二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.576 )
- 日時: 2011/06/11 13:16
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
演奏が終わるといちごは挨拶をしてステージから降りました。すると1人のお客さんが近付いてきました。
「こんなところで王女にお会い出来るなんて光栄です。私の事を覚えておりますか?」
お客さんは言いました。
「その声はもしかして・・・ウィリアム?」
いちごは聞きました。
「覚えて頂けていたんですね。お久しぶりでございます」
ウィリアムは言いました。
「今はホグワーツに居るの。もし仕事が暇になったら遊びに来てね。私何時でも待ってるわ」
いちごはそう言うと4人を連れて喫茶店から出て行きました。
「さっきの人って誰?」
ハリーは聞きました。
「私の前の執事のウィリアムよ。家の事情で私の執事を引退してしまったんだけど今でも交流はあるの」
いちごは言いました。それから5人は仲良く話しながらホグワーツへと帰って行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.577 )
- 日時: 2011/06/11 13:23
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
けれどハリーは嫌な予感がしていました。いちごは許可証が無いのにも関わらずホグズミードに来てしまったのです。こんなことがリーマスに知れたら大事です。それでこそいちごはリーマスを怒らせることを何回もしているので今回こそは爆発しそうなのです。
「ねぇいちご」
ハリーは言いました。
「何?」
いちごは聞きました。
「帰ったら覚悟しておいた方が良いと思うよ」
ハリーは言いました。
「何で?」
いちごは聞きました。
「もし無断で外出した事が知れたらパパがどうなるか知らないよ」
ハリーは言いました。
「そ、そうね。気をつけるよ」
いちごは言いました。
「(僕は関係ないけどね)」
ハリーはそう思っていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.578 )
- 日時: 2011/06/11 14:56
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
5人はなんとかホグワーツにたどり着きました。しかし玄関ホールで待っていたのは完璧に怒ったリーマスの姿でした。
「いちご!」
あまりの怒鳴り声に5人は怯えました。いちごはハリーを盾にして大広間に入ろうとしましたがリーマスに腕を掴まれて何処かに連行されてしまいました。
「離して!」
いちごは必死に振り払おうとしますがなかなか振り解けません。
「静かにしてて」
リーマスの声は危険な雰囲気を漂わせるものでした。いちごはそれを感じた途端に大人しくなりました。2人がやってきたのはリーマスの事務所でした。
「あの・・・リーマス?」
いちごは恐る恐る聞きましたが何も言いませんでした。
「どうして無断でホグズミードに行ったんだい?」
リーマスは聞きました。
「そ、それは・・・」
いちごは悩みました。言い方によっては迷惑を掛ける人が出るのです。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.579 )
- 日時: 2011/06/11 16:10
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「行きたい気持ちは分かるけど無断で行くのはどうかと思うよ」
リーマスは言いました。
「うん・・・」
いちごは言いました。
「何で知っているか気になっているだろう?」
リーマスは聞きました。
「うん。すごく気になる」
いちごは言いました。
「ウィリアムが知らせてくれたんだ」
リーマスは言いました。
「そ・・・そうだったんだ」
いちごは言いました。
「とにかく無断では出掛けないんだよ」
リーマスはそう言うといちごを抱き締めました。
「リーマス・・・?」
いちごは言いました。
「君に謝らなければならないことがある」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.580 )
- 日時: 2011/06/11 16:47
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「何?」
いちごは聞きました。
「ホグズミードに行く許可証の事だよ。サインしていればこんなことをしなくてもよかったんだよね。ごめん」
リーマスは言いました。
「平気。きっと何か理由があるんでしょ。私に関しての」
いちごは言いました。
「簡単に言えばそういう事だね。でも行きたいのならサインしてあげても構わないよ」
リーマスは言いました。
「ううん。大丈夫よ。それよりもリーマスに怒られることを覚悟で外出するほうが楽しいもの」
いちごは言いました。
「今、何て言ったのかな?いちごちゃん」
リーマスの声が危険みを含んできました。
「あの・・・。その・・・・。えっと・・・。何でもないよ。それからハリーから預かっているものがあるの」
いちごは綺麗に包装された箱を渡しました。
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