二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.166 )
- 日時: 2011/03/17 15:05
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そんなある日。いちごは授業に集中出来ずにいました。リーマスは心配になっていきました。何か隠しているんじゃないのか・・・。そういう不安が頭の中をよぎったのです。それはジェームズとシリウスも同じでした。そこで3人はいちごを共同寮の談話室に5時に来てほしいと伝言しました。
「どうしたの?」
いちごは約束の時間きっかりにやってきました。
「あのさ・・・。話があるんだ」
ジェームズは言いました。
「?」
「何か俺らに隠していることはないか?」
シリウスは聞きました。
「無いよ」
いちごは言いました。
「それは嘘だね。いちごは最近なんか授業に集中してないじゃないか」
リーマスは言いました。
「そっか・・・。そろそろ私の秘密を話した方が良いのかな?本当はね私はこの世界の人間じゃないの。未来から来ているの」
いちごは言いました。
「じゃあ僕らの未来を知っているという事なんだね?」
ジェームズは言いました。
「うん。ジェームズはいつかリリーと付き合うわ。そして結婚するの。間に子供も出来るわ。ハリーという名のね。シリウスはハリーの名付け親になるわ。リーマスはハリーがホグワーツ3年生の時に先生として戻ってくるの。けれどバッドエンドが付き物でしょう?でも言わないでおくわ」
そう言うといちごの体が光に包まれました。未来へ帰る時間です。そしていちごは光に包まれて未来へと帰って行きました。
「今までありがとう。未来でまた会いましょうね」
という言葉を残して・・・。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.167 )
- 日時: 2011/03/17 15:28
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そしていちごは戻ってきました。気がつくとベッドに寝ていたので一番綺麗なドレスを着てスイーツ王子の居る談話室に向かいました。
「皆!心配掛けてごめんね」
いちごは中に入るなりそう言いました。そして近くに居た千乃介に抱きつきました。
「天野!」
「いちごちゃん!」
真と五月もびっくりです。けれど千乃介はいちごを優しく抱きしめていました。そして4人はリーマスの部屋へ行きました。
「いちごちゃん!!」
リーマスは凄く驚いていました。そこでいちごは1曲歌を歌う事にしました。
♪一人で悩む事など無いんだよ。
だって君は一人じゃない。
一人で涙する事無いんだよ。
泣いているのは君だけじゃ無いのだから。
勇気を出して振り返ってごらん。
そこにはきっと君の仲間が居る。
恥ずかしい事なんかじゃない一人で。
生きられるほど人は強くはない。
あの時ずっと側に居てくれたね。
それが君の永遠の友達。
あの時最後まで待ってくれた人。
それが君の永遠の仲間さ。
淋しい時は思い出してごらん。
会いたい人が居たら会いに行こう。
恥ずかしい事なんかじゃない誰もが。
友を探して一人あがいている。
あの時そっと頷いてくれたね。
それが君の永遠の友達。
あの時肩に手を置いてくれた人。
それが君の永遠の仲間さ♪
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.168 )
- 日時: 2011/03/18 13:17
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
こうしていちごは豪邸に帰って来ました。ちょうど今の時期は暖かくてスイーツを作るには最高です。そこで6人は調理室にやってきていました。
「それじゃあ今日は春を感じられる和スイーツを作ろう。もちろん洋スイーツと合わせても良いよ。それじゃあ開始!」
リーマスの言葉を合図にいちごたちはスイーツを作り始めました。春を感じられるという事は梅の花とか桜の花とかをモチーフにしたほうが良いのでしょうか?それに課題は和スイーツです。千乃介の得意分野ではありますがハリーは第一知っているのでしょうか?
「作業止め!」
さていちごたちは何を作ったのでしょうか?作ったものをリーマスは見て回っています。最初は真の作品です。
「これは桜だね?土台のケーキは何かな?」
リーマスは聞きました。
「ザッハトルテです。抹茶味の生地なんです」
真は言いました。
「緑とピンク・・・。まさに春って感じだね」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.169 )
- 日時: 2011/03/18 13:33
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
お次は五月の作品。
「これは梅の花かな?とても綺麗だね。土台は緑が鮮やかだね。その上に飴細工の梅の木。まさに春という感じだね」
リーマスは言いました。
「土台のケーキを切るとサプライズがあるんです。ちょっと切ってみてください」
五月は言いました。リーマスが半信半疑でケーキを切ると・・・。
「中から桜の香りがするね。これは桜餡かな?鮮やかでサプライズもあってこれは楽しいケーキだね」
リーマスは言いました。
「このケーキのタイトルはサプライズの梅園って言うんです。和スイーツって普段作っているものと違うんで少し戸惑ったんですけどやってみると結構綺麗に仕上がるんですね」
五月は言いました。
「そうだね。ところで十八番のローズは使っていないのかい?珍しいよね?バラは春に咲くから良いんだよ」
リーマスは言いました。
「それなら・・・。これでどうでしょう?」
五月は即行でバラの飴細工を作りケーキの上に飾りました。
「ちょっと賑やかな方が君らしくていいよ」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.170 )
- 日時: 2011/03/18 13:44
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
お次は千乃介の作品。和スイーツのスイーツ王子なだけあって実家の和菓子店で売り出している和菓子を作ったようです。
「これは・・・菜の花かな?黄色と緑が綺麗だね」
リーマスは言いました。
「はい。これは僕の実家で売り出している商品を自分流にアレンジして作ったものなんです。食べてみてください」
千乃介は言いました。リーマスは早速一口食べてみる事にしました。
「これはとても甘く仕上がっているね」
リーマスは言いました。
「えぇ。先生が甘党だと思ったので少し上白糖の量を増やしてみたんです。いかがですか?」
千乃介は言いました。
「よく分かったね。私は学生の頃から甘党なんだ。甘いものには目が無くてね。それにしてもよく分かったね」
リーマスは言いました。
「勘ですけどね」
千乃介は言いました。
「食べる相手の好みを考えてスイーツを作ることもパティシエを目指すには大切な事だよ」
リーマスは言いました。
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