二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.46 )
日時: 2011/02/14 15:07
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そろそろうち行かんと。明日から一旦実家に帰るんや。せやから一応伝えておこうと思うてな」
ルミは言いました。
「そっか。じゃあ待ってるよ。お土産楽しみにしてるね」
いちごは言いました。
「了解。ほな帰るわ。いちごちゃん、後で話があるから談話室に来てな」
そう言うとルミは居なくなってしまいました。ハリーはしばらくしてから自分の腕時計を見て驚きました。
「もうすぐ5時だよ!」
それを聞いて4人は大騒ぎ。
「走って行ったら間に合うか?」
真は聞きました。
「ギリギリセーフってところだと思うよ」
千乃介は言いました。
それを聞いていたハリーはある事を思いつきました。
「皆、僕の周りに集まって」

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.47 )
日時: 2011/02/14 15:16
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

4人はキョトンとしました。
「何で?」
いちごは言いました。
「集まって!早く!」
ハリーの声を聞いて4人はハリーの周りに集まりました。するとハリーは手を繋いで離さないようにとも言いました。しばらくすると5人は調理室に来ていました。
「あれ?さっきまで食堂に居たのに・・・」
いちごは状況が判断出来ていない様子でした。5人は慌ててパティシエ服を着て調理室に再び集まりました。
「ちょっと魔法を使ったんだ。移動呪文。時間が無かったから急ぐために使ったんだけどもし探知されてたら怖いな・・・」
ハリーの言葉を聞いて4人は確信しました。ハリーは自分たちを急いで連れていくために禁じられている方法で連れて来てくれたんだなと言う事です。5人が着いてからしばらくしてルーピン先生がやって来ました。何故か怒っているようにも見えます。
「じゃあ特訓を始めよう。今日は自分の得意なスイーツを作ってみて」
その言葉を合図に5人は作り始めました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.48 )
日時: 2011/02/14 15:25
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そしてそれぞれのスイーツが完成したので評価が始まりました。
「この緑は抹茶だね。これを作ったのは誰かな?」
ルーピン先生の声に反応したのは千乃介でした。
「僕です」
千乃介は言いました。
「千乃介君。この抹茶ロールケーキに使われている抹茶は何と言う種類のものなのかな?」
ルーピン先生は言いました。
「その抹茶は僕の祖父が宇治のお茶屋さんに特注したスペシャルブレンドなんです」
千乃介は言いました。
「なるほど。ということは君の家は何かお菓子屋さんを営んでいるのかな?」
ルーピン先生は言いました。
「はい。僕の実家は和菓子屋を営んでいます」
千乃介は言いました。
「今度行ってみたいな」
ルーピン先生は言いました。
「待っているので是非来て下さい。両親に話しておきます」
千乃介は言いました。
「ありがとう。楽しみにしているよ」
ルーピン先生は言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.49 )
日時: 2011/02/14 15:37
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「これはピンクと白の生地のマーブル模様が綺麗だね。このパウンドケーキを作ったのは誰かな?」
ルーピン先生の言葉に反応したのは五月でした。
「僕です」
五月は言いました。
「五月君。このパウンドケーキにはバラを使っているね?」
ルーピン先生は言いました。
「はい」
五月は言いました。
「プロのパティシエでもバラのスイーツは難しいと言うのに君は素晴らしい技術を持っているんだね。家族が楽しくお茶をしているイメージが浮かんで来るよ」
ルーピン先生は言いました。
「ありがとうございます!」
五月は言いました。
「自然のバラの香りがするね。何か特別なものを使っているのかい?」
ルーピン先生は言いました。
「はい。父の形見のローズウォーターをシロップと混ぜてその中にパウンドケーキを浸したんです」
五月は言いました。
「ということは君のお父さんは花房銀河さんかな?」
ルーピン先生は言いました。
「すみません、何で僕の父のことを知っているんですか?」
五月は言いました。
「私が聖マリー学園に居た時のクラスメートなんだ」
ルーピン先生は言いました。
「じゃあ今度時間がある時で良いので父について話してくれませんか?」
五月は言いました。
「もちろんさ!待っているから何時でも私の事務所に遊びにおいで。君のお父さんについて話してあげるよ」
ルーピン先生は言いました。
「ありがとうございます!」
五月は言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.50 )
日時: 2011/02/14 15:51
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「これはオペラだね。難易度がとても高いケーキを作るなんて・・・。これを作ったのは誰かな?」
ルーピン先生の言葉に反応したのはいちごでした。
「それを作ったのは樫野ですよ」
いちごは言いました。
「天野!言うなって言ったろ!」
樫野は言いました。
「真君。君はオペラのように難易度の高いケーキを作るのが得意なのかい?」
ルーピン先生は言いました。
「はい。そうです」
真は言いました。
「うん。コーヒーの苦さをチョコレートの甘さが包み込んでいて美味しく食べれるよ。君はガナッシュの中にレモンの砂糖漬けを入れているね。チョコレートケーキは単調になりがちなんだけどこれなら新しい味を見つけられるよ。コーティングのチョコレートはとてもツヤが出ていて良いね。君はテンパリングの天才なんだね。甘からず苦からず最高だよ」
ルーピン先生は言いました。
「ありがとうございます」
真は言いました。


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