二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.671 )
日時: 2011/07/03 19:17
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「リーマスから聞いたのさ。リーマスはいちごに聞いたみたいだぞ」
シリウスは言いました。
「そんな・・・。それじゃあいちごはパパに全てを話したって事!?でもシリウスには僕の気持ちなんて分からないよね」
ハリーは言いました。
「やっぱりリーマスの言っていた事は本当だな。ハリーといちごは隠し事では天才の域だからっていうのは・・・」
シリウスは言いました。
「だから僕の考えている事なんかシリウスは分からないでしょ!僕には頼れる人なんか居ないんだ!・・・うわっ」
気がつくとハリーはシリウスに抱き締められていました。
「辛い事があったのなら素直に何があったのか話せばよかったんだぞ。ハリーは隠すことが得意らしいけどな。それにリーマスから聞いたけど誰かに抱き締められるのは嫌なんだって?」
シリウスは聞きました。
「そうだよ。誰かに抱き締められたら泣きたくなるから。泣くのは男の子じゃないからさ」
ハリーは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.672 )
日時: 2011/07/03 19:27
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「少しは素直になっても良いんじゃないのか?ハリー」
シリウスはハリーを抱きすくめました。
「・・・シリウス」
ハリーは言いました。
「泣いて良いぞ。辛い事を今まで抱え込んで来たんだ。少しくらいは誰かに甘えるのも良い事だって教えてやるよ」
シリウスはハリーの頭を撫でていきました。
「ふぅ・・・」
ハリーはシリウスの胸に顔を埋めて泣きじゃくり始めました。シリウスは泣き出したハリーを抱き締めながら椅子に座りました。
「(これでハリーも素直になる事を分かっただろ。だけど2人が知った事は俺だって知っている事実。しかもピーターが関係しているとなればいちごが危ない。フォーマルハウトは学校から姿を消したらしいし2人を守らないとな・・・。だけどハリーといちごにとっては厳しい現実なんだろうな。ピーターとは会っているんだし余計だろうな)」
シリウスは思いました。ハリーは泣けるだけ泣きました。シリウスには弱いところを見せてしまいましたがハリーにはもう1人頼れる人が居るのです。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.673 )
日時: 2011/07/04 16:17
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

次の日。ハリーといちごは中庭に居ました。
「・・・それじゃあ忍びの地図にピーターの名前が出ていたのね。なら何処かに居るんだし追い駆けましょ」
いちごは言いました。
「だけど僕たち2人だと変な呪いを掛けられたら一瞬にして負けてしまうよ。せめて誰か誘おうよ」
ハリーは言いました。
「2人で何処かに行くのなら僕も付いて行って良い?ちょうどパパは居ないからさ」
ロンは言いました。
「それじゃあ行きましょう!いざ暴れ柳の側へ!大人になんかばれない子供だけのアイランド!」
3人は歩いて向かって行きました。
「(どうやら今日ピーターさんが現われるようですね。それではいちご姫に思い出させるチャンスかもしれません)」
3人の後をフォーマルハウトは追い駆けて行きました。
「(さてと動きますか)」
3人の大人たちも動き出しました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.674 )
日時: 2011/07/04 16:26
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「とりあえず暴れ柳までは来たんだけど・・・。何処から反応があったの?」
いちごは聞きました。
「えっと・・・。そこの穴からだよ。噂だとそこからホグズミードの何処かに繋がっているらしいんだ」
ハリーは言いました。
「入ってみる?もしかしたら何か分かる事があるかもしれないよ。それにきっと大人たちも気付いて来るよ」
ロンは言いました。
「うん。ロンの言うとおりだよ。じゃあ僕とロンが先に入るからいちごは後から来て」
ハリーはそう言うとロンと2人で中に入って行きました。
「それじゃあ私も入りますか。何かあったらリーマスが怒るだろうけどやっぱりどこまで許されるか試したいもの!」
いちごは中に入りました。
「どうやら此処に入ったみたいですね。それでは入りましょうか。まぁ魔法省の役人には要注意ですけど」
フォーマルハウトも中に入って行きました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.675 )
日時: 2011/07/04 16:35
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

中に入ったいちご達はドアの開いている部屋に入りました。フォーマルハウトはしばらく潜もうということで隠れていました。
「だけど此処にピーターが現われるのかな?もし本当なら僕は父さんと母さんの敵を討ちたい」
ハリーは言いました。
「それは私もよ。ピーターに会ったら思いっきり今までの借りと両親の敵を討ちたいわ」
いちごは言いました。
「それは恐ろしい事を言っているね。ハリーといちごの気持ちは分かるけど無断で来るのはどうなのかな?」
何処からか聞き慣れた声が聞こえてきました。
「もしかしてパパ?だけど此処に居る事なんて分かる訳が無いんだし来る訳無いよね」
ハリーは言いました。
「そうそう。私たちには目的があるんだから何も分かっていない大人には来て欲しく無いわね」
いちごがそう言った瞬間。開いていたドアからリーマス、シリウス、アーサーの3人がやって来ました。


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