二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200



Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.416 )
日時: 2011/05/03 17:22
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

その日のパーティーは招待客の居ないものでしたが専属オーケストラがクラシックを奏でてくれているのを聞きながら美味しいスイーツを食べていました。いちごとハリーはリーマスから許可が出たので魔法を使って大広間に桜の木を創り出しました。普段なら外で行うのですが今からは外にあまり出ない生活が続くので出られないのです。
「なんか寂しそうだね」
ハリーは言いました。
「そ、そんなことないよ!パーティーだもん。楽しまなきゃ」
いちごは言いました。
「そうだね。いちご、新作のスイーツが向こうのコーナーにあるけど持って来なくて良いのかい?」
リーマスは聞きました。
「じゃあスイーツをもらおうっと」
いちごはそう言うとそのコーナー目掛けて走って行きました。
「パパ。あれって・・・」
ハリーは言いました。
「うん。王女様ならやらないことだね」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.417 )
日時: 2011/05/03 17:33
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

ということでリーマスは次の日からいちごにマナーを教えていくことにしました。王女様ならある程度の教養だって必要です。リーマスは部屋にいちごを閉じ込めるとみっちりマナーを教えていきました。勉強までやらなくてはならないのでいちごにとっては厳しい期間となってしまうのでした。そしてある日。
「じゃあ今日は社交ダンスをやろう。オーディションでは無いから基礎からやるよ」
リーマスは言いました。
「どうして?」
いちごは聞きました。
「王女様が踊れないんじゃ笑われてしまうからね」
リーマスはそう言うと大広間のフロアにエスコートして行きました。それを見て宮殿専属オーケストラがクラシックを演奏し出しました。それを合図にリーマスは踊り始めました。いちごはリーマスにされるがままで踊っていました。ちなみに本人は気がついていませんがリーマスは難易度の高い技も取り入れているんです。ですから気がつかないうちに踊っているようなことになります。いちごは全然気がついていないみたいですけれどもね。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.418 )
日時: 2011/05/03 17:42
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「コツはつかめて来ているみたいだね。それより・・・パートナーと見つめ合ってタイミングを取るって言うのに恥ずかしいのかい?さっきからそれは気になっていたんだ」
リーマスは言いました。
「えっと・・・それは・・・その・・・」
いちごは困っていました。
「見つめ合うなんて普通はやらないよ。でも社交ダンスだけだから恥ずかしくてもやったほうがいいよ」
リーマスは言いました。
「そうだよね・・・」
いちごは意を決して顔を上げ、目線を合わせました。リーマスはいちごの瞳を見つめました。イギリスと日本のハーフであるいちごは青空のように澄んだ青色の瞳をしています。そして髪は誰もが羨ましがるような金髪をしています。一方でリーマスはフランスとイギリスのハーフなので瞳の色は若葉のように光り輝く緑色をしていて、ふわっとした髪は誰をも虜にしてしまうような鳶色をしています。まさかこの時に王子が5人になったとは誰も知りませんでした。いちごはリーマスに見惚れていますた。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.419 )
日時: 2011/05/03 18:08
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「リーマスって本当の王子様みたいね。エスコートの仕方も紳士的なんだもの」
いちごは言いました。
「くすっ。そうだ今夜は2人でハリーが居るドラマの収録現場に行かないかい?ハリーに会いたいだろう?」
リーマスは聞きました。
「うん!」
そして2人はハリーがドラマの収録をしている撮影現場に行きました。スイーツ王子は宮殿に残っていたのでこれからの作戦を話し合っていました。
「パパ!いちご!」
ハリーはやってきた2人に駆け寄りました。
「今は休憩中なの?」
いちごは聞きました。
「うん。此処で収録しているのは『ドリームパティシエストーリー』でCスタジオでは『伝説のドリームストーン 〜夢を叶える石〜」っていう冒険ファンタジー風のドラマをやっているんだ」
ハリーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.420 )
日時: 2011/05/04 10:19
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

それからハリーは2人と一緒に宮殿へ帰りました。するとハリーは表情が暗くなって庭園に行ってしまいました。いちごは不安になりました。
「そうか・・・今日は・・・」
リーマスは言いました。
「ハリーは何かあったの?」
いちごは聞きました。
「詳しいことは僕も話せないんだ。もし何があったのか知りたかったらハリーに聞いてご覧。きっと教えてくれるから」
リーマスはそう言うと執務室に行ってしまいました。
「いちごお嬢様。いかがなさいますか?」
瑠璃は聞きました。
「心配だもの。ハリーのところに行くわ。自分で戻れるから宮殿の中で待っていて」
いちごは瑠璃にそう言うとハリーが歩いて行った方向に行きました。ところでハリーにあった出来事というのは何なのでしょうか。いちごは早く聞きたくて仕方ありませんでした。しかしハリーの表情が暗いのですから明るい話ではありませんよね。だとすると一体何があったのでしょうか。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200



この掲示板は過去ログ化されています。