くなっていました。
「どうしたんだい?2人とも」
リーマスは聞きました。
「ハリーが話したいみたいなんだ。それでアーサーにも居て欲しいんだけどさ」
シリウスは言いました。
「ハリーが話したいなんて珍しいね。どうしたんだい?」
アーサーは聞きました。
「さっき・・・グリフィンドールの談話室でロンと喧嘩してしまったんだ。ロンは僕のことを恨むからって言っていたからもう二度と寮に戻らないって言ったら戻って来るなって言われたんだ」
ハリーは言いました。
「ロンが・・・。そんな事言うなんて信じられないな」
アーサーは言いました。
「ハリー。それは辛かったね。大親友と喧嘩するほどイヤな事は無いからね」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.759 )
日時: 2011/07/19 13:01
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「なんかリーマスの言っている事を聞いていたら学生時代にリーマスと喧嘩した時の事を思い出したよ」
シリウスは言いました。
「そういえば単純な事で喧嘩したんだったね。なんかハリーの話を聞いていて思い出したよ」
リーマスは言いました。
「ちょっとロンと話してくるよ。ハリーと喧嘩するなんてよっぽどの事を言ったんだから」
アーサーは部屋から出て行きました。
「そういえばリーマスとシリウスは学生時代って趣味の違いとかでよく喧嘩してたよね。私とハリーが2人で過去にトリップした時も数日間は口聞かない喧嘩してたよ」
いちごは言いました。
「そういえばそうだったね。パパとシリウスは仲良いように見えて実は仲悪かったりするんじゃないの?まぁその検証をするには過去の映像をナレーターさんに流してもらう方が良いかも」
分かりました、ハリー。それじゃあいちごと2人でトリップした時の事を流しましょう。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.760 )
日時: 2011/07/19 13:58
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

〜回想〜
「おはよう。いちご、ハリー」
2人は談話室でリリーと向き合っていました。
「おはよう、リリー」
いちごは言いました。
「おはよ。ママ」
ハリーは言いました。
「普通に起きれるなら昨日の男子寮の騒ぎは聞いてないのね。良かったわ。あれ聞いてたら寝れなくなるわよ」
リリーは言いました。
「原因はシリウスなんだよ。昨日の夜にある事を言い出してさ。それを聞いたリーマスが怒ってあんな騒ぎになったんだ」
ジェームズは言いました。
「あら。いつもなら寝坊しているピーターが早起きじゃない。どうしたの?」
いちごは聞きました。
「今日のリーマスはすっごく怖いんだ。普通に話しているのは平気なんだけど言う事聞かないと普段のオーラとは違うんだ」
ピーターは怯えながら言いました。
「そういえばアーサー先輩が呼んでたわ。昨日の騒ぎは何なのか先生に言われて調べているみたいよ」
リリーは言いました。
「って噂していたらリーマスお兄ちゃんとシリウスが来たよ。なんか険悪なムードだけど・・・」
ハリーは言いました。
「今日1日はリーマスを怒らせないようにしないとな。昨日の出来事のせいでリーマスはピリピリしているから」
ジェームズは言いました。
「おはよう皆。大広間に行かないで待っていてくれたのかい?じゃあ一緒に行こう」
リーマスはそう言うといちごの手を握って連れて行きました。その後を何も知らないハリーとリリーが追い駆けます。最後にジェームズ、シリウス、ピーターの3人が急いで追い駆けました。
「おはよう。リリー」
マリアは言いました。
「おはよう、マリア」
リリーは言いました。
「昨日の騒ぎは一体何だったんだい?後で話があるから4人は一緒に来てくれるかな?」
普段のリーマスが出しているのと同じような漆黒のオーラを出してアーサーは4人に言いました。これには4人だって逆らえません。
「今日はせっかくの休日だし遊ばない?女子だけで」
いちごは言いました。
「残念だけど私は監督生の仕事があるから遊べないの」
リリーは言いました。
「私もよ。クリスマスが近いから合唱隊の練習がハードになってきたのよ。だから遊べないわ」
マリアは言いました。
「つまらないな〜。遊びたいのに誰も遊べないなんて面白くも無い」
いちごは言いました。
「ならいちご。一緒にホグズミードに行こうか?」
