二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.766 )
日時: 2011/07/19 19:17
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ほとんどが抱え込んでいれば苦しくなる事ばかりだよ。いちご。少し前に来てごらん」
リーマスは言いました。
「う、うん」
いちごは少しだけ前に出ました。
「いちごは最近になってから素直じゃないなと思ったらあれだけの隠し事をしているんだから素直になれないよね」
リーマスは言いました。
「(本当にお見通しなんだ・・・。リーマスは私の相談相手だけどあの鳶色の瞳に見つめられたらお終いだ・・・)」
いちごは思いました。
「ねぇいちご。かなり前に隠し事はしないっていう約束をしたよね?なんで忘れているのかな」
リーマスは聞きました。
「そ、それは心配かけさせたくないから・・・」
いちごは言いました。
「それで隠し続けているんだね?」
リーマスの声はだんだん低くなっていきました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.767 )
日時: 2011/07/19 19:26
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「い、良いでしょ。だって私の事なんだからどんなに辛い事だって我慢すれば何とかなるんだから」
いちごは言いました。
「何とかなるってどう考えればそうなるの?いちごは抱え込み過ぎだって僕ずっと言ってきたよね?」
リーマスは低い声で聞きました。
「そ、そうだけど・・・。でも私は自分で少しでも出来る事を増やしたいから我慢しているだけよ」
いちごは言いました。
「いちご。今までは大目に見てきたけれど今日という今日はもう絶対に許さないよ。約束を破ったんだから」
リーマスは今まで出した事の無いくらい低い声になると目の前に居るいちごを強い力で抱きすくめました。
「な、何で?それにリーマスは怒っているの?だから私にこんなことをするの?」
いちごは聞きました。
「怒っていないと言えば嘘だけど正直言って呆れているんだ」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.768 )
日時: 2011/07/20 08:07
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「あ、呆れてる?」
いちごは言いました。
「隠し事を探ったら体調だって崩していたじゃないか。しかも3つ病気を抱えてそれで平気な顔してるんだ。呆れるよ」
リーマスは言いました。
「3つの病気?」
いちごは聞きました。
「うん。まず寝不足。次に風邪。かなり拗らしてる。最後は栄養失調。最近になってから何も食べてないね」
リーマスは言いました。
「だって食欲出ないんだもん。食べようとはしてるけど食べたくないから食べないだけ」
いちごは言いました。
「とりあえず此処で生活するからには僕が毎日の食事も作るから食べて元気になるんだよ」
リーマスは言いました。
「どうしようかな?まだ食べたくないんだよね」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.769 )
日時: 2011/07/20 08:15
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「それから寝不足と風邪を治すには寝るのが一番だよ。いちごは我侭が多いけど今日はワガママ言ったら怒るからね」
リーマスは言いました。
「イヤだ!私は具合悪くなんか無いの!大丈夫なんだから寝ている必要も無いもん」
いちごは言いました。
「ワガママは許さないって言ったよね?さすがの僕でも今日は大目に見ないよ」
そう言うとリーマスはいちごを抱きすくめたまま自分の寝室に連れて行きました。いちごは必死に逃れようと暴れていますが離してくれないのでした。
「大丈夫だから寝ている必要なんて無いよ!だから此処じゃないところに行ってよ」
いちごは言いました。
「これ以上ワガママを言ったら今すぐにでもいちごをベッドに縛り付けるよ」
リーマスは言いました。それを聞いたいちごは怖くなったので大人しくなりました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.770 )
日時: 2011/07/20 11:44
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ほら。少しでも良いからこれを飲みなさい。いちごが大好きなジュースだよ」
リーマスはコップを渡しました。
「飲まなきゃダメ?」
いちごは聞きました。
「飲まなくても構わないけれど体力は低下していくばかりだよ。それに風邪引いているんだから」
リーマスは言いました。
「じゃあ飲む」
いちごはジュースを飲みました。
「これで少しは楽になるよ。顔が真っ赤だね。やっぱり風邪引いていたんじゃないか」
リーマスは言いました。
「大丈夫だから。これ以上私が何かしちゃって心配させる訳にもいかないしさ。リーマスもイヤでしょ」
いちごは言いました。
「無理しないで。いちごは僕の大切な子なんだよ」
リーマスは言いました。


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