二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.36 )
日時: 2011/02/13 18:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごが歌い終わると聞いていた4人のものではない拍手が聞こえて来ました。その音はだんだんと近付いてきています。
「綺麗な声が聞こえると思ったら君たちだったんだね」
なんとやってきたのはルーピン先生だったのです。
「ルーピン先生!」
4人はビックリしてしまいました。
「なかなか来ないから出て来たんだ。事務所まで案内するよ」
そして5人はルーピン先生を先頭に廊下を歩いていました。
「ルーピン先生。なんでAグループだけ呼んだんですか?」
いちごは疑問に思っている事を聞きました。
「事務所に着いたら説明するよ。これから放課後に君たちには特別授業を受けてもらうことになるかもしれないんだ」
歩いている間に事務所に着きました。
「さあ入って」
ルーピン先生はドアを開けて5人に先に入るようにと促しました。
「失礼しまーす」
5人は恐る恐る入って行きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.37 )
日時: 2011/02/13 18:59
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

中に入るとゆったりしたクラシック音楽が流れていました。そして部屋の中は暖炉があって暖かくルーピン先生らしい場所でした。
「紅茶はいかがかな?」
ルーピン先生は5人に聞きました。
「下さい」
そう言ったのはいちご。歌ったので余計に喉が渇いたのでしょう。
「ちょっと待っててね」
しばらくすると2種類のケーキと紅茶を持って来てくれました。
「今日はアップルフレーバーティーだよ。オレンジミルフィーユとアップルパイも好きなだけ食べて」
これにはいちごが大喜び。
「いただきまーす」
そう言うといちごは1人でスイーツを食べて行きました。
「ルーピン先生。話って何ですか?」
真は聞きました。
「ケーキグランプリって聞いたことがあるかい?」
その問いに答えたのは五月でした。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.38 )
日時: 2011/02/13 19:07
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「はい。9月から11月にかけて行われる聖マリー学園の恒例イベントですよね」
五月は言いました。
「でも高等部しか参加出来ないんじゃ・・・」
千乃介も言いました。
「今年から中等部の選ばれたチームが参加できる事になったんだ」
ルーピン先生は言いました。
「それで私たちに・・・」
いちごは言いました。
「そうなんだ」
ルーピン先生は言いました。
「何で放課後に特訓をするんですか?」
五月は疑問に思っている事を聞きました。
「君たちはまだ中等部の2年生だ。グランプリで練習したことのないスイーツが課題になられたら困るからね」
そうなのです。ルーピン先生はちゃんといちごたちのことを考えてくれていたのです。いちごは冷や汗を流しながら言いました。
「ということは私たちの苦手なところを知っているんですか?」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.39 )
日時: 2011/02/14 11:09
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごの質問にルーピン先生は微笑んで答えました。
「知ってるよ。飴屋先生とアンリ先生から聞いているからね」
この言葉にいちごは小さく後退りしました。
「じゃあ僕らの定期テストの点数も知っているんですか?」
真は聞きました。
「聞いているよ。いちごちゃんは0点から50点が最高点だってこともね。そうだよね?」
ルーピン先生はいちごに聞きました。
「そうです・・・」
いちごは怯えながら答えました。
「怒っている訳じゃないよ。これから特訓をして頑張ればいい話じゃないか。飴屋先生は褒めていたよ。転入当初に比べれば確実に実力がついてきているって。だから5人で頑張って行こう」
ルーピン先生の言葉にいちごは頷きました。
「いつから特訓を始めるんですか?」
五月は聞きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.40 )
日時: 2011/02/14 11:22
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そうだね・・・。予定では明日からだけど君たちがやりたいのなら今日からでも良いよ」
ルーピン先生は言いました。
「先生が良いのなら今日から特訓を始めて下さい」
真は言いました。
「じゃあ今日からにしようか。1回目だし君たちの弱点を無くせるように特訓していこうかな」
その言葉に反応したのはハリーでした。
「じゃあ今日は得意なスイーツを作ったらどう?」
ハリーの提案にルーピン先生は頷きました。
「ハリーはやっぱり私の息子だね。そうしよう。ハリー、パリで人気だったブルーベリーチーズケーキに挑戦してみるかい?」
ハリーは頷きました。
「でもレシピがないって父さん言ってたよね?」
ハリーの言葉にルーピン先生は微笑みながら言いました。
「心配いらないよ。ブルーベリーお願いしてもいいかい?」
するとスピリッツのブルーベリーが現れました。


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