リーマスは言いました。
「本当に!じゃあハリーも一緒で良い?」
いちごは聞きました。
「構わないよ。それともハリーはジェームズと一緒にイタズラの練習でもしているかい?」
リーマスは聞きました。
「じゃあ今日は2人でホグズミード楽しんできて。僕はジェームズと2人でイタズラしてるから」
ハリーは言いました。
「じゃあお土産買ってくるわね」
朝食を食べ終わるといちごとリーマスは着替えて許可を貰いホグズミードに出掛けて行きました。
「そういえばリーマスとこうやって出掛けるのは初めてだね。大抵は邪魔が付いてくるんだけどさ」
いちごは言いました。
「そうだね。じゃあホグズミードに直ぐ行きたいから箒に乗って行こうか?もちろん僕の後ろにいちごは乗れば良いよ」
そして2人は学校に置いてある箒を1本借りてホグズミードを空から目指しました。
「じゃあいちごは行きたいお店とかある?あるなら三本の箒で待ち合わせにしよう。僕はどれだけ待たされても平気だから」
そして2人はそれぞれ分かれて買い物をする事になりました。いちごはアクセサリーショップに寄りました。いちごはリーマスとお揃いの何かが欲しかったのです。しばらくして出て来たいちごの手には綺麗にラッピングされた箱を持っていました。そして本屋に寄るといちごは2人で読みたい本を5冊買いました。さらにハニーデュークスに行ってお菓子の詰め合わせを2つ買いました。1つはリーマスにあげるのです。
「お〜い」
いちごが三本の箒に行くとリーマスが寒い中待っていました。
「ごめんね。すごい待たせちゃったよね。中に入ろう」
2人は中に入りました。
「あら。いつもの2人ね。じゃあ個室が空いているから其処でどうぞ。飲み物はいつもの紅茶を2つとパフェを1つで良いかしら?」
店員は聞きました。
「はい。じゃあ2階の景色がよく見える部屋に居ますから注文のものは届けてください」
いちごは言いました。
「行こう」
2人は見晴らしの良い個室に居ました。
「それにしても沢山買い物したね。いちごは本当に買い物が大好きなんだね」
リーマスは言いました。
「うん。リーマスにプレゼントも買ったのよ。喜んでくれると嬉しいんだけど・・・」
いちごは言いました。
「何だろう?」
リーマスは聞きました。
「まずは読みたがっていた本。それとハニーデュークスのチョコレート菓子の詰め合わせ。それから2人でお揃いのネックレス」
いちごは渡しました。
「ありがとう。いちごと出掛けるとプレゼントが増えるから凄く嬉しいんだ。いちごは僕とセンスが合うんだね」
リーマスは言いました。
「喜んでくれると凄く嬉しい。今日のネックレスのチャームは永遠を意味している不死鳥よ」
いちごは言いました。
「ありがとう。それじゃあ注文したものも届いたし食べようか」
2人は仲良く食べていました。一方でホグワーツでは残っている3人が空き教室でアーサーに問い詰められていました。
「じゃあシリウスとリーマスの喧嘩という訳なんだね?」
アーサーは聞きました。
「そうです」
ジェームズは言いました。
「それならジェームズとピーターは談話室に戻っていなさい。シリウスは残っているんだよ。まだ話はあるからね」
アーサーは言いました。
「今回の喧嘩は俺が先にリーマスに言ったんです。俺が直面している事実を・・・。そうしたらそれを聞いていたリーマスはマジ切れして俺をリーマスの喧嘩になったんです」
シリウスは白状しました。
「ちゃんと話してくれたのなら良いよ。だけどシリウスが言った事は早めに仲間に相談するべき事だったんだ。ましてリーマスは監督生という責任のある仕事に就いているから責任感が強いんだ。シリウスは知らないだろうけどリーマスは1人になると泣いているんだよ。自分のせいでって感じでさ」
アーサーは言いました。
「それは知らなかったです。いつもは俺たちがイタズラや悪さをすると後でちゃんとはっきりリーマスは言ってくれるんです。それで隠し事はしないという約束もしたので・・・」
シリウスは言いました。
「リーマスはきっとその約束を守らなかった君がイヤだったんじゃないのかな?校内でリーマスは監督生の模範とされているくらいだからね。規律は好きではないらしいけどシリウスやジェームズが守らないのなら主席の権限をリーマスに譲って罰則だって考えさせるよ」
アーサーは言いました。
「リーマスがホグズミードから帰ってきたら仲直りします。リーマスは入学した時からの大親友なんです」
シリウスは誓いました。


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