二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.281 )
日時: 2011/04/09 12:48
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「それが関係あるんだ。僕の家系は代々その仕事をしているんだ」
リーマスは言いました。
「それじゃあ先生も・・・」
真は聞きました。
「そうだね。かなり反対されたよ。マグルの世界の仕事をやるんだったら大臣になれってね」
リーマスは言いました。
「マグル?」
真は聞きました。
「魔法を使わない人たちの事だよ」
リーマスは言いました。
「そうなんですか・・・」
真は言いました。
「僕の両親や親戚は皆マグルを差別し続けていたからね。それが嫌で堪らなかったんだ」
リーマスは言いました。
「まさか・・・それで・・・」
真は言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.282 )
日時: 2011/04/09 12:58
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「うん。仕来りばかりの家にうんざりしてきてもしまた反対されたなら出て行こうって決めていたんだ」
リーマスは言いました。
「決めていた?」
真は聞きました。
「そうだね。今日こそ反対を押し切って夢を叶えるって思っていたらさ珍しく僕のお爺様が来ていたんだ」
リーマスは言いました。
「見守るために?」
真は聞きました。
「そうだったんだ。お爺様は僕の事を気に入っていてね。子供の夢を壊そうとする親が何処に居るって両親を説得してくれたんだ」
リーマスは言いました。
「それで・・・」
真は言いました。
「そうだね。ついに両親も親戚も折れて認めてくれたんだ。その代わりパティシエもやりつつ魔法省大臣もやるっていう条件付きでね」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.283 )
日時: 2011/04/09 13:06
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ちょっとそれって無茶じゃないですか?」
真は聞きました。
「最初の頃は思っていたよ。でもやり出したら両立するのが面白くなってきて頑張っているんだ。だけどハリーは俳優の道に進んでしまったしずっと大臣なのかもしれないね」
リーマスは言いました。
「先生も色々と苦労してきているんですね」
真は言いました。
「そうだね。さてと1つ聞きたいのだけど真君は最近になってから何か悩んでいることはないかな?」
リーマスは聞きました。
「・・・」
真は困りました。なんとリーマスの言っていることは当たっているのです。しかし仲間には秘密にしていますしどうすればいいのでしょう。
「どうかな?普段よりも言葉遣いが荒くなっているような気がしてね。もし僕に話せるようなことであれば話してみて。ちゃんと話は聞くからさ。ねっ、真君」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.284 )
日時: 2011/04/09 13:20
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「分かりました・・・。実は僕がスターフォレストで研修をしてテレビに出たことを両親が見ていたらしくてもう其処までやれば十分なのだから早く実家に戻ってきなさい、戻って来て医者の仕事に就きなさいっていう命令がこの前くらいに手紙で届いたんです。嫌なのでやらないっていう手紙を送ったらこれは命令なのだから従いなさい、帰って来ないのなら直接でも迎えに行きますって母親から電話が来てて・・・。それで迎えに来る期限は明後日までだと・・・。でも仲間とは離れたくないんです。けれど僕の家では母親が絶対的な発言権を持っているんで逆らえないんです」
真は言いました。
「そうか・・・。そうなると此処まで来てしまうんだね。なんとかしないと君が帰るはめになってしまうからね。それだけは仲間のためにも嫌なんだろう?そうだな・・・。こっちの世界で有名になってから樫野家にも行ったことはあるんだ。それなら何とかしてこの宮殿で暮らせるように僕が取り合ってみよう。そんな顔しなくても大丈夫だよ。きっと何とかなるさ」
リーマスは言いました。
「ありがとうございます・・・」
真の瞳には涙が浮かんでいました。リーマスはそれを見ると真を側に引き寄せました。
「あの・・・先生?」
真はリーマスに声をかけました。
「これはハリーに内緒だよ」
そう言うとリーマスは真に腕を伸ばしてそっと抱いてやりました。真は驚いていましたがしばらくすると落ち着いてきていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.285 )
日時: 2011/04/09 15:37
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「先生って優しい香りがしますね」
真は言いました。
「そうだね。真君は知らないかもしれないけれどこれでもハリーを育てたからね」
リーマスは言いました。
「あの・・・。さっきの話の件は何とかしてくれるんですか?」
真は聞きました。
「もちろんだよ。まぁ難しいかもしれないけれど大丈夫さ」
リーマスは何故か自信があるようです。
「じゃあ先生を信じます。そういえば、もうすぐ僕らの研修も終わりますよね?そうなったら学園に帰るんですか?」
真は聞きました。
「帰らないよ。もう学園の理事長には話を通してあるんだ。君たち4人とハリーは宮殿で生活させますってね」
リーマスは言いました。
「って事は僕らは永久的に此処に居られるんですか?」
真は聞きました。するとリーマスは頷きました。宮殿での生活に慣れて来ている4人は住めれば最高と話していたのです。


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