二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.511 )
- 日時: 2011/05/27 19:45
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
次の日。いちご達はリーマスから呼び出されてリーマスの事務所に居ました。ハリーが仲直りする場所を作ってくれたのです。
「ハリー・・・」
いちごは言いました。
「えっと・・・皆ごめん!」
ハリーは頭を下げました。
「どうしたの?」
ハーマイオニーは言いました。
「僕、皆を避けてた。それに冷たくしちゃったから・・・」
ハリーは言いました。
「ハリー。顔を上げて」
ロンは言いました。
「私たちはハリーを責めたりなんてしないわ」
いちごは言いました。
「もう仲間なんだから」
その言葉にハリーは嬉しくなりました。
「(良かったね。ハリー)」
リーマスはそう思っていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.512 )
- 日時: 2011/05/27 19:53
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
その日から4人で再び校内を歩くようになりました。今は図書室に居るんですよ。
「そういえば秘密の部屋について何か分かった?」
ハリーは聞きました。
「分からないの。唯一分かったのは50年前に開かれたってことだけ」
いちごは言いました。
「それからその怪物について調べたんだけど良い資料が無くて・・・」
ロンは言いました。
「とりあえず探しては居るんだけど・・・」
ハーマイオニーは言いました。
「良いよ。じゃあ僕とロンは先生方に聞いてくるよ。いちごとハーマイオニーは此処で資料を探してて」
ハリーはそう言うとロンを連れて図書室から出て行きました。いちごはハーマイオニーとクスクス笑いながら資料を探していました。
「良いのがないわね」
ハーマイオニーは言いました。
「それなら私の自室に行きましょう。あるかもしれないし」
そして2人も図書室を出ました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.513 )
- 日時: 2011/05/27 20:00
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
いちごの部屋へ向かっている廊下で事件は起こってしまいました。
「ところでどうして鏡を持っているの?」
いちごは聞きました。
「誰かが目を見ると危険だって言ってたの」
ハーマイオニーは言いました。
「鏡なら直接見ることにはならないものね」
いちごは言いました。
(見つけたぞ夢の姫・・・)
何処からか声が聞こえました。
「今の声って誰の?ハーマイオニー・・・ってどうしたの!?」
いちごは慌てました。ハーマイオニーは石のように固まって動かないのです。いちごは俯いたまま振り向きました。
「この鱗・・・もしかして・・・」
それを見た途端にいちごも倒れてしまいました。気を失ってしまったのです。
「大変だ!誰か来て下さい!」
いちごは最後に男子生徒の声を聞いて意識を失ってしまいました。そして2人は医務室に運ばれます。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.514 )
- 日時: 2011/05/27 20:06
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
医務室に運ばれるといちごは個室で隔離されました。そしてこの知らせは一瞬にして学校中に広まりました。ハリーとロンはマクゴナガル先生に知らされて急いで医務室にやってきました。
「ハーマイオニー・・・」
2人は石のように固まって動かないハーマイオニーを見た途端に言葉を失ってしまいました。
「辛いですが・・・」
校医の先生も悲しそうです。
「あのいちごは何処なんですか?」
ハリーは聞きました。
「そうだ。いちごに会わせて下さい。此処に居るのでしょう?」
ロンは言いました。
「いいえ。彼女に会うことは駄目です」
校医の先生は言いました。
「何で・・・」
ハリーは聞きました。
「私からは言えません。さあ寮に戻りなさい」
2人は渋々グリフィンドール寮に戻って行きました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.515 )
- 日時: 2011/05/27 20:14
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
しばらくして騒ぎを聞きつけたリーマスが医務室にやってきました。中に入ると校医の先生は駆け寄りました。
「良かった。リーマスが来てくれて」
校医の先生は言いました。
「ところでいちごは何処なんですか?」
リーマスは聞きました。
「此処の個室に居ます。私は校長に呼ばれているので行かなければなりません。彼女の世話を頼みますよ」
そう言うと医務室にはリーマスだけが取り残されました。リーマスは指示された個室に入りました。すると荒い息をしながら寝ているいちごの姿がありました。
「いちご・・・」
リーマスはいちごの手を握りました。その手の冷たいことと言ったら氷水に漬けていたような冷たさです。しかも体までもが冷たいのです。それに驚いたリーマスは少しでも暖まればといちごを抱き締めました。
「・・・ん・・・」
いちごが声を出しました。気がついたようです。
「いちご・・・。僕が分かるかい?」
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