二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.881 )
- 日時: 2011/08/04 14:39
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「うん。お前は望まれて生まれてきた命じゃない。お前の誕生は決して望まれてなど居なかったって言ったんだ」
ハリーは言いました。
「そんなことを・・・。それを言われれば誰だって人間不信になるな。あとは何かあるのか?」
シリウスは聞きました。
「ヴォルデモートと対決した時に父さんと母さんのゴーストが現われて父さんがこれから暗黒の時代になるかもしれないけど側に居るから2人で残した子供・・・つまり僕といちごを守れって言ってた」
ハリーは言いました。
「ジェームズが現われて言ったんだね。そうか・・・。ありがとう、ハリー。シリウスはハリーと話していて。僕は急いでいちごと話してくるよ。そんな事を言われたのなら何とかしないと」
リーマスはいちごの部屋に行きました。
「ありがとな。話してくれて。ハリーは対決をしただけで他には何も無かったんだな?平気ならワームテールにやられた怪我を治そうか。部屋においで」
シリウスはハリーを部屋に連れて行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.882 )
- 日時: 2011/08/04 14:46
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「あぁ、ご主人様。お嬢様はお1人で部屋に篭もられております。誰も近付くなと申しておりました」
執事は言いました。
「そうかい。大丈夫だよ、何とかしてみせるから。そこで頼みがあるんだけどいいかな?」
リーマスは言いました。
「何なりとお申し付け下さい。私に出来ることでありましたら何でも致しましょう」
執事は言いました。
「じゃあ宮殿専属のパティシエを総動員してたくさんのスイーツを用意しておいて。大広間に置いておいてくれればいいよ」
リーマスは言いました。
「かしこまりました。それではスイーツを作るようにと厨房に行ってパティシエたちに申してきましょう」
執事は行きました。
「いちご、僕だよ。中に入ってもいいかい?いちごと話がしたいんだ。イヤでも話したいから開けて」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.883 )
- 日時: 2011/08/04 19:03
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「リーマスってそういう時に限って権力乱用するよね。とりあえず入ってよ。他の誰にも聞かせたくないんだから」
いちごはリーマスが入ると鍵を掛けました。
「何があったのかについてはハリーから話してもらったよ。ヴォルデモートに望まれて生まれてきた命じゃないと言われたんだって?」
リーマスは言いました。
「そうよ。知らなかったけどもしそうなら誰も信じたくないわ。だって私の家柄を狙っている可能性だってあるじゃない」
いちごは言いました。
「そんなことは無い。いちごは光の世界の王女なんだよ。そういう立場にいるいちごが落ち込んでどうするんだい?」
リーマスは言いました。
「その内リーマスだって思うわよ。私なんかどうでもよくなって・・・最後には別れがあるんだから」
いちごは言いました。
「そんなことする訳無いだろう。考えてごらんよ。僕は魔法省大臣でも国王という立場にあるんだよ。いちごは僕の大事な人なんだ」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.884 )
- 日時: 2011/08/04 19:13
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「リーマスにだってその内好きな人が現われるわ。そうしたら私なんか幼稚すぎて諦めるはずよ」
いちごは俯きながら言いました。
「もし仮にそんな事があったとしても僕はいちごが舞踏会で言ってくれた言葉を忘れないからいちごの側にいるよ」
リーマスは言いました。
「でも人を頼っていい時と悪い時があるんでしょう。それなら今は頼っちゃダメな時だと思うから」
いちごは言いました。
「だからそれを抱え込んでいるというんだよ。いちごはそれが多いよ。けれど今回は抱え込んだら人間不信になるよ」
リーマスはそう言うといちごを抱きすくめました。
「こうしてもらうと強くなれないわね。でも泣きたくないのは本当だし此処だと余計イヤだわ」
いちごは言いました。
「分かったよ。自分の部屋で泣くのはイヤなんだろう。だったら僕の部屋に行こう。泣けるはずだよ」
リーマスはいちごを連れて部屋に行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.885 )
- 日時: 2011/08/04 19:24
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「リーマスの部屋って暖かいよね。年中春みたいな感じだね。ごめん、なんか目が潤んじゃった・・・」
いちごは言いました。
「これで素直になれるんじゃないのかな?僕はいちごを手放したりしないし不安な気持ちにもさせないよ」
リーマスはいちごを見つめました。
「もう頼るのはこれくらいにしておきたいんだけど・・・今回だけなら許してくれるよね」
いちごの瞳からは涙が零れていました。
「そうだね。いちごは抱え込み過ぎているけれど人に頼ることもあまり知らないんだから」
リーマスはいちごを抱き締めました。
「・・・リーマス。1つだけお願いをしても良い?これからはずっと側に居させて・・・」
それだけ言うといちごは泣きじゃくりました。
「(側に居たい・・・。いちごの心の傷が癒えるまでは一緒に居てあげるのが良いのかな。しばらくいちごは休学にしよう)」
リーマスはそう思っていました。
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