二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.126 )
日時: 2011/03/05 10:56
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

リーマスに慰められてハリーはやっと落ち着きました。落ち着いたハリーはいつも5人で集まっている部屋に向かいました。
「ハリー!」
やって来たハリーに気がついて千乃介が声を掛けてくれました。いちごは何故かぐったりしています。
「ねぇいちごどうしたの?」
ハリーは聞きました。
「実はケーキグランプリのプリンセス修行でダンスは合格を貰ったんだけどテーブルマナーは失格って言われたんだって」
五月は言いました。
「なんとなく分かるかも。僕も未だにテーブルマナーについては上手く出来なくて注意されているからさ」
それを聞いていちごは顔を上げました。
「ハリーでも注意されるんだ。あまりに出来てなかったから明日からは場合によってはルーピン先生も加わって補習をやるんだって。それから楽器の演奏もって言われてピアノ・バイオリン・フルートを習っているんだ。しかもその先生がルーピン先生何だもん。知らなかったけど意外にスパルタなんだね」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.127 )
日時: 2011/03/05 11:06
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そうだよ。パパは楽器についても詳しいからね。専属のオーケストラにまで注意するくらいなんだからスパルタだよ。僕も幼い頃はピアノを教えてもらっていたな。でも結局は辞めたんだっけ」
ハリーは言いました。
「そういえばルーピン先生は日本の文化にも興味があるんだよね?」
五月は聞きました。
「うん。まだ忙しくて観光をした事が無いからね」
ハリーは言いました。
「それだからかな?何故か茶道・華道・日本舞踊・琴・三味線をやる事になったんだ。西洋のプリンセスになれたって日本の大和撫子になれなきゃ駄目って言うからさ」
いちごは言いました。
「もしかしたら僕が教える事になるのかもしれないね。仲間だからって優しくしないから覚悟はしておいてね」
五月は言いました。
「花房君が!?もしそうだったら詳しく教えてね。日本の作法なんて知らないんだもん」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.128 )
日時: 2011/03/05 11:14
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「了解。もし僕が先生になったらビシバシ鍛えてあげるよ。そうすれば大和撫子にもなれるんじゃないかな?」
五月は言いました。
「そういえば明日ってオーディションの日だよね?大丈夫なの?」
ハリーは言いました。
「あっ!忘れてた!でも何とかなるよね。明日の課題は歌なの。とりあえず歌えればいいと思うわ」
いちごは言いました。
「何となく不安なんだけど・・・」
ハリーは言いました。
「大丈夫!お母さんがオペラ歌手だもん。だからちゃんと歌えるよ。明日は客席から応援してね」
いちごは言いました。
「良いよ」
「もちろん」
「当たり前だろ」
「必ず2次選考に進めるように頑張るんだよ」
4人のスイーツ王子に励まされました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.129 )
日時: 2011/03/05 11:24
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

遂にオーディション当日になりました。
♪ほら昨日までの降り続いた雨も上がり。
 頬に夜明けの風を受けている。
 皆少しずつ大人に変わっていくけど。
 あの日語った夢はいつまでも色褪せる事は無い。
 歩いて行く道はきっと違うけれど。
 同じ空見上げているからこの地球の何処かで。
 まだ耳の奥にあの日の歌響いてる。
 共に流した涙どこまでも嘘の無い勇気だね。
 歩いて行く道はきっと違うけれど。
 同じ空見上げているはずこの地球の何処かで。
 歩いて行く道はきっと違うけれど。
 同じ空見上げているからこの地球の何処かで♪
いちごは歌い終わりました。客席で聞いていたスイーツ王子は感動していました。ホールに響き渡った歌声は観客を感動させました。そして結果が発表されました。
「4番、8番、12番、16番、20番は合格です」
いちごは20番ですから合格しました!

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.130 )
日時: 2011/03/05 11:32
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「おめでとう!」
スイーツ王子は大喜びでいちごを迎えました。
「ありがとう!すっごく嬉しい!」
いちごは言いました。
「パパに報告しておいたよ。すごく喜んでた。だから今日の夕食は豪華にしてくれるって」
ハリーは言いました。
「やったー!」
いちごは言いました。
「2回戦も歌なの?」
千乃介は聞きました。
「ううん。ファッション対決だってさ」
いちごは言いました。
「それにしてもたくさんの芸能事務所の社長が居たね」
ハリーは言いました。
「うん。だからスカウトされちゃった」
いちごは言いました。
「何社くらい?」
ハリーは聞きました。
「たぶん150社だったと思うよ」
いちごは言いました。


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