二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.916 )
- 日時: 2011/08/10 11:41
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
リーマスはいちごを部屋に運んでソファーに寝かせました。いちごは透き通るような肌の色をしています。普段なら元気なのにとリーマスは仕事をしながら不思議に思っていました。
「・・・ん・・・此処は・・・」
いちごが気付きました。リーマスはいちごの大好きなジュースを持って側まで行きました。
「いちご、大丈夫かい?とりあえずこれ飲んで」
リーマスはジュースの入ったコップを渡しました。いちごは全部飲んでから俯いて言いました。
「私は本当の親に会えないのにハリーはどうして会えるの?それにあの話は信じないしリーマスのことだって大嫌いだから」
いちごはそう言って部屋から飛び出しました。リーマスはいちごが心の奥では泣きたくて仕方ないことを分かっていました。しかし今は怒りによって感情を抑え込んでいるのです。
「(まだ具合悪いというのに出て行くんだから・・・。やっぱりいちごには夏休み前の出来事が強すぎて無理なのかな。とりあえずいちごを中に入れないと)」
リーマスは外に走り出しました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.917 )
- 日時: 2011/08/10 11:48
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「何で誰も私の気持ちを分かってくれないの・・・。あんな事を聞いて落ち着いてなんていられないのに・・・」
いちごは呟きました。
「良かった。此処に居てくれて。予想は間違っていなかったね。一緒に中へ行こう」
リーマスは言いました。
「ヤダ。だってどんなに話しても説明しても誰も分かってくれないんだもん。だったら入りたくない」
いちごは言いました。
「ワガママもいい加減にしなさい。さっき倒れたばかりなのに外に出るのはダメだよ」
リーマスはいちごを抱き締めました。
「それに僕には守らないといけないっていう使命があるんだから。もしいちごがイヤなら出て行っても構わないよ」
リーマスは言いました。
「それはダメ!この家は私の大事な場所なの!そんなところを離れたらイヤだもん」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.918 )
- 日時: 2011/08/10 16:21
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「だったら中に入って落ち着こう。それに嬉しい事があるんだから早く治さないと」
2人はリーマスの部屋に戻りました。
「嬉しい事って何なの?もしかして宮殿で何かイベントでもやるの?教えて!」
いちごは言いました。
「もう少ししたら魔法界を離れて元の世界に帰るんだ。スイーツ王子に会いたいだろうと思ってね」
リーマスは言いました。
「それって最高だよ!じゃあ大人しくして治すね。スイーツ王子に会うのなら心配させられないから」
いちごは言いました。
「とりあえずは何か食べた方がいいんじゃないのかな?最近何も食べてないと聞いたよ」
リーマスは言いました。
「うん・・・。だけどリーマスが作ったスイーツなら食べる気出るんだけどな・・・」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.919 )
- 日時: 2011/08/10 16:27
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「そう言うだろうと思ってスイーツフォレストで出しているスイーツは全て作っておいたよ」
リーマスは言いました。
「わーい!じゃあ食べなくちゃ。ところでその大量のスイーツは何処にあるの?」
いちごは聞きました。
「大広間だよ。厨房に居るパティシエとパティシエールを総動員して作ってもらったんだ。お代わりも自由だよ」
リーマスは言いました。
「じゃあ大広間に行きましょう。戻る前に体力をつけておかないと心配させちゃうもの」
2人は大広間に行きました。
「ご主人様にお嬢様。本日はスイーツをご用意しておりますのでお好きなだけお食べください」
執事は言いました。
「ありがとう。それじゃあリーマスも一緒に食べましょう。私だけだと片付かないわ」
そして2人で食べて行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.920 )
- 日時: 2011/08/10 16:35
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そして次の日。執事とメイドたちにはハリーたちが戻ってきたら伝えるように言ってスイーツ王子の待っている宮殿に帰りました。
「確か今日ってリーマスからの手紙ではいちごちゃんと一緒に戻って来る日だよね」
五月は言いました。
「そうだな。しばらく会ってないから天野もかなり変わっているだろうな。早く戻ってくるのが楽しみだぜ」
真は言いました。
「リーマスはいちごを連れて来るんだからハリーは向こうの学校に残留しているんだろうね」
千乃介は言いました。
「皆様。ご主人様とお嬢様がお帰りになられました。間もなくこちらにやってくるでしょう」
メイドは言いました。
「楽しみだなぁ。あの3人の事だからもしかして会わないうちにイケメン度が上がっていたりして・・・。ねぇ、リーマス。本当に久しぶりだから楽しみだね」
2人は3人の居る大広間に行きました。
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