二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター
日時: 2011/02/12 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.261 )
日時: 2011/04/06 16:45
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごはこっそり宮殿から出て行きました。そして向かったのは黒いワンコが暮らしている森。通称フルーツの森。いちごはハリーから話を聞いていたのでやってきたのです。さらに黒いワンコの正体だって知っています。いちごは湖の近くの切り株に座りました。すると近くの草むらから黒いワンコが現われたのです。ワンコはこっちにおいでと言わんばかりにシッポを振っていちごを案内していきます。着いたのは一軒の小屋の前。気がつくとワンコは人に変わっていました。シリウスです。
「えへへ。会いにきちゃった」
いちごは言いました。
「全く・・・。中に入れ。話を聞いてやる」
シリウスはそう言うといちごが持っていたトランクを運んでいちごにはエスコートまでして中に入れてくれました。シリウスはいつも1人で森の中の小屋で過ごしています。いちごはそれをハリーから聞いて遊びに来ているのです。しかも泊まりでね。
「・・・なるほどな」
シリウスは話を聞くと頷きました。
「だから少しの間で良いの。此処に居させてもらえない?」
いちごは聞きました。
「分かった。その代わり食事を作るっていう条件を飲んだらな」
シリウスは言いました。
「良いよ」
こうして2人の森の小屋での生活が始まりました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.262 )
日時: 2011/04/06 17:43
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「おはよ!シリウス」
いちごは起きてきたシリウスに挨拶をしました。
「・・・はよ。なんか美味そうな匂いがするな」
シリウスは言いました。
「うん。朝早くに起きてサンドウィッチ作ってみたんだ。食べてみて」
いちごがそう言うとシリウスは早速食べてみました。
「美味い!やっぱりいちごは料理得意だな」
シリウスは言いました。
「そんなことないよ・・・」
いちごもそう言うと席に着いて食べました。どうやらあまりの美味しさに感動しているようですね。
「いちご。1つ聞いても良いか?」
シリウスは聞きました。
「良いよ。何?」
いちごは言いました。
「このサンドウィッチに使っているパンは何処のだ?」
シリウスは聞きました。
「えっと・・・。宮殿のキッチンに忍び込んで焼きたての暖かいパンをもらってきたの」
いちごは言いました。
「なるほどな」
その日いちごはシリウスと共に町へ出掛けて悪戯グッズをリーマスが居る宮殿に送ってきました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.263 )
日時: 2011/04/06 17:54
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

この日はシリウスと近くの湖まで出掛けました。ピクニックをするためです。2人は景色の最高なところにテントを建てると中に入って話をし出しました。話題は色々でしたが今は学生時代のことを話しています。
「・・・でリリーが怒ったんだ」
シリウスは言いました。
「くすす。そうだったね。そういえば私がリーマスと喧嘩をしている間は2人で何を考えてたの?」
いちごは聞きました。
「なんとかして仲直りさせる作戦を考えていたんだ。やっぱり親友には仲良くしていてほしいからな。あぁ、このことは秘密だぞ」
シリウスは言いました。
「うん。そういえばシリウスは私が自室から出なくなって心配させた事を覚えてる?」
いちごは聞きました。
「あぁ、もちろんだ。あの時は驚いたよ。元気がとりえなのになんで部屋から出てこないんだってな。リリーはリーマスに詰め寄っていたよ。彼氏なのに心配してないのってな」
シリウスは言いました。
「そうだったんだ・・・。そうだ!久しぶりに魔法の勉強をしたいから教えてくれる?」
それからは2人で魔法を勉強していきましたとさ。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.264 )
日時: 2011/04/06 18:02
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

いちごはシリウスから様々な事を学びました。いちごはある日の深夜にシリウスと屋根の上に居ました。天体観測をするためです。
「こんな夜空も学生時代は6人で見ていたよね」
いちごは言いました。
「あぁ。流れ星が見えれば皆で祈ったもんだ。これからの幸せといつか再会出来ますようにってな」
シリウスも言いました。
「立ち位置は私の隣がリーマスでリリーはジェームズの隣に居て2人は私たちの後ろに居たのよね」
いちごは言いました。
「そうだったな。そういえばリーマスは学生時代のことを思い出しているのか?」
シリウスは聞きました。
「うん。ずっと前に部屋に呼ばれたの。そしたら6人で卒業のときに撮った写真を見せてくれたから忘れてなかったんだよ。私としては2人で映っている写真を見せてくれればよかったのにって思うわ」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.265 )
日時: 2011/04/07 13:18
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「まぁリーマスらしいな。いちごの事を覚えているんだからリーマスはよっぽどいちごが好きだったんだな」
シリウスは言いました。
「ちょっと!そんなこと言わないでよ」
いちごは真っ赤になりながら言いました。
「顔が真っ赤だぞ。さては俺と居てもリーマスの事を考えてるんだな」
シリウスは言いました。
「もう!シリウスは学生時代と全く変わってないじゃない。そんなだとリーマスに叱られちゃうわよ」
いちごは言いました。
「・・・。まぁリーマスに叱られるのには慣れたからな。いちごだって宮殿に戻ったら完全に叱られるんじゃねーのか?」
シリウスは聞きました。
「う〜ん・・・。もしかしたらそうなるかもしれないね。そうなったらシリウスのせいにするわ。リーマスはシリウスよりも確実に大人だもの。絶対にシリウスが謝ることになるわよ」
いちごは言いました。


